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水着リベンジ
藤咲「とーうーまっ!」
透真「……なんだよ」
榊「本当元気だなぁ」
藤咲「プール行こうぜ、プール!」
榊「この間海で断られただろ」
透真「行かない」
榊「ほら」
藤咲「ふっふっふっ。俺はちゃんと策を練ってきた」
透真「行かない」
榊「晴海さん絡んでたら無理だって……」
藤咲「話くらい聞けって! ちゃんと晴海さん説得する策、考えてきたから!」
透真「……音凪を説得?」
榊「興味持っちゃった」
藤咲「そうそう。学校の水着が恥ずかしいって言ってたじゃん? だからさ……」
透真「……!」
藤咲「……これなら、晴海さんも行くってなるんじゃね?」
透真は藤咲を見て、小さく頷いた。
榊(やっぱり透真、本当は晴海さんの水着見たいんだな……)
***
後日。
晴れた青空の下、
プールサイドに立ち並ぶ、四つの影があった。
藤咲「この勝負、俺が勝つ」
音凪「藤咲くん。私、泳ぎは得意だよ」
学校指定の水着に、水泳帽とゴーグルを付けた音凪と藤咲が、競泳用プールの前で仁王立ちしていた。
透真「音凪、日焼け止め塗ったか?」
音凪「うん」
榊(……「スクール水着、みんなで着れば恥ずくない」)
榊は藤咲の言葉を思い返して、笑みをこぼした。




