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第60話



 …でも、どうなんだろう。


 心のどこかでは、やっぱり現実じゃないとは思えた。


 猫も言ってたもん。


 ここは現実であって、現実じゃないって。


 言ってることは矛盾してた。


 過去は変えられないし、変えちゃいけない。


 そうとも言ってた。


 考えようとすればするほどややこしくて、訳がわからなくなる。


 ただ、ハルの顔を見てたら、なんだかそんなこともどうでも良くなってきた。


 何度も見返してしまいそうになる。


 肌が触れそうなほど近くで、見てしまいたくなる。




 …生きてるなんて、やっぱり信じられないよ



 突然いなくなったことが、まだ、頭の中で拭い切れていないのに

 



 「人の心配なんてしてないで、自分のことに集中しなよ」


 「俺のことはいいって言ってんだろ」



 私の未来なんかよりも、もっと…


 それを伝えるべきか、迷う自分がいた。


 どうすればいいかわからなかった。


 あの事故のことを、伝えるべきかどうか。



 街の中を歩きながら、バッティングセンターに行こうって話になった。


 その後カラオケに行って、帰りにラーメンを食べた。


 カラオケの時にみんなに怒られた。


 ビールを頼みそうになっちゃったから。

 

 未成年でしょ!って言われても、…ね?


 駅でみんなと別れて、そのまま家に。


 おばさんは、まだ帰ってきてなかった。


 相変わらず仕事で忙しそうだった。


 荷物を置いて、シャワーを浴びた。


 時計を見たら、10時を過ぎてた。

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