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もう一度、キミに逢えたら  作者: じゃがマヨ
…もしもし?
36/61

第36話


 「…喧嘩、したんだ」


 「いや、お前もいたじゃん」


 「…あ、うん」



 彼には“相棒”がいた。


 小学生の頃からの友達で、幼馴染。


 ずんぐりと太った体型に、お茶目な性格。


 「アキ」って、彼は呼んでた。


 山上彰君。


 クラスは違うけど、親友なんだなって思った。


 初めて会った時から、なんとなく。



 「まじで悪気はなかったんだって」



 練習試合であったこと。


 当時のことを覚えてるわけじゃなかった。


 “喧嘩した”って、彼は言った。


 話の流れ的に、多分彰君と喧嘩したんだなって思えた。


 だけど、すぐには思い出せなかった。


 

 話を聞いていくうちに、(ああ、そういえば…)って、思い出せた。


 そういえば、彰君と喧嘩してた。


 春の県大会が始まるっていう時に、ベンチで揉めたんだっけ。


 彼が言うように、悪気はなかったみたいだった。


 彼の中では些細なことで、そんな大袈裟なもんじゃなかったって。


 彼は反省してるようだった。


 不貞腐れた態度を取ったことも、彰君の言葉を無視したことも。


 練習試合で起こったこと。


 あれは全部、“自分が悪かった”って言った。


 もう少し、冷静になれば良かったって。



 「…謝ったんだ?」


 「いいや、まだ」


 「…ふーん」


 「お前はどう思う?」


 「どうって…」


 

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