表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
もう一度、キミに逢えたら  作者: じゃがマヨ
…もしもし?
33/61

第33話



 「…どうした?」


 「…いや、なんでもないの…」


 「なんかあったのか…?」


 「…え、いや」



 階段を降りて、彼の隣に座った。


 土手の斜面に生えた草は、クッションのようにふわふわだった。


 ——あの頃と、同じ。



 過去を変えちゃいけない。



 猫が言うには、ここは過去でもあって、“現実”でもある。


 だからくれぐれも気をつけてって、そう言ってきた。


 同じ時間を過ごせばいい。


 あの頃と同じように過ごせば、きっと元の世界に帰れる。


 ばかばかしいって思った。


 ここがどこかもまだよくわかってないのに、“過去を変えちゃいけない”って?


 そんなこと言われたってわかんないよ。


 

 ねえ、ハル。


 …そう思わない?



 「…本当に、ハルなの?」



 ここが現実なら、「壁」の向こうに飛んでいきたい。


 諦めていた現実をやり直したい。


 そう思う以外になかった。


 今すぐに、彼を抱きしめたいくらい。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ