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離れの家だけ異世界に転移しました!でも少しだけ日本と繋がっているみたいです。  作者: els


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両親からの贈り物

こっちの世界に来てからは毎日、夕飯の食事の時間は日本にいる両親達との報告時間会となっている

光る空間にLANケーブルを通した事でこっちの世界でもネットに接続できるようになり、パソコンにリモートワーク用のカメラを取付けてネット会議アプリで両親達と画面越しに会話しているので、地球の普段とあまり変わらない感じだ。


母さんが用意してくれた夕食セット。

いつもはうどん、そば、カツ丼、カレー、ラーメン、チャーハン、おにぎりと単品料理に味噌汁やスープとサラダ。

一応栄養のバランスを考えて作ってくれているのだけど、光る空間に何往復も料理を運ぶのも大変なので手の込んだ料理は少ない。


久しぶりに肉じゃがにハンバーグセットと手の込んだ料理が食卓に並ぶ。

父さんが光る空間の間に電動式ベルト搬送機設置したのでこれで大型のトレーが搬送出来るようになったのでおかずの品数も一気に増えた


これは嬉しい。

ベルト搬送機を設置した父さんに感謝

いつも美味しいご飯を用意してくれる母さんに感謝



それらを食べながら本日の報告会のスタートだ。


『シオン、この前の毛皮だけど先に預かった400枚、全部買って貰えたから400万円あなたの口座に入れておくわね』


社会人になって3年位の俺からすると年収を越える金額が一ヶ月で手に入るとは思わず、少しだけウキウキしている。

使うところはネット通販位だけど、こっちの世界で役に立つ物を買うと結構出費もデカイからお金はある方が良い。


『あと、シオン大金が入ったからウキウキしていると思うけど、あなたもしかしたら確定申告しないといけなくなるから』

「えっ?確定申告って何?」

『そうね、あなたは会社でやってもらっているから、そんな制度がある事も良く分かってないかもしれないけど、収入がある人は国に収入について報告するの』

「ええっ?だって俺日本に居ないし帰れないよ」


母さんが確定申告があるから気を付けるのよと、急にリアルな話になるので若い俺はそんなのは知らないし、税金も保険も日本の公的サービスは使えない状況では払う意味があるのか疑問もあるのだけど。


国籍が日本人である以上、収入があり死なない限りは税金払う必要があるみたい。


過酷だ。


『あとね、お友達の大学の先生に調査してもらっている銀貨と銅貨の事で進展があったの』

「ママ!あれお金になるの!?」

『残念だけどお金にはならないみたいだけどね、良く出来たコインだから本格的に調べる事になったみたいなの』

「へぇ、何か珍しかったのかな?」

サクラは一瞬だけテンションが上がったが、お金にならない事がわかるとダダ下がりとなる


趣味で作ったにしては良く出来ている銀貨だったので、大学の先生も少しだけ興味が沸き趣味の一環として調査したら驚きの事実が判明。


刻まれている文字はどの古文書にも乗っていない新発見の文字

さらに詳しく調べてみると趣味や冗談で作ったような作りではなく色々な装置を使って計測すると、銀の含有量の話では無く、不純物の中に地球には存在しない物質まで含まれていたのだとか。


『調べてみたら地球には無い物が含まれているらしいの』

「ええ!もしかしたら新発見で大金持ちになれるのかな!!」


元素記号表が変わるかもしれない新発見と

年代識別すると1万年以上前の物

当然その頃に通貨システムが存在しているわけも無く、先生は頭を悩ませてしまっているのだとか。

再びサクラのテンションも復活だ。


『その話を聞いた時に私も期待しちゃったわ!でもね、これってあなた達が持ってきた物じゃない?何処で見つけたとか説明出来ないじゃない』

「地球で見つかれば大発見だったけど、異世界の物だから説明出来ないのかぁ…」


再びテンションが下がるサクラ、そりゃさっき金の腰巻きが400万円なったから期待もするよなぁ…


研究しても出所不明な銀貨なので学会にも発表は出来ないと思うけど、趣味で調査を続けてくれるとのことだ。

ちなみに価値については今のところ 銀の含有量を計算した値段なので、腰巻きの方が高く売れる。


母さんからこれらの事を説明を受け、普段ほとんど話さない父さんが突然話しかけて来た。


『お前らの世界はカメラに写っているデカイ犬みたいなのがいる世界なんだよな、もっと強力な武器がいるだろう?俺が作ってやったから使ってみろ』


食後、光る空間からバラバラになって送られて来た何かの装置。


父さんの言う通りに画面でレクチャーされながら組み立てていく

こちらで組み立てやすいようにある程度ユニット化されていたが、それでも細かい部品がありDIY好きの俺でないと組み立てるのが難しい構造をしていた。


『ホース類は確実に閉めろよ、漏れのチェックなんかも絶対に怠るなよ』

「これは何なのだよ」

『見て解らねぇか?火炎放射器だよ』

「マジか」

『使うときは気を付けろよ』


こうして火炎放射器を手に入れた。




あと、両親達は両親達でこの一ヶ月大変だったと今日初めて愚痴のように話し始めた。


まず、俺達の住んでいた家が消えたこと。

俺とサクラの安全が確認出来た事で警察沙汰にはしなかったらしいが、近所住民が不思議そうな感じで色々聞いてきたらしい。


元々実家には大型重機とかがあったので、古い家だから更地にしましたで強引に押し切って、まぁヤマノさんの家なら普通に出来るよねで周囲も納得してしまったみたいだけど。


ただ困ったのがこの更地、父さん達も入れないらしく家の周りにそれとなく立ち入り禁止の工事現場なんかにある鋼板製の柵で囲って誤魔化しているのだとか。


その後は俺の会社やサクラの学校に行って事情を説明する。

確か国指定の難病にかかって隔離病棟で関係者以外面会謝絶とかになっていると。


俺は社会人だからある程度誤魔化しが聞くかもしれないが、サクラは未成年だからこの後どうなるか解らないとも言っていた。

運が悪いと役場の調査が入るかもしれないし。


父さん達も大変な事になっていたんだなと。


銀貨で大騒ぎするようなら、ゴブリンとかを倒すと出てくる深緑色の石についても価値があるのか調査してもらおうと、両親に何個か預けることにした。


出来ればお金になってくれれば助かるのだけど、俺が見る限り薄汚い石なのでこれについては期待しないことにしておく。


両親達にもお金を渡さないと……お金になる物を探さないとだな。

明日からは森に出てみようと思った。


ご一読いただきありがとうございます


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