弟みたいで気があう幼馴染が恋人ができたので優しく見送る少女の話
恋愛物に挑戦。
ただただそれは、子供の頃家が隣なだけ、もちろんなぜだか小中高と同じ学校、親と仲がよろしかったみたいで私は、軽くあしらう程度の1歳歳下の男の子【結城 端矢】、優しくって気持ち馬鹿なほど優しい子で学校に行く時は、一緒に帰ったりするけど好意は、持っていない。
『ふーん』『そうなんだ』『楽しそうだね』
って聞いてないけど頭を優しくなぜる適当な返事をした、子供扱いされるのが嫌いなんだよね?ゲーム好きな趣味が合うので出かけたりもした。
だけど恋愛的には、感じられないだって赤ん坊の頃から育って一緒に育った弟みたいな子だ
身長は、小さくて無邪気で笑う彼と一緒に笑うのが楽しかった。
「操姉、ボク好きな人がいるんだ」
「へぇ、よかったね?それで返事は、どうだったのかな?寝取られないように気をつけてね?
最近結構多いからちょっとしたことでも寝取られちゃうよ?ほら凄い好きなのに何故だかイケメンなのだかの理由でことわられたり、君が痴漢したって理由で疑われて嫌われたり、その時は、私の金で守ってあげるから大丈夫だよ?探偵屋を雇って徹底的に寝取ったやつをドン底まで追い詰めてやるから」
突然だけど私も寝取られ女なので何か問題ある? 好きだった幼馴染のお兄さんは、親友にさきにこくはくされつきあいだした、それは、それでいい。
その後がひどい、親友だから任せられると思い譲った片思いだから強くは、言えないしでもやつは、浮気をしていた、お約束の寝取られをそして冤罪の罪をなすりつけお兄ちゃんを追い詰めた。
これを知ったのは、元親友の様子がおかしかったので問い詰めた私、とんでもないことをしてくれた、怒った私は、お兄ちゃんが犯人じゃないという証拠を洗いざらい調べ相手が気の毒になるほど浮気相手犯罪者扱いした親友の浮気相手を追い詰め、ボロボロに立直れないほど親友を殴り倒したあと停学問題、責任持って三週間の停学したし、今まで優等生だった私が学校に行く以外ヒキニートになったそれが私、だから幼馴染とは、仲良くなれない親には100億ほど渡してあるので文句言われない。
7年間集めた、総帥たる爺様から貰ったの多額のお小遣いや、お年玉を使ったの、元々華族から会社を建てたものなので財閥化しているとか、そんな家なので金額の量もすごい、成功した一例らしいけど周りの華族仲間は、いなくなり、ただの金持ちになったそうな。
顔を知らなくて知らないイケメンで胡散臭い後輩?が『後輩がざまぁしませんか?』って見たこと無い男の後輩に言われたけど断った、これは、一人でやることだと思ったから、その後遠く見てくるけど忙しいので無視した、多分やろうとか言うと思ったけど来ないから気になっていたのか?。
「操お姉ちゃん、そういうのほんとやめてよ、その子に嫌われたくないんだよ、お姉ちゃんまた停学にさせたくない」
「えー、だって、これは、王道、お約束っていう呪いで私達は、動かされてヒロイン側にザマァすることになるんだよ?最悪の場合好きな人が寝取られた人の子供を作ってどこかにいっちゃうかもよ?私の知りあいの人の話なんだけど彼女寝取られてしまって以来人嫌いになったとかで、それも自分が寝ているベッドでしらない女とイチャイチャと……お兄ちゃんの絶望した顔思い出すと鬱だぁ、死のうってなる、あえていうけど私じゃないよ?まぁ薬飲んでいるから今は、大丈夫だけどね?」
薬ってのは、一日容量0.5mg✕2個ほどの精神安定剤それほど私は、壊れてしまった、引き篭もりの私を見かねて遊びに行った時。
「……お兄ちゃん、来週東京の大学行くんだ、お姉ちゃんは、外に出れないだろ?独りぐらしの祝いでパーティを開いたんだけど来なかったからどうしたのかなっと思ったんだけど、メール来なかった?」
スマホを付けて確認する、話したいことがあるからナンタラカンタラとかいてある、いまさら何を言うつもりなのだろう、消去、これは、見てなかったいいね?
「そんな物来てないわよ?」
「いや、気づいて今消したよね?」
「来てないからしょうがないわ、まったく、仕方ないから見送りぐらいは、言ってあげるんだからねってツンデレ風に行ってほしかった?」
履歴も消してポケットにしまい茶をすする、冷めてる……チリンチリンとお付きのメイドを呼ぶ。
「ハイなんですか?お嬢様」
「直ちにお茶を温めて頂戴、折角高いのにもったいないわ、あー、砂糖、ミルクも後ケーキも多めに」
「お嬢様、大食いの癖やめたほうがいいですよ、太りますよ?大食いなのになぜそんなに細いのかアドバイスがほしいのですが?」
一礼して、スカートを両手で持ち上げると髪の短いメイド長は、口うるさく言うけど、文句言いながらもガラガラと可愛らしいメイドがニコニコと台車をのせたケーキスタンドをちびっこいお手々で机に置きコンロを出して温め始めた。
「そりゃ運動しているもの部屋の中のスポーツ器具あと余ったお茶は、あんた達が飲んでいいわ」
「良かったわね?お嬢様の体のために一緒に食べましょうリネ、ケーキスタンドのもの好きなだけ食べて言いそうよ」
「誰がそんな事言ったのよ?」
「うん、わーい、みさ様やさしいありがとありがとございますー、はやくん、一緒にたべよ?」
「う、うん、大丈夫僕が入れてあげるよ」
イチャイチャしだすメイド長の義娘リネージュと端矢は、楽しそうにお茶を入れてケーキスタンドのケーキをこんもりと皿に乗せると二人は、仲良く食べ始める。
なるほど端矢は、ウチのメイドに恋をしたと……まぁ、この子なら大丈夫だろう。
「端矢様とリネがくっつき始めましたよ?」
「さきほど、この子が好きな人がいるんだって」
「………そ、そうなんですね、リネージュは、と、とても妬けます……じゃなかったです、最初見たときなんだこの坊ちゃまと思っていましたが端矢様が恋をするほど成長するなんて嬉しいデス………はぁ」
ツンツンと足で早く告白しろと言う感じでつつく、おろおろと、目に涙をためている………
「もぐもぐ………あ、美味しいわね、さすがうちのシェフだわ、はやく告白してくださいな、このまだ15歳ですが後3年待ってくれれば可愛らしい淑女になれますわよ」
「隠れて、忙しているのになんで言うのかしら?、躊躇ってのをね、考えてくれないかしらね?ね?」
「だって悔しいじゃないですか、私を置いて恋をするなんて、もうすぐ20歳なのに甘々な恋愛したいです!!私結婚しないで一時の母ですよ?」
「告白……?誰にですか?お母さん、端矢様誰かに告白するんですか?」
モンブランにフォークを入れて、一口端矢に食べさせるリネージュ、メイド長は、半泣きになりながら
も気持ちを落ち着きつかせると。
「結城財閥の坊ちゃまがあなたに告白したいんだそうですよ、良かったわね?」
「このバカタレー、直球で言うんじゃないわよ」
「え、え?端矢さま………本当ですか?」
「う、うん、あの、あのね?リネージュ?」
必殺の元親友を半殺しにした必殺手刀を当てようとしたけど、2つの指でビシッと叩きパリィ。
グッさすが、私の師匠です、わたしもまだまだね
ふふんと、ドヤ顔で見ると、ソファに座り直す。
「えー、まぁ、二人のことよりも私にお婿さんを紹介してくださいよ、メイドなんかやってなければいい青春過ごせたのになー」
「はいはい、話は、聞いてあげるから、端矢、リネ少し庭で散歩してきなさい」
「うん、みさ姉、後でお礼するから」
シッシッと手を振りメイド長は、部屋から追い出し窓から二人がしばらく出てくるのを待ちながらお互い手をつなぐのを満足して窓側に座り見守り、スマホを取り出し、メールを送る。
『見送りに行くから』
の一言書いて、置く、少し幸せから疎遠になってしまったけどこんなわいわい騒げるのなら別にいいかなっと思う。
プルルル………
出したばかりなのにあの人からの電話がなる。
最後いまいちだった。