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プロローグ

小学生の頃、両親の離婚で母親と共に日本に戻ってきた香奈絵。彼女はずっと信じていた。こんな不幸な境遇に居たって、いつも笑顔で感じよく、かわいくなる努力さえしていれば人気者になれると。自分が主役になれる場所探し、優越感に浸れる環境作りには絶対手を抜かなかった。自分より優秀な人や幸せな人は大っきらいだったけど、しっかり親友になった後で嘘の噂を流して陥れていた。


『私より幸せな人がいたら、私より不幸にしちゃえばいいだけだもん。そしたら、また私が一番。』


陥れた相手の悔しそうな顔を見る瞬間が一番好きだった。


いつもみんなに一番かわいいと思われている、夢見る乙女な自分が大好きだった。


香奈絵は嫉妬心の塊で自分より幸せな人が大嫌い。友達のふりして近づいて自分より不幸にしないと気が済まないイキモノ。


“幸せいっぱい”だった香奈絵の人生は、大学時代に交換留学生として再び訪れたアメリカ、カリフォルニアで一変する。自分より“上”の日本人学生と出会ってしまったのだ。容姿、学歴、彼…何もかも。この相手、陥れられるのか?



一方、理系一家に生まれ、大学で生物工学専攻だった糸川茉莉亜まりあは英語論文を読んで日本語で書く日本のシステムに嫌気が差し、書くのも英語で済めば手間が省けるだろう思った。


あまり深く考えずにアメリカでの修士号取得を決意。


理系一家出身の科学者。いわゆる“女のコ”同士のいざこざを一切人生から排除してきた茉莉亜にとって、一番苦手なブリブリ頭空っぽ厚化粧の宇宙人。いつもなら絶対近寄らないのに…香奈絵と茉莉亜、二人の彼は親友同士だった。面倒なことが始まる予感がする。


アメリカ、カリフォルニアの狭い狭い日本人社会で巻き起こるフレネミー香奈絵vsターゲット茉莉亜の物語。


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