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第5話「ふたりの休日と、小さな未来の話」



“未来”という言葉を口にするにはまだ少しだけ早いけれど、

それでも――このぬくもりが続いていけば、きっと大丈夫。



■Scene 1:静かな朝、ふたりの時間


カーテンの隙間から朝の陽が差し込む寝室。

玲奈が目を覚ますと、悠人の腕の中にいた。

そのぬくもりに包まれながら、玲奈はそっと彼の唇にキスを落とす。


玲奈:「……おはよう、悠人」


悠人:「ん……玲奈さんのキスで起きられるなら、目覚ましなんかいらないかも」


玲奈:「……じゃあ、明日もそうする?」


そんな朝の会話が、ふたりにとって最高の贅沢だった。



■Scene 2:台所でのひととき


昼前。

玲奈はエプロンをつけてキッチンに立つ。

悠人が後ろからそっと抱きしめるように近づき、彼女の腰に手を回した。


悠人:「あのさ……俺さ、玲奈さんがごはん作ってる姿見るの好きかも」


玲奈:「料理中に抱きつくと危ないよ、って何度言ったら……」


と、注意しながらも笑ってしまう玲奈。


その唇を、悠人がついばむように甘くキスする。


悠人:「でも、我慢できないくらい好きなんだ」


玲奈:「……そんなこと言ったら、キスのおかわり欲しくなるじゃない」


笑い合いながら、キスを交わすふたり。

休日のキッチンは、まるで恋人たちだけの舞台のようだった。



■Scene 3:午後、ソファで寄り添って


食後の午後。

リビングのソファで並んで座りながら、玲奈がぽつりと話し出す。


玲奈:「ねえ、悠人……もし、私たちに子どもができたら、どうする?」


悠人は少し驚いた顔をしたあと、すぐに穏やかに微笑む。


悠人:「玲奈さんとの子ども……考えたことなかったわけじゃないよ。

でも、俺なんかに“父親”が務まるかな……」


玲奈:「十分、立派だよ。私、あなたの“仕事に向き合う姿”を見て、毎日惚れ直してるんだから」


悠人:「……ありがとう。

玲奈さんが隣にいてくれるなら、子どももきっと安心する。

俺たちみたいに、秘密を守れる強い子になるかもね」


玲奈:「あはは、ほんと……バレないように、おむつ替えたり?」


ふたりは未来を想像しながら、互いの手を握り、そっと唇を重ねた。



■Scene 4:夜、湯船で語る“未来の約束”


お風呂場。

あたたかな湯気に包まれながら、ふたりは並んで湯船に浸かっていた。


玲奈はタオルで隠さず、自分の身体を正面から見せて言う。


玲奈:「……私、昔は身体にコンプレックスあったけど、

今はこの身体を“見せたい”って思う。あなたにだけは、素の私を全部知ってほしい」


悠人は、じっと見つめたあとで、玲奈の頬に手を添えて真っ直ぐ言う。


悠人:「玲奈さんは、今がいちばん綺麗だよ。

たとえこの先、どんな形になっても、全部愛してる」


玲奈:「ありがとう……。

もし映画で脱ぐシーンがあっても、ほんとの“裸”を見せられるのは、あなたしかいない」


悠人:「……その言葉、全部、俺の心の中に刻むよ」


ふたりは湯船の中でゆっくりと抱き合い、

額を寄せ合って――

何度も、熱く、濃密なキスを交わした。


未来の話は、まだ秘密だけど。

その夜、ふたりは確かに、同じ方向を見ていた。



最後まで読んでくださり、ありがとうございます!

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読者の皆さまの応援が、物語の未来を動かします。


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皆さまの応援がある限り、次の物語はまだまだ紡がれていきます。


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