91/99
狙いは
楽しんで頂けたら幸いです。
企業からの提案に、皆様々な反応を示した。
幼稚園生や小学校低学年程の子供達はそれはどんな会社なの?と目を丸くする。車とかゲームとか機械を作っているところ、と答えると目を輝かせた。
「すごーい!」
「僕行ってみたい!」
またそれより少し上の年齢層、10代になるとやはり『都会』という洗練された場所に興味があるらしく、高揚しそわそわし始める。
「ちょっと気になる、かも」
「家も仕事ももらえるなら……」
そう言いながら、周りとヒソヒソ話し出した。
柊月と依だけが10代の中でどういうことかと悩んでいる。
そして勇一郎や、大人達は困惑した表情を見せていた。
「若い人達が『都市』に憧れるのは分かるのですが、特別若者向けというわけではなさそうですな……」
法円はふむ……と考え始める。
「この土地を奪おうとしているのかしら?」
「それは困るが、管理するとしか書かれていないし、意図が分からねぇな」
工場を作るわけでもなさそうだ、と蓮の疑問に壮市が答える。
「正直企業さんが狙うような、特別良い土地じゃねぇからな……」
そうだ。ここは山や谷が交錯していて、工場や高速道路などを作れるような場所じゃない。
読んで頂いてありがとうございます!
感想等いつでもお待ちしてます!




