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境界  作者: 柿生透
13/99

大学へ


 『都市』の中は拍子抜けするほど『普通』だった。見慣れた光景が広がっている。


 電車に乗りながら柊月は内心そう思っていた。


 ビルに囲まれたたくさんの人が早歩きで駅構内を進んでいく。


 元いた世界となんら変わりなく、むしろ『都市』の方が安心感があった。



 「見た目はすごく似ているね」


 「うん…」


 このまま『都市』を歩いていけば元の世界に戻れるのでは、とまで柊月は考えてしまった。



 それにしても。



 このようなビルで働いている人々は、一体何の仕事をしているんだろう。





 2人は最寄駅に降りて大学へ向かう。


 「こっちの大学がどういうものなのかも知りたいけど…」


 柊月が依にそう切り出す。


 「やっぱり元の世界に帰る方法見つけたいよね」


 どうやら依も同じ思いのようだった。




 大学の構内も学生でいっぱいだった。



 「…ところでどこ行く?」


 「何も考えてなかったね」




 2人でうーんと唸っていると男性から声をかけられた。



 「君たち高校生?」



 20歳前後に見えるため、おそらくこの大学の生徒だろう。2人ははいと答えた。



 「よかったらうちのとこ見に来ない?」


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