表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/3

ー本編①ー

私の席は窓側の前から2番目。

すごく黒板が見やすいけど人間観察あんまりできないのが難点。


私のクラスの高身長で塩顔イケメンさんの(みなと)は廊下側の最前列に座ってる。その近くには、またまた高身長でとても顔の小さい男子、晴斗(はると)がいる。


湊の後ろは真面目な男子。湊はその人とも結構仲がいいってことを最近知った。ていうか、湊って誰とも仲良いな…コミュ力お化けかっ!


キーンコーンカーンコーン…

本鐘だ。1時間目は国語。

この先生はすごく話す人で、授業進まないしノートもあまり書かないからこの時間は落書きか妄想ってきまっている。

ちゃんと話も聞いてるからね、?


そして始まる私の落書きタイム。

机の右前にある筆箱の影になるところでペンをはしらせる。たまに前を見てちゃんと話聞いてますアピールをしながら。


今回は教室にあるものを活用した。

教卓と黒板の間にある少し高くなっているところ。

そこに1人が座っていてもう一人は低いところに立っている。

そして座っている方が立っている方の足に抱きついている。という絵だ。


その絵を書いているときに、他校の友達とのメールの内容を思い出した。


<友達とのメール>


友ー前さ、休み時間に男子Aが教卓に両腕ついて お尻黒板につきだしてる格好してたんよ。

んでその後ろに男子Bがいたの。


私ーほうほう。


友ーそしたらさ、BがAの腰持って…


私ーちょっっ?!持ったん?!


友ーそう、持ったんよ!何すんのかと思えば、Bがさ、腰揺らし始めて。


私ーん゛ん゛っ!!


友ーやってる仕草をね。してたんよ。勿論振りね。休み時間だから当然教室に人いるし、何しとんねんって思いながら見てたけど。すごく楽しそうにヤってた。


私ー見てたんかいっ!うっわなんなんそのご褒美。幸せ者め。私もその光景生で見たかったわっ!!


友ー当たり前じゃん!羨ましかろう。フフフ


私ー羨ましすぎるわっ!



この会話を思い出して私は男子A、B君を想像しながらまたペンをはしらせる。

そしてノートの隅にできた2つの構図。


結局ノートは3行しか書かなかったから構図は消すことなく休み時間に。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ