第八十七話 友達との休日
お待たせしました!
それでは本編をどうぞ!
振り替え休日二日目。
私はえりちゃんの家に来ていた。
ピンポーン
インターホンを鳴らしてしばらく待っていると…
「あっ!いらっしゃい、さくらちゃん!」
後ろからえりちゃんが現れた!
「な、なんで後ろから⁉︎」
私は挨拶を忘れて、えりちゃんに聞き返した。
「あー買い物に行ってたの、お菓子沢山買ってきたよーれんちゃんはまだかな?先に入って待ってて!」
「う、うん…お邪魔します。」
私はまだ心臓がバクバクしていたが、えりちゃんのお家へと入って行った。
「私の部屋は分かるよね?部屋で待っててくれる?」
「わかった!」
私はえりちゃんの部屋へ行き待っていた。
しばらくすると、えりちゃんが戻ってきた。
「おまたせー、ジュース持ってきたよー」
「ありがとー喉乾いてたから嬉しい!」
私はテーブルに置いてくれたジュースを飲んだ。
「ふぅー、それでれんちゃんは?」
「うん、少し遅くなるそうだよーさくらちゃんの為に持ってくる物があるらしいからねー」
「え…それって…」
「うん、たぶんこの間のお仕置きの道具かも…」
私は顔が少し青ざめた…
「帰っちゃだめ?」
「んー?無理だと思うよーさくらちゃんの家まで迎えに行くと思うよ。」
「あはは…辞めておこう…」
私は大人しく待つ事にした。
しばらくしてインターホンが鳴った。
そうしてインターホンに出る為にえりちゃんはまた部屋を出て行く。
少しすると、えりちゃんがれんちゃんと一緒に部屋へと戻ってくる。
「やっほーさくら!」
「えーと…やっほー」
「固いよさくら!もっと気軽にやらないとー」
今日はかなりリラックスした表情のれんちゃんである。そして何故か大きなバッグを持ってきていた。
「ごめんねー少し準備に手間取っちゃった!」
「それって、もしかして…」
「ふふふ…さくらは分かってるみたいねーそうだよーさくらには今日は私たちのお仕置きを受けてもらうのだー!」
(私は一体何をされるの…?)
私は不安な顔をしていたられんちゃんが言葉を続けた。
「あー大丈夫!痛い事はしないよーこの前相当恥ずかしい目に遭ってたし…」
私は先週の醜態を思い出して顔が赤くなった…
「えっ?じゃあこの荷物は何?」
今度はえりちゃんがれんちゃんに質問する。
「それはねーこれだよー!」
「「服?」」
「そう!今日はさくらを着せ替え人形にしちゃいます!」
「えー!」
「へぇーいいかも!私もさくらちゃんに着せたい服あるし!」
「ちょっ!」
「さくらに拒否権はないよーこれはお仕置きだからね!後で一枚ずつ写真撮るからね!」
「は…恥ずかしいじゃん!」
私は必死に抵抗したけど叶わなかった。
「さてと、まずはどんなのにする?」
「というか、れんちゃん服ありすぎ!どんだけ持ってきてるのよ!」
「あー私の母さんはファッション系の仕事で服を作ったりもするからねー少し前にさくらの事を話したらいろいろ提案してくれてねー」
「な、なるほど…」
知らない所でネタにされていたのでわたしは少し驚いていた。というか、引いてた…
「因みに昨日さくらを見ての母さんの感想はね、尊いとか、可憐、お姫様みたいとかの単語で語彙力なくしてたよー」
笑いながられんちゃんは言うけど、それを聞いた私はどんな反応をしていいのか分からなかった…
「あっ!それ、私のお母さんもだよ!髪の色変えてからのさくらちゃん見た事なかったからびっくりしてた!同じくお姫様みたいや可憐とか言ってたよ!」
(だから!私はどんな反応をすれば良いのー!)
私は心の中で頭を抱えるのであった…
スマホで作品書いていると指が痛くなってきます。
これも一つの職業病かな?
んなわけないですね!
それではここまで読んで頂きありがとうございました!
次回更新もお楽しみに!




