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第八十ニ話 運動会 前編

大変お待たせしました!


それでは本編をどうぞ!

運動会当日!私は学校に向かっていた。

足のまめはほぼ完治していて、もう痛くない。

今日は頑張るぞ!


学校着いて教室へ行くとみんなのテンションが高かった。

「さくらーおはよー今日は頑張るよ!」

「うん!頑張るよ!れんちゃん!改めてよろしくね!」

「おはよー二人ともー」

後ろからえりちゃんの声が聞こえた。

私は振り向いて「おはよー」と言った。

「今日は頑張るぞー!一年に一回の運動会だけど、今回が小学生最後の運動会だからね、目一杯楽しもう!」

「えりちゃんもテンション高いねー!」

かくいう私も少しテンションが高いのです。


ホームルームが終わって運動場へと行く。

最初は入場行進だから門の後ろに集まっていた。

(まだお姉ちゃん達来てないな…)

私が出て行く時はまだお弁当を作っていたからもう少しかかるかも…

そして、入場行進が始まる。

やっぱり長い…

進んでる時はいいけど、その場で足踏みを続けるのはキツイです。

なるべくなら早く終わってほしい。

そして、全学年、の行進が終わった。

そしてここからがまた長い…

校長先生の話や来賓の方々の紹介、校旗国旗掲揚がある。

やっと終わったら次はラジオ体操だ。

怪我しない為に、念入りにやっておきたいけど、みんなに合わせるのでテキパキやる。

これで開会式とラジオ体操の二つのプログラムが終わった。

そこから、プログラムが進んでいき。

えりちゃんの出番がきた。

障害物競走です。

一年生から始まって六年生にバトンを繋いでいく感じらしい。

私たち二組は黄色ブロックなので鉢巻も黄色だ。

だから黄色の鉢巻の人を応援してた。

そして、この場合六年生は絶対アンカーだ!という事で、えりちゃんはアンカーなのだ!凄い!


「位置について!よーい、ドンッ!」

一斉にスタートして赤組の子が少しリードしている。

私たちは黄色組の子を応援していた。

「がんばれー!」

「いけー!」

三年生まで走ったところで順位が入れ替わった。

今まで一位だった赤組の子から青組の子へ入れ替わったのだ!

そこを皮切りに黄色の子も二位へと上がった。

そして最後、アンカーのえりちゃんへとたすきが渡った。

「よっしゃーえりーいけー!」

「えりちゃんがんばれー!」

私たちは必死にえりちゃんを応援した!

結果は…

黄色組が一位になった!えりちゃんが青組の子を抜いて勝ったのだった!

「えりちゃんお疲れ様!」「お疲れ、えり!」

私たちはえりちゃんに労いの言葉をかけた。

「ありがとー二人とも!応援聴こえたよ!」

「やっぱり、こっちに少し顔向けたもんねー」

「あっ…やっぱりバレてた。」

「バレバレだよーまぁ勝てたからいいけどね!」

「次はれんでしょー!入場門に行かないと!」

「あっ!そうだ!じゃあ行ってくるね!」

そう言うとれんちゃんは走って入場門へ行ってしまった。

れんちゃんは100m走に出ている。

前に理由を聞いたら、一番楽だからだそうです。

(そうかな?)

とにかく応援です!

そして、れんちゃんの番です。

「頑張れ!」

「がんばってー!」


「よーい!」

ドンッ!

(れんちゃんも速いなーやっぱり私に合わせてくれてるんだなー)

それでも、結果は二位だった。それでも凄いなー私なら最下位かもだし…


そうして六年生の100m走が終わった。

「お疲れ様!」

「お疲れ様でした!れんちゃんも速いね!」

「そんな事ないよーまだ速い人はいるからねー私の後にいた子はたぶん私たちの学年で一番速いと思うよー」

「へぇー、上には上がいるねー!私も頑張らないと!」

「そうだね!次はさくらの番だしね!ほら次の次、借り物競走だよ!」

「うん!行ってくるね!」

「「行ってらっしゃい!」」

私は門の方へ向かった。


「さくら!」

どこからか私を呼ぶ声が聞こえた。キョロキョロしていると後ろから手を置かれた。

「さーくーらー!こっちだよー」

「あっ!お姉ちゃん!来てくれてたんだー!」

「当たり前でしょー後でくみも来るってよ!入場行進から見てたよー」

「ほんとー⁉︎ありがとー!今から出るから見ててね!」

「うん!じゃあ頑張ってね!見てるからね!」

私は手を振りながら門の方へと向かって行った。


さぁ始まる…緊張してきました…

(とにかく!頑張る!)

そして、私の番です!

「よーい!」ドンッ!

私は走ってお題の書いてある紙を見る

「時計?」

私はお題を見てすぐに観客席の方々に呼びかける

「時計貸して頂けませんか?誰か時計貸して下さい!」

「あー時計かい?じゃあ私のを貸そうじゃないか、」

手前にいたおじいちゃんが腕時計を貸してくれた。「ありがとうございます!」私は手短にお礼を言うと走った。

まだ誰も走っていなかったので、私は一生懸命に走った!

そして…

私はゴールテープを切った!

「や、や…やったー!」

私は小さくガッツポーズをして一位の旗の横に座った。

戻る途中に腕時計を貸してくれたおじいちゃんに腕時計を返した。

「ありがとうございました!」

「おおーお嬢ちゃんか、良かったね、一番になれたね!」

「はい!おじいちゃんのおかげです!」

「また、頑張ってね!」

「はい!」

私は挨拶をして自分の席へ帰るのであった。


そしてお昼休みになる。

去年までは教室で一人で食べてたけど、今年は家族で食べられる。

私はお姉ちゃん達を探そうとしたが、もう迎えに来てくれていた。

「さくら!こっちだよー」

「うん!」

私は走って行ってお姉ちゃんの元は向かうのであった!

一日空いてしまいましたが、読んで頂きありがとうございます!

少しずつでもいい作品を書いていければ幸いです。


それでは次回更新もお楽しみに!

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