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第八話 お風呂に入ろう

今日も投稿します!

読んでくれてる皆様方ありがとうございます!


それでは本編をどうぞ!

 しばらく抱きしめあってたら日が暮れて夜になっていた。病室に夜ご飯が配膳される。私も母さんが持って来たお弁当を寝転がって食べる。さくらの目はまだ少し赤かった。それでもお腹が空いているのだろう。ご飯をパクパク食べている。私もお弁当を食べていると急にさくらがニヤつきながら話しかけてくる。


「ねぇ、あかりお姉ちゃん……」

「ん?どうしたの?」


 私は箸を止めて聞き返す。


「あーんして……?」

「ふぇ?」


 私は変な声が出てしまった。


(さっきまで普通に食べてたじゃん!)


 私はいきなりの甘えてきたさくらに動揺した。その様子が余程面白いのかニヤニヤしながら私の様子をみていた。


「き、今日だけだからね!」


 そういうとベッドから立ち上がりパイプ椅子に腰をかける。


「あっ!」

 さくらの小さな声が座る瞬間に聞こえた。そしてお尻に激痛が走る!


「ひゃーーー!忘れてた!」


 何の為に寝ながら食べてたのかをすっかり動揺して忘れてた!流石のさくらもここまで動揺してたとは思っていなかったみたいでおどおどしてる。


 私が落ち着いてから改めてあーんをする。


「はい、あーん。」

「あーんっ!うん!美味しい!」


 笑顔が眩しい!何この子天使ですか?いや、姫でした。


「やっぱり好きな人に食べさせて貰えると何倍も美味しく感じるね」


「私も貴女の笑顔が見れたので充分満足です。」

「デザートはあるのかな?」


 さくらがそんな事を聞いてきたのでおでこをツンと人差し指で押した。


「さっきエクレア食べたからだーめ!」


 そう答えるとさくらはぷくーっと頬を膨らませてた。


(クソー可愛い!)


 心の中で悶える私であった。少し時間を空けて、看護師さんが食べ終わった配膳をとりにきた。


(そろそろシャワーを浴びようかなー)


 さくらがうとうとし始めてるので早めに入れてしまおう。


「さくら、シャワー浴びようか?」


 寝ぼけ眼のさくらが首だけ縦に振ってくれたのでさくらの服を脱がせていく。


(痩せてる…背中には青あざも…)


 寝ぼけててまじまじと見られてる事などつゆ知らずのさくらだったが、寒くなったからかさくらが小さくくしゃみをしてあかりは我に還る。


(そうだった急がないと!)


 私はシャワーを40度に設定してさくらを椅子に座らせる髪を洗ってあげてると、唐突にさくらが口を開く。


「お姉ちゃんは一緒に入らないの?」

(少し覚醒してきたかな?)

「うん、先にさくらを入れないと寝ちゃうかもだからね」


 少しの間が空く…


「そっか、じゃあ今度は一緒に入ろうね」


 さくらは楽しそうに言う。


「そうだね、ちゃんと湯船に浸かれる様になったらね!」

「うん!その時はさっき私の身体をじっくり見てた様に私もあかりお姉ちゃんの身体見させてもらうね!」


「えっ?……そ、そんな事してないよ!ただ傷の場所とかの確認を……」


「だーめ!それでおあいこだからね!」


(この子もかなりの負けず嫌いね……)


 お風呂から上がり、さくらを椅子に座らせて長い髪をドライヤーで乾かしていく。


(もううとうとしてるから急がないと!)


 そうして髪を乾かしてさくらをベッドに寝かせる。すやすやと寝息を立ててるさくらを見てたらドキドキしてきた……


 チュッ!


 私はさくらのおでこにキスをする。


「おやすみなさい、良い夢を。」


 囁く様に言って離れようとすると……


「おやすみなさい…」


 さくらが返事を返してきた。振り向くと寝息を立てているさくらがいた。


(ほんとにこの子は……)


「さて、私もシャワーを浴びよう!」


 そしてこの後、私はシャワーを浴びた後、直ぐに簡易ベッドに横になる。


(疲れたけど、充実した日だったな……)


 そんな事を思いつつ私も眠りについた。

という事でようやく本編の一日が終わりました!

結構イチャイチャしてますね、

個人的にはさくらが小悪魔キャラになるのが結構好きです!そしてそれに驚かされるあかりも!

あかりはこれからも振り回されるだろうなー


これからも読んで頂ければ幸いです!

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