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第七十二話 お礼

お待たせしました!


それでは本編をどうぞ!

「さくらちゃん…お姫様みたい…」

えりちゃんの反応はこれである。

「確かに地毛じゃないと聞いていたけど…目立ちすぎるね…そして、可愛いを通り越して美しい…」

れんちゃんはこんな感じだ。

そして私の髪色は結構目立っている。この学校は地毛である証明書を出せば何色の髪色でもいいから黒じゃなくても珍しくない。だけど私の髪色は目立ちすぎていた。茶髪が少人数いるくらいであとは黒だからだ、そんな中で私は白銀だから目立つ。


「なぁ、銀髪であの身長って反則じゃない?」

「やばい待って帰りたい!」

「あの子を着せ替え人形に…」

などなど、ヒソヒソと小声で話しているが私には聴こえている…同じクラスメイトだけど少し怖くなった。


そして予鈴がなって先生がくる。

ホームルームが始まるのだ。そして今週の日曜日は運動会だから練習も大詰めになる。

私ももうすぐまた練習に参加できるのでそれまでは見学です。

(みんな過保護過ぎるような気もするけど…)

なので、私とれんちゃんの練習はお昼休みの体育館だけなのだ。

少しでも、みんなの足を引っ張らない為にれんちゃんと頑張って練習しています。

「二人とも息が合ってきたね!」

「そうかな?タイムは?」

えりちゃんがストップウォッチを見せてくる。

「「11秒9!やったー!」」

体育館一周のタイムだけど、前より0.2秒縮まってた!私とれんちゃんは手を握りあって喜んだ!


「さくらちゃんすごいよ!頑張ったね!」

「ううん!れんちゃんとえりちゃん二人が協力してくれるからだよ!ありがとう!二人とも!」

「あ、改めて言われると…照れるね…」

「うん、照れる…というか、髪型変えてさらに綺麗になったから…やばい…」

私の見た目はそこまで破壊力があるのかな?鏡見てもそこまで分からないから困るな。

「うん、じゃあぎゅーってしていいよ!私からのお礼という事で!」

「えっ、いいの?」

「いいよー!二人にはお世話になってるからね!お礼だよー!」

朝二人が言ってた事

「なんか、こう抱きしめたくなるよね…」

「うん、これはしたくなるね、嫌がるだろうから言わないけど…」

「聞こえてるよ!」

という、話をしていたので今できるお礼という事で私は言ったのだ。


「えっ?じゃあ良いの?いくよ!」

ぎゅーー!

先にえりちゃんから抱きついてきた。

(あーなんか安心できるなー…)

私はそんな事を思っていた。

一方えりちゃんはというと

(なんか、良い匂いする…)

そんな事を思っていた。


えりちゃんが私から離れたので待っていたれんちゃんを呼んだ。

「はい、じゃあ、れんちゃんいいよー」

「う、うん。やばい緊張してきた。」

私たち以外誰もいないけど、誰かが入ってくるとは限らないので早くと言って催促してみた。

そして、今度はれんちゃんに抱きしめられた。


ぎゅーーー

(うわー胸大きい…顔が埋もれそう。でも、安心感が凄い…)

私はそんな事を思っていた。

(小さい…私の胸辺りに顔がある…これで上目遣いでお願いされたら何でも言う事聞いちゃいそう…)

れんはそんな事を考えてるのであった。


「二人とも良い匂いしたー!私の方がご褒美貰った気分かも!」

「いやいや、私の方が良い思いさせて貰ったよ!最高のご褒美でした…」

「そうだね…凄く良い思いさせて貰ったよ。」

「じゃあ、練習再開しよう!あと、20分しか昼休みないよ!」

そして、私たちは練習を昼休み一杯していた。


教室への戻る時、先生に呼び止められた。

「雪乃さん、少しいいかしら?」

「ええ、良いですけど。何かありました?」

「再来週なんだけど家庭訪問を行いたいんだけど、お母さん達に許可を貰っててほしいの、プリントは後で渡しますのでその紙に大丈夫な予定を書いてきてもらって。」

「分かりました!」

運動会の次の週は家庭訪問になりました。

書いてて思う事は何かのイベント事を書くより少し変わった日常を書いてる方が楽しいですね、

しばらく日常編書いていくのでよろしくお願いします!


それではここまで読んで頂きありがとうございました!

次回更新もお楽しみに!

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