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第五十三話 週末の予定を立てよう

お待たせしました。


それでは本編をどうぞ!

一週間…疲れた…

テストがようやく終わったのだ…

「あかり!お疲れ様!どうだった?」

「つ、疲れた…」

私は疲れ過ぎて机に突っ伏していた。


「ま、まぁ終わったんだし、帰って休もうよ!」

「そうだね。今日は部活も休みだし、帰って寝よ。」


私たちは帰宅するのであった。なんだかんだでくみも疲れていた。その証拠に目の下にクマが出来ていた。

「ただいま!」

「あら、おかえり、早かったわね」

「うん、試験終わりだから部活も月曜日まで休みだよ!」

「そう、今日はお昼から少し寝るの?」

「流石に疲れたからね、明日はさくらとデート行くから服も準備しておかないとー」

「若いわねー楽しんで来なさい。」

私は軽く返事をしてから部屋へ戻り、制服から私服へ着替えてくる。

「お昼はチャーハンよ、足りなかったらカップ麺があるからそれを食べなさい。」

「そんなに食べないよ!太るでしょ!」

私がそこまで食べないのを知ってて母さんが言ってくる。

チャーハンを食べ終わると母さんが私の前の席へと着く。

「あかり、さくらちゃんの両親のお墓の場所がわかったわよ!」

「えっ?見つかったの⁉︎どこ?」

私は興奮して前のめりになって聞いた。

「まぁ、落ち着きなさい。場所はここから近い駅から6つ先の駅でそこからもバスを乗り継いで行く場所みたいよ!お父さんに感謝しなさい。児童相談所の人達と必死に探してくれたみたいよ!」

「うん、わかった。言っとく!いっぱいしてもらってるから父の日は豪華にしなくちゃね!お母さんも手伝ってね!」

「それはいいけど、行く日なんだけど、流石に遠すぎるから母さん達が車を出します。子供の足だと更に遠く感じると思うからね、」

「うん、わかった。さくらにも言っておく。それでいつ行くの?」

「日曜日よ、みんないるし、後はさくらちゃん次第かな?」

「さくらなら二つ返事で良いと思うけど…」

「さくらちゃんにもお友達との約束があるでしょ?ちゃんと聞かないとね!」

「そうだね、あの子も友達が増えてきたし、帰ってきたら聞いてみるね、それじゃあ私は部屋で少し寝てくるよー何かあったら呼んでねー」

そうして私は昼寝しに部屋へと行く。


私が起きると横でさくらが寝ていた。

「あ…さくらだ…」

そのまま私はさくらに抱き寄せてそのまま寝た。

「…ちゃん」

「お姉ちゃん!」

さくらの声が聞こえた。

「お姉ちゃんちょっと離して!トイレに行けない!」

「えっ?あー!ごめん!寝ぼけてた!」

「もぉ!お姉ちゃん!嬉しいけど…あまり強く抱きしめないでよー苦しいじゃん!あと、漏らしたらお姉ちゃんが責任とってよね!」

それだけ言うと、さくらは部屋を出て行った。


外を見ると夕日がだいぶ落ちていた。少し寝過ぎたようだ。

それから夕ご飯を食べて、さくらとお風呂に入った。


お風呂に入ってる時に私は昼間、母さんと話してた事を思い出した。

「さくら日曜日予定ある?」

「えっ?特にないよ。何で?」

「お父さん達がさくらのご両親のお墓見つけてくれたから日曜日に行こうって事になってるんだ。結構遠いから車で行くんだって。」

「ほんと!良かった…やっと会えるんだ…」

少し泣きそうになりながらも、さくらは笑顔で答えた。

「うん、じゃあ日曜日は母さん達に任せるけど、持っていく物とかあったら言っといてね。」

「大丈夫!持って行く物は決めてるから!あとお菓子買いたいから、それだけは明日買う!」

凄く楽しそうにさくらは喜んでいたが、のぼせてきたみたいなのでお風呂から上がる事にした。



そしてお風呂を上がって、父さんにお礼を言ってから私たちは部屋へと戻った。そして明日のデートの予定を決めていた。

「さくら、どっか行きたい所ある?」

「お供物のお菓子が買いたいからお菓子屋さん!あと、本屋さんに行きたい!」

「うん、わかった。他には?」

「後はゲームセンターにも行ってみたい!」

「ゲームセンター行ったことないの?じゃあ行こうか!映画館もあるし、映画も見る?」

「うん!見たい!どんな映画があってるのかな?楽しみ!」

「明日はこれくらいしか回れないかな?」

「えー!最後はホテルじゃないの?」

「こらー!どこでそんな事習ったの!あと5年早いわよ!」

「ふふふ。冗談だよーあと5年待っててね!」

「さくら…大人をからかうとお仕置きされるって事を今から教えてあげるね…」

「きゃーーーーー!」

三十分後…さくらは半泣きになっていた。これで少しは反省してくれるといいのだが…


「うぅ…ごめんなさい…でも、いつか仕返ししてやる…」

反省はしているものの、少しやり過ぎた様だ。

反省反省…


さて、話を戻そう。

「それでさくら、明日お昼何を食べたい?」

「お姉ちゃん…私にこの仕打ちをしといて話を戻すって結構図太いね…」

「この家でそんな余裕ないよー気にしてたら置いてかれるよー」

「うう…まぁ今は見逃すけど、絶対仕返しするからね!」

おやおや、かなりさくらはお冠の様だ。

「じゃあ明日は行かない?」

「…行く…二人でデートは初めてだから。」

「よろしい!じゃあ続きの話をしよう!」

そうして予定を決め終わり寝る準備をする。


「お姉ちゃん…」

「ん?どうしたの?」

「…一緒に寝よ…」

(あれ?どこか寂しそうな表情だ、これは何かあったのかな?)

「いいよーどっちで寝る?私の布団?さくらのベッド?」

「そっち行く…」

さくらは私の布団に潜り込んできた。

「どうしたの?さくら?」

私はさくらを抱き寄せて話を聞く。

「お姉ちゃんはどこにも行かないよね…?」

「うん、行かないよ、行くとしても、その時はさくらも一緒だよ。」

「うん、約束だよ。」「ああ、約束だ。」

「明日楽しみだね。」「うん、楽しみだ。」

「お姉ちゃん…」「なに?」

「大好きだよ!」「私も、さくらの事大好きだよ!」

さくらの頭を撫でながらさくらの言葉に私も言葉を返していく…

幸せってこんな感じなのかな?そんな事を思っていると。

「お姉ちゃん!トイレ行くから離して!」


本日二度目であった…

それからさくらが戻ってきてから私たちは眠りについた。しっかり手を繋いで…

明日が楽しみだ。

次はデートの話です。

さくらとあかりの初デート!

どう描こうかを模索中…結構楽しんでいます。

近い内にあかりとくみ、くみとさくらのデートも書いて行くのでお楽しみに!


それでは、ここまで読んで頂きありがとうございました!

次回更新もお楽しみ!

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