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第五十話 夜食

五十話に到達しました!

ここまで読んで頂きありがとうございます!


それでは本編をどうぞ!

さくらが私の勉強を見る様になってから二日目、今日は金曜日なので夜遅くまで勉強している。


さくらは私の教科書を見てさらに勉強を進めていて、教科書の中の練習問題を解いていた。

しかも、私より速い。これじゃあどっちが年上かわからないな。


コンコン

部屋をノックする音が聞こえた

「はーい!」

「どぉ?勉強捗ってる?夜食持ってきたよー」

返事をすると母さんが入ってきた。夜食でジュースとクッキーを持ってきてくれた。丁度甘い物が食べたかったのでこれは嬉しい。

でも、少し疑問を持った

「えっ?なんで?中学の時は持ってきてくれなかったのに!」

「当たり前でしょー!一番最初に夜食におにぎりを持っていったらあなたマンガ読んでるわ、散らかしてるわで二度と持っていくかー!って思ったのよ!でも、今回はちゃんと見張り役兼先生がいるんだから安心よねー」

「あー…あの時はごめんなさい…身体がねーどうしても楽な方へと行ってしまったからねー若かったなー」

そんな私に母からの空手チョップが頭に炸裂した! この前のくみの教科書で叩かれた時より遥かに痛い!

「くだらない事言ってないでさくらちゃんみたいに勉強しなさい!さくらちゃん!あかりがサボってたら私に言ってね!それ相応の事をするからね!」

「はーい!分かりました!」

「うん!よろしい!」

二人の会話で私は背筋が寒くなった…一体何をされるのやら…今までで一番やばかったのは庭の木に逆さ吊りにされたからそれ以上になるのか…

(サボれないな…)

私は再び気合いを入れるのであった。


「ちなみにあかりは何の勉強してるの?」

「数学Aだよ!数学Ⅰはもう充分だからね!この後は物理と化学と生物の勉強をするんだ!」

「さくらちゃんも勉強中?」

「うん、次にお姉ちゃんが勉強する物理の勉強してるの!」

ちなみにさくらは私の試験範囲の遥か先を勉強している。試験範囲は電気なのに、熱力学の勉強をしている。勿論試験範囲もしっかり頭に入っている。さくら…恐ろしい子…

「へぇーちゃんと計画してるのね、70点平均取れればお小遣いを上げてあげる!だから頑張ってね!」

「えっ?本当⁉︎よっしゃあ!頑張ろ!」

「さくらちゃんは何が欲しい?あかりの勉強を見ててくれてるからね、欲しい物あるなら言ってごらん?」

「うーん?あかりお姉ちゃんがデートしてくれるから…今は特にないよ。」

「あら?そう?じゃああかりにお金渡しておくから、その時何か買ってもらってね、あかりだけにあげてさくらちゃんにあげないのは不公平だからね!」

「はい!ありがとうございます!」

「じゃあ勉強頑張ってね!あまり遅くなる前には寝なさいよ!」

「「はーい!」」


そして、1時位になった頃、さくらが目を擦り始めた。

「さくら眠い?」

「うん…眠い…」

「じゃあトイレ行って寝なさい。ついて行こうか?」

「ううん…大丈夫…一人で行ける…」

そう言うとさくらはとぼとぼと歩いてトイレへ行く。


しばらく勉強していたがさくらが帰って来ない…

私は部屋を出てトイレへ向かった。するとトイレの便座に座って寝ていたさくらがいた。

なので私はさくらを起こした。

「さくら起きて、ここで寝たらダメだよー」

「う、うーん、あ、お姉ちゃん…」

「ほら、服を着て、水を流してお部屋に戻るよ。」

トイレの扉を閉めてさくらを待つ。

水を流す音が聞こえてからさくらが出てくる。

私はさくらをおんぶして部屋へと戻りさくらを寝かせた。

(私もそろそろ寝よー)

キリが良かったので私も寝ることにした。

明日は丸一日さくらと勉強になるだろう。

こういう日も偶にはいいな、と思う私であった。

いつも読んで頂きありがとうございます!

私はそこまで長い文を書けません。平均で1500文字位です。なかなか話が進みませんがこれからもお付き合い頂けると幸いです!


アクセス数も5000人を超えました!本当にありがとうございます!

それではここまで読んで頂きありがとうございました!

次回更新もお楽しみに!

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