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第四十八話 友達が増えました!

少し遅くなりましたが、投稿します!


それでは本編をお楽しみ下さい!

今日からまた学校です。


先週は二日しか行ってないのでまだまだ慣れてない、だから頑張らないと!


私は通学路を歩いて学校へと向かう。今日はえりちゃんとも会わなかった。

校門前に先生が立っていた。

「おはようございます!」

「おやすみございます!」

先生から挨拶されたので挨拶を返した。


教室に行くとまだまばらにしか来て居なかった。

鞄を置いて引き出しに教科書とノート、筆箱を入れた。それでもまだ時間があるので、少し校舎の中を廻る。


まだ知り合いがほとんど居ないので話しかける人も居ない…寂しい…


なので、飼育小屋でうさぎを見ていた。


「うさぎ好きなの?」

「え?あ、はい!」

「そっか!」

いきなり後ろから声をかけられてびっくりした。

私より10cmくらい身長が高い女の子で、ツインテールが特徴だった。胸も私より大きい…最近胸の大きさを気にし出した私である…


「あ、あのー…」

「あー自己紹介がまだだったね!私は飼育委員会の委員長の緑川さゆりです!クラスは6年2組だよ!」

「あ、あの雪乃さくらです。6年3組です。」

私たちは自己紹介をした。


「あー先週転校してきた人だったのね!通りで見ない顔だと思った!雪乃さんは動物に好かれやすいみたいだし、偶に遊びに来てあげてよ!」

「はい!」

「あはは、同じ学年の子に敬語使われるのはなんか、変な気分だな、普通に話そうよ!」

「え?あ!そうか!同じ年だ!」

緑川さんは身長が高いからどうにも年上に思えてしまう。


「あ!そろそろ予鈴がなるね!教室に戻ろうか?」

「うん、そうだね!」

私たちは少し雑談を交えながら今日へと戻った。


教室へ戻った、だけど、今日はえりちゃんは来てなかった。


そして先生がやってきて出欠を取る。

一人ずつ点呼を取ってえりちゃんの番になって

「三沢さんは今日は休みです。」

そう言って、次の人へと点呼を続けた。


(えりちゃんは休みか…寂しいなー)


そんな事を考えていたら点呼が自分の番になってて驚いた。

「雪乃さん?」

「は、はひっ!」

咄嗟に返事をして変な声がでた…恥ずかしい…

私は顔が真っ赤になってると思う。


そうして私は午前の授業の準備をする。

そして今日の一時間目は社会、二時間目は理科です。

なので凄く楽しみです。

社会はやっぱり楽しい!縄文時代の話はやはり面白い。理科の進化論と一緒に考えると違う発見があるのかも。そんな事を考えながら授業を受けていた。


二時間目は理科だったが、テストだった。私にはかなり不利だと思ったけど、簡単だった。地層の話でお義父さんから最初の方に借りた本の中に書いてあったところだから覚えていた。


テストは30分位で終わって次の章のさわりだけ入った。月と太陽の話だった!星や月は綺麗だからより深く教えてもらえるのは楽しみです!


そして三時間目の国語と四時間目の算数は普通に終わって、給食を食べて、昼休みになった。


昼休みは図書室に行くか、飼育小屋に行くか迷ったけど、図書館に行った。


(えーと…何があるかな?)


本を探していると高い所に植物の図鑑があった。

この前胡蝶蘭を貰ってから花言葉を調べる様になった。

なので、こういう本を見ると手に取るようになりました。


「と、届かない…」

私の身長ではあと少し足りない…

そんな事をしていると誰かが本を取ってくれた。

「この本でしょ?」

「あ、ありがとうございます!」

私より少し高い女の子が本を取ってくれた。


「あら?雪乃さん?」

「えっ?えーと…」

「あ、まだ知らないか!同じクラスの本田れんです。よろしく!」

「あ、えっと…ごめんなさい!」

「ふふふ、いいのいいの!気にしてないから!本が好きなの?」

「ええ、本を読むと自分の世界が広がるから好きです!」

私はまだ名前を覚えてない事を謝った。本田さんは気にしてなかったけど、なるべく早く覚えなければと思う。

「じゃあ、あまり邪魔しちゃいけないし、私は行くね、何かあったら貸し出しカウンターに来てね!私、図書委員会だから!」

「はい!ありがとうございます!」

そういうと、カウンターの方へと帰って行った。


そして、私は図鑑を読んで昼休みを過ごした。


「雪乃さん!ちょっと!」

私はホームルームが終わったら先生に呼ばれた。

「はい、どうしました?」

「あのね、転校してきたばかりで悪いんだけど。三沢さんにプリント持って行ってくれない?」

「いいですよ!」

私は快く返事をした。


そして、私はえりちゃんの家に着いた。

インターホンを鳴らすとえりちゃんのお母さんが出た。

「えーと…」

「あ!はじめまして!えりちゃんの友達の雪乃です!」

「あー!さくらちゃんね!話は聞いてますよ」

「良かったです!プリントを届けにきました!えりちゃんは大丈夫ですか?」

「ええ、えりなら大丈夫よ、熱は下がったから明日には学校に行けると思うわ!」

「そうですか!良かったです!あ、忘れるところだった!こちらプリントです!」

「ありがとうね、えりに会っていく?」

「会えますか?」

「ええ、お部屋にいるから行ってあげて。」

「お邪魔します!」


私はえりちゃんのお部屋へ行く。

コンコン

私は部屋のドアをノックする

「ん?だれ?」

「私だよ!」

「えっ?さくらちゃん?」

「うん!入っていい?」

「うん!いいよ!」


私は部屋の中へ入る。

「こんにちはー」

「こんにちは、来てくれてありがとさくらちゃん!」

そして私は今日学校であった事を話した。

朝の事、テストの事、昼休みの事


「さくらちゃんも友達が増えてきたね。良かった!」

「うん!でも、一番の友達はえりちゃんだよ!」


「ふふふありがとう!じゃあ今度さくらちゃんが休んだ時は私が行くね!」


そしてある程度キリのいいところでお話を終わらせた。

「じゃあまた明日ね!」

「うん!また明日ね!お邪魔しました!」

えりちゃんとえりちゃんのお母さんが玄関まで出てきてくれたので挨拶をして帰った。


さぁ、帰ろう!あかりお姉ちゃんにも今日の話をしよう!そう思いながら家路に着くのでした。


さくらが恋愛フラグ建ててますね。

フラグを回収するかは考え中です。

どうしようかなー笑


まぁあかり次第かな?あかりはさくらが最優先だし!

まあこの章での進展は無いと思うよ…たぶん…


それではここまで読んで頂きありがとうございました!

次回更新もお楽しみに!

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