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第四十七話 手紙

本日3回目です!


今日はここまで書きたかったからかけて良かったー!

それでは本編をお楽しみ下さい!

「まずはさくらちゃんからのを読もうかしら」

私はさくらちゃんの手紙の封を開けた。


『お義母さんへ!

いつも私の事を気にかけてくれて本当にありがとうございます。お義母さんのおかげであかりお姉ちゃんと一緒に暮らせているし、料理のレパートリーも増えました。この前二人で買い物に行った時も楽しかったです!そして何よりお義母さんに愛して貰っているのを深く実感出来ました!これからも一緒に楽しく暮らして行きたいです!もし、私が悪いことしたらちゃんと叱って下さいね!

私の大切なお義母さんへ!

さくらより』


「さくらちゃんを叱るかー難しいなーあかりと違って繊細そうだし。まぁ、でも、それが親の勤めだし!頑張ろ!」

私はそんな独り言を言いつつ顔が綻んでるのが分かった。


「さくらちゃんはそこまで叱る事も無さそうだろ、あかりと違ってわんぱくでは無さそうだしさ!」

私の独り言を聞いた大地さんがわざわざ返してくれた。


「それもそうね、あかりみたいに肉体言語でお話する必要はないもの、その辺では助かってるのかもね!」

あかりが聞いたら怒りそうだが、偶には愚痴らせてもらう。


「さてと、じゃああかりのを読もうかな」

私はあかりの手紙の封を開けた。

『お母さんへ

いつも私の事を心配してくれてありがとう!こうやって、手紙を出すのは初めてですね、さくらの提案で今回手紙を書く事にしましたが、書いててかなり恥ずかしいです!ですが、さくらを引き取ってくれた事、私に柔道などの体術を教えてくれた事、本当にありがとうございました!私はこれからも迷惑をかけると思うけど。許してくれると幸いです。最後に私を産んでくれてありがとう!私はお母さん達の子供に生まれてこれて幸せです!これからもよろしくお願いします!

大好きなお母さんへ

あかりより』

読み終わると私は涙が出ていた。

私の娘はしっかり成長したんだと思った。

「ええ、これからもちゃんと面倒見るわよ…私の大切な娘ですもの…」

そして下の方にまだ何か書いてあった。

『P.S.そろそろお仕置きはやめてください。恥ずかしいし、さくらの前でされると私の尊厳にも影響がでます。』


「フフフ、ダメに決まってるでしょ!あかりは口で言っても聞かないんだから…」


あかりの願いは却下されるのであった…


「うん、いい一日になったわ!大地さんもありがとね!」

「ううん、僕は何もしてないさ、あの二人が企画して、僕はそれに乗っかっただけだよ!まさか帰りにすみれに会うとは思わなかったけどね。」

「あら?そうなの?」

「うん、本当は僕が先に帰ってきて、三人で帰ってきたすみれにクラッカーを鳴らす予定だったんだよーそれでも臨機応変に対応したあの二人は凄いよ!」

「じゃあ、私たちも頑張らないとね!」

「ああ、大切な家族が増えて、そしてその家族が困ってる助けてあげるのが親の勤めさ!」


「それじゃあお願いね!私はさくらちゃん達のサポートに回るから。」

「ああ、任せておいてくれ!」


頼りになる旦那と大切な子供達!今の私の宝物です。


寝る前にあかりとさくらちゃんの部屋を覗く。

二人揃って寝ている。

あかりもさくらちゃんも幸せそうに寝ている。


そんな二人の枕元に私の手紙を置く。


「二人とも素敵な一日をありがとね、おやすみなさい。」

私はそっと扉を閉めて、自分の部屋へ戻るのだった。


翌朝、さくらとあかりは枕元にあった手紙をよんだ。

さくらは嬉しそうにしていた。

あかりは落ち込んでいた。

あかりの手紙の最後にはこう書かれていた。


『P.S.貴女は口で言っても分からないのでこれからもお仕置きは続けます。』


あかりのテンションを下げるには充分であったとさ。


『いつまでもあると思うな親と金』

こんなことわざもあるのでなるべく親のいるうちに親孝行しましょう!


それではここまで読んで頂きありがとうございました!

次回更新もお楽しみに!


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