第三十一話 計画を立てよう
季節は夏になるというのに少し肌寒いです。
体調管理はしっかりしましょう!
それでは本編をお楽しみください!
そろそろゴールデンウィークに入る。
部活も忙しくなる。
だか、最終日の5月6日は練習が休みだ!
なので、さくらとくみと3人でデートをする事にした。これはデートなのか?どうなのか?
そして、さくらもゴールデンウィーク明けから学校に行くことになる。
いろいろと忙しい一週間になるが、乗り越える。
その為に必要な事それは…
「5月6日の計画を立てよう!」
私の仕切りでくみとさくらを集めた!
「はい!あかりお姉ちゃん!」
「はい!さくらさん!」
「こういうのはくみお姉ちゃんの方が合ってない?」
いきなり私にダメ出ししてきた!
「うん、私もそう思うよ。」
くみにまで言われた…かなりショックを受けていじけた私は部屋の隅で小さくなる…
「えーでは気を取り直して5月6日何処に行きたいですか?」
私を差し置いてくみが仕切る…解せない…
しかし話し合いをする為に集まったのだ、やらないわけには行かない。
「何処か行きたい所ありますか?」
くみの質問にさくらが答える
「はい!遊園地!水族館!動物園!」
「はい、定番ですね!」
そう言いつつも紙に書いていく。
「じゃああかりは?」
「じゃあってなに!じゃあって!」
蔑ろにされたあげく、扱いが酷いので抗議した。
まぁでも話が進まないから答える
「うーん…そうだなーここからならそう遠くないし、スポーツ公園とか?あとは映画館?」
「へぇー意外とまともな事言えるようになったねー前はスポーツ用品店とか、そこら辺の公園とか言ってたのに。」
「こらー!さくらの前で恥をかかせるなー!」
「お姉ちゃん…流石にそれは…」
さくらが痛々しい物を見る目で見てくる。
(覚えてなさいくみ!後で絶対お仕置きしてやる!)
私はくみへの仕返しを考えておくのだった。
「さて、それじゃ私か、みんなに出させて私だけってのはダメだからね、うーんそうだなー1日しかないのが難点ね…」
少し悩んでいると、いきなり顔を上げてくみは提案した!
「ねぇ、5日の日うちに来ない?」
急な提案に私とさくらが顔を見合す。
「えっと?どういう事?」
私はいまいち状況が飲み込めないのでくみへと聞き返す。
「言ったままだよ!うちに泊まりに来ない?部活が終わった後に。そして次の日は自転車で何処かに行けば良いでしょ?」
「うん、それは良いけど…話脱線してない?その6日の日の予定を立ててるんだよ?」
………
「そうだった…あかりにツッコまれるなんて…」
かなりショックを受けたくみに対してさくらが頭を撫でてあげてる…
(私よりくみの方が待遇良くない?これはさくらにもお仕置きが必要なのかも…)
そんなこんなで話し合いが進んでいき、
行く場所は遊園地となった。
目的地も決まりあとはゴールデンウィークの前予定をクリアするのみ!
「それじゃあまた明日ね、あかり、さくらちゃん!」
「「うん、また明日ね」」
二人で手を振ってくみが見えなくなってから家へと入る。
「お姉ちゃん!」
「ん、どうした?」
私が靴を脱ぐ為に座っていると、さくらが私に抱きついて頭を撫でてきた。
「えっ?えっ?なんで?」
「お姉ちゃん私とくみお姉ちゃんに嫉妬してたでしょ?」
「見抜いてたの?」
「あかりお姉ちゃんはわかりやすいからねーだからこれはご褒美だよ!よく頑張りました!」
さくらの手が心地良い…このままずっとこうしていたい。
「だからね、お姉ちゃん。今日の事は許してね!」
ニコニコした笑顔でさくらが言ってくる。
(あーこれは恐らくさくら自身も分かってるのだ。やり過ぎたと…)
なので私は笑いながら
「ふふふ、それで済むならお仕置きは要らないよね?」
さくらはまずいという顔をして逃げた。
勿論本気でする訳ではない。
少し捕まえてくすぐるのだ!
「悪い子はどこだー」
「私は悪い子じゃないもーん!」
その後家の中を走り回っているのが母さんにバレて二人揃って叱られた…
何故か分からないけど、私だけお叱りだけじゃ済まず、お仕置きもされた…解せない…
私がお仕置きされてる間、さくらは2階の私たちの部屋に逃げていた。
流石に怖かったみたいだ。
長期休暇って皆さんなにしてますか?基本何もせず終わる事が多いのは自分だけなのかな?
ここまで読んで頂きありがとうございました!
次回更新もお楽しみに!




