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第三十話 花

読みにきてくれてありがとうございます!

楽しんで頂けると幸いです


それでは本編をどうぞ!

今日も一人でお留守番だ。

今の私は学校に行けないので、家でお留守番です。寂しいけどできる事はある。


洗濯、お風呂掃除に食器洗いそして勉強。

そんな事をしていると半日は終わる。


そしてお昼を食べたらまた勉強するのだ。


夕方からの予定はまちまちで今日はお買い物に行きます。

時刻は16時半、小学校のみんなが帰っているくらいに行かないと怪しまれるからね。


「あら?さくらちゃんお買い物?」


「はい!」


「いつも偉いわね!」

八百屋のおばさんと少しお話しすると、隣の魚屋さんもやってくる。


「さくらちゃんこんにちは!偉いよなー内の息子たちも見習って欲しいぜ!」


そんな話をしながら私は買い物を済ませていく。

そして何故かおまけを貰って帰るのだ。

ミステリー…


家への帰り道

隣のおじさんがおじさんの家の玄関先を掃除していた。

私が挨拶をしたらいつも挨拶をしてくれるので結構好きである。

「こんにちは!」


「はい、こんにちは!いつも元気だね。」

そして偶にお話しする様になりました。

盆栽など、植物を愛でるのが好きなのだそうで庭も綺麗だ。


「あーさくらちゃん!ちょっと待って!」

おじさんに呼び止められて振り返るとおじさんに少し待っててと言われました。

待っているとおじさんがお花を持ってきてくれた。


「さくらちゃんが入院してた事話してくれたからね、この花を君にあげるよ。部屋にでも飾ってくれ。」


「ありがとうございます!」

私は深く頭を下げた。


今の私にはお礼が出来ないので、さっき八百屋さんで買ったりんごをおじさんに2つあげました。

おじさんは凄く嬉しそうに笑って

「ありがとう」と言ってくれました。


微かに良い香りがする。

私はそのまま家へと入り帰り着きました。


私は貰った花をテーブルの上に置いてから、お米を炊いて少しお昼寝をする事にしました。


「ただいまー!」

玄関で誰かが帰ってきました。

お義母さんかな?

そんな事を思い玄関へ行くとあかりお姉ちゃんでした!


「おかえりなさい!お姉ちゃん!」

私は抱きつきました!

昨日飛び付いたらダメといわれたから少し自重して抱きつく程度に留めました。


「あれ?さくら?この花どうしたの?」


「隣のおじさんに貰ったの!」


「あーあのよく庭の手入れしてる人ね、さくら仲良いんだー」


「うん!買い物行くといつも庭の手入れしてるから挨拶してたの!」


私が凄く嬉しそうな顔をしてるのを見てあかりお姉ちゃんも嬉しそうだ。


「そっか、そっか!でもこの花香りとかないね、」

「そぉ?微かに良い匂いするよー!」


あかりお姉ちゃんは鼻を近づけて匂いを嗅いでいた。


「やっぱり、何も匂わないよーどちらかと言うと青臭いかな?」


「ねぇ?このお花なんて言うの?」

私はあかりお姉ちゃんに聞いてみました。


「私は花とかはわからないんだよねー」

(後で調べてみよ!)


そんな事を思っていると、誰か帰ってきました。

「ただいまー」

声からしてお義母さんの様です。


「えっ⁉︎胡蝶蘭⁉︎どうしたの?」


「さくらが貰ってきたってさ、お隣のおじさんから。」


「ええー!すごーい。やっぱり綺麗ねー」

「この花胡蝶蘭って言うの?」

私はお義母さんに聞くと


「ええ、この花は結構値がはるから贈り物によく使うの!」

「「へぇー」」

私のあかりお姉ちゃんがなるほどと納得していると

「ていうか、あかり!なんで胡蝶蘭も知らないの!」

「えっ?だって、私花とか興味ないから…」

「前に教えたでしょうがー!」


後ろであかりお姉ちゃんとお義母さんがなにやら言い争いを始めましたが、私は胡蝶蘭を見てました。


あとで調べた事ですが、

胡蝶蘭の花言葉は『幸福が飛んでくる』だそうです。今の私にはぴったりのお花です!


「今度はお花の勉強しようかな?」

そんな事を思いながら私は眠りにつくのでした。

胡蝶蘭は色によって花言葉が変わります。

と言っても薔薇もそうだそうです。


いろいろ調べてみると良いかもですね!


ちなみに私が読んで頂いている皆様に贈るとしたらダリア(白)です!


興味のある方は調べてみると良いかもですね!


それではここまで読んで頂きありがとうございました!

次回をお楽しみください!

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