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第二十七話 知識欲が凄すぎる!

投稿したと思ったら投稿されてなくて焦りました!


それでは本編をお楽しみください!

昨日はびっくりした。

さくらが理科に特化したレベルで凄いとは…

とりあえずくみと昨日の話をする。


「まさか、あそこまで頭が良いとは…」

「いやいや、理科以外は平均だよ、少し理解力は高いけど。常識の範囲ないだよ」

私とくみは頭を抱えている。


まず、どの辺から違和感があったのかを考える。


「とりあえず、さくらに理科を教えてて違和感なかった?」


私はくみに聞いた。


「そういえば、いつも理科だけは予習してた範囲が広かったね。社会は数ページに対して、理科はその章丸々終わってたりとか…」

はい、すでにこの時おかしいと思って欲しかった!

「あの…くみさん、それはもう異常ではなかろうか?私たちだって好きな教科でも予習とかそこまでしないよ?」

「いやだって、誰もいないし、あかりが帰ってくるまでする事ないから予習してたのかと思って…」

「あーそれはあるかも。でも、一章丸々はないよ!」

私は少し納得したが、それでも異常だと思う。


「とにかくさくらちゃんに遊ぶ事を覚えさせてみたら?じゃないと私たちの勉強してるところまで直ぐに来ちゃうよ!」

くみの提案に私も納得した。


「とりあえず母さん達とも話し合ってみないと、お金関係は私の範囲外だし…」


(そういえばトランプも遊び方知らなかったな…)


そんな事を考えながら昼休みを終えた。


部活の練習後、私はおもちゃ屋さんに来てみた。

何かさくらにあったおもちゃを探してみた。


(やっぱりゲーム機になるよなー)

財布を見るが所持金では足りない。

ここは少し折半してもらうか。


とりあえず考えをまとめながら家へと帰る。


「ただいまー!」


私の声が家に響く、するとすぐにさくらが来る!

「あっ!お姉ちゃんおかえりなさい!」

(お姉ちゃんと呼ぶって事は母さんは帰ってきてるのかな?)


案の定母さんは帰ってきていた。

「ただいま」

「おかえりなさい。あかり、ちょっとさくらの勉強見てあげて!私じゃ分からなかったの!」


これは母さんもお手上げの様だ…

「さくら、何が分からないの?」


「算数!」

(あー良かった。算数ならまだ教えられる)

私はまだ大丈夫だと思った。

「それで、何処の問題が分からないの?」


「えーとね、この問題なんだけどたすき掛けの方法使っても解けないの!」


「…ふぇ?」

私は驚きのあまり変な声が出た。


「これ、解の公式使って因数分解するやつじゃん!これも中学の内容だよ!いつの間に?」


「最近の小学生はもうそんな事も学んでるんだねー末恐ろしいわー」

笑いながら呑気な事を言ってる母さんにツッコミを入れる!

「そんなわけないでしょ!さくらが凄すぎるの!」

「ねぇ?解の公式って何?」

目をキラキラして聞いてくる…


「ちょっと待ってさくらなんでそこまで勉強出来たの?」

「これ読んだから!」

私の質問に対して出された答えは私の中学生の時の教科書と父さんの参考書…


「ちょっと、勝手に読んじゃダメでしょ!」

流石にこれは叱る勝手に人の物を使ったらダメだと教えないと。


「ごめんなさい…でも、この参考書はお義父さんに貸して貰ったよ!算数と理科の本が読みたいって言ったら貸してくれたの!」


さくらの言葉に知識への貪欲さに恐ろしくなった…そして犯人は父さんだった!これは問い詰めなければ!


「うん、さくら、そこまで勉強しなくていいよ。このままだと、私たちが教えられなくなっちゃう。」

「えっ?そうなの?今日は虚数の話読んでたのに…」

「きょ、きょ、虚数ぅぅぅー!私たちですらまだ習ってないのに!」

「えっ?そうなの?お姉ちゃん達と一緒の学校行けるの?」

目をめちゃくちゃキラキラさせて聞いてくる。

「それはできないよ!それにさくらならもっと上の学校行けるよ!」

とりあえずこの話は父さんが帰ってきてからだ!


そして私はというと…

さくらにねだられて、結局解の公式を教えた…

さくらがどんどん成長していく。嬉しいけど、学校に行って浮かないか不安になる。

私立の小学生レベルなのかすらも分からなかった…


とりあえず今日は父さんの帰りが遅い様なので話は明日となるが、その前に母さんと話をしておく事にした。


そして今日はさくらと遊ぶ。これ以上勉強させすぎて小学校で浮かない様にする為に。


さくらのスペックが上がる!

こんな子本当にいるのかな?

まぁ架空の話とはいえ、子供には元気にそして本当にやりたい事をさせて育ててあげたいですね!


それではここまで読んで頂きありがとうございました!

次回もお楽しみに!

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