第二百四十二話 終盤戦
お待たせしました。
それでは本編をどうぞ!
現在の順位…
1位 さゆりん 約5億
2位 えり 約2億
3位 れん 約1億5000万
ビリ さくら 約1300万
ここからは終盤戦に入る。そしてここからはお金が増える事は少なくなって減る事が多くなるのだった。
「いやー!家を購入して2500万支払う!何よこれ!もっと早く買いなさいよ!」
「嘘でしょ……詐欺に遭って1億の損害なんて……」
「株価暴落で5000万の損害……」
れんちゃんから始まりえりちゃんやさゆりんもかなりの損失を出していた。私はまだ中盤なので財産を貯めておきたい。
という事で、私はルーレットを回した。出た目は2。
「さくらちゃんがなんか怖いんだけど……」
「うん、これは何か起こる気がするよ。」
えりちゃんとれんちゃんが警戒し始めてきてるけど、もうこれは運任せだし、何も出来ないのだった。
「2つだからここね。昇進決定。重役へ。年収1億になる。」
「やっぱりさくら……巻き返してきたよ。」
「やっぱりさくらちゃんだね。」
「さくらちゃんが怖いわね。」
みんなの反応がおかしい気がしてしまうのであった。
そこから3ターンが過ぎて私は遂に社長となっていた。資産は10億を超えていた。
「ちょっと、何よこれ、さくらが単独トップじゃん!」
「というか、私たち一気に貧乏になってきたよね。」
「私なんて……ガンになって高額な医療費取られたんだけど……」
みんなはぼろぼろの様であった。そして、1番最初にゴールしたのはさゆりんであった。
「8が出た……これで終わりね。これ以上資産を減らされなくて良かったわ。」
「おめでとう、さゆりん。」
「先にずるい!」
「私はあと2回はルーレット回さないと……せめて借金は背負いたくないよ〜……」
弱音を吐いてるれんちゃんは残り資産が150万なのだ。そう思うのも無理はないのだった。
「じゃあ私は1回休みだからえりちゃん回してね。」
「あっ、そうだったね。」
という事でえりちゃんがルーレットを回した。出た目は6。
「6だからここね。宝くじに当たる1000万ゲット!この人生ゲーム所々宝くじ当たるわね。でも助かった。」
えりちゃんももう少しでゴールだけど資産は残り9000万だったので助かるのであった。
「じゃあ次は私か……」
ここでえりちゃんは4以上出せばゴールであるが……出た目は1……
「うわぁーん!なんでよー!」
「まぁまぁ、とりあえず1つマス進んで……」
「えっ?嘘……」
そこに書かれていたのは……
「強制終了。交通事故で亡くなったためゴール……」
「こんな事あるの⁉︎」
「悲惨過ぎるでしょ!このマス考えた人何考えてるのよ!」
「よ、良かったー!これで資産残して終われるよー」
「「「いや!良くないから!」」」
えりちゃんの言葉に私たちは怒鳴るのだった。
という事で私たちもゴールを迎えて終わるのであった。
という事で、人生ゲームの話はおしまいです。あとは結果発表をのこすのみ…クリスマスもう終わってしまったです。
まだあかりとのデートもあるのに。
ここまで読んで頂きありがとうございました。次回更新もお楽しみに!