表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
238/250

第二百三十八話 人生ゲーム 序盤2

お待たせしました。


それでは本編をどうぞ!

 次のターン、えりちゃんは一回休みの為さゆりんがルーレットを回した。出た数字は8だった。


「えーっと、8だからここね。ええーっと、給食費に3000円の支払い……」


 これでさゆりんの残金は14万7000円になった。これ本当に億万長者になれるのかな?


 続いて私がルーレットを回すと7が出た。


「えーっと7だからここね。お手伝いをする。偶数で成功奇数で失敗……失敗したら罰金1万円、成功したら再びルーレットを回せる。か……」


 なので、ルーレットを回してみる。出た目は2。なんとか罰金は避けれた様だ。えりちゃんが舌打ちした様に見えたが気のせいにしとこう……

 そして、再びルーレットを回して6がでた。


「えーっと、6だからここね。銀行の貯蓄出来る様になりました。一万円入れると次のターンから1000円ずつ利子が貰える。」


 という事なので私は10万円を注ぎ込むのであった。


「さくらがもう勝ち組になってしまった……」

「まずいよ!早くさくらちゃんの独走止めないと!」

「れんちゃんさくらちゃんの暴走を止めて!」

「ちょっとえりちゃん!私独走体制に入ったけど、暴走はしてないよ!」


 私がそう弁明しても、3人から暴走してると言われた!解せない……

 そして、れんちゃんが出した目は2だった。ついさっき私が止まったマスに止まったので、れんちゃんはルーレットを回した。出た目は1である……


「ぬあー!」


 目も当てられないので私は声をかけなかった。ただえりちゃんはポンっと肩に手を置くのであった。

 そして、1回休みのえりちゃんがルーレットを回した。出た目は9。


「9だからここね。えーっと。食中毒により1回休み……なんでよー!」

「まぁまだ続きあるから。えーっと。見舞金としてみんなから一万円ずつ貰える……」

「よ、ようやく増えたよー!」


「良かったわね。はい1万円。」


 という事で、えりちゃんは3人から1万円をもらうのでした。


 なんとか進みながらも中盤戦に入ってきて、私とれんちゃんが高校生、えりちゃんとさゆりんが中学生マスに今はいます。


現在順位

1位 さくら  40万8000円

2位 さゆりん 38万9000円

3位 れん   25万6600円

ビリ えり   17万 1000円


 となっていた。えりちゃんは今回病気になりやすいのでその都度見舞金を貰えているけどなかなかについていない。正直ゴールまでに破産の可能性もありそうだった。


 れんちゃんもなかなかについておらずお金を増やせていなかった。それでも、お祝い金や見舞金をしっかりと取っているので安泰していた。


 さゆりんは私と同じ様に貯蓄できている。しかも私と同じ金額を貯蓄に回していて私とどっこいどっこいなのだった。


 私はというと、なかなか攻めあぐねている。というのもなかなか学生の時は大きな進展がないので大きく賭けが出来ないのだ。正直つまらない……


 そしてここから怒涛の中盤戦が始まるのであった。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

次回更新は12月25日土曜日午後21時です。


お楽しみに!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ