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第二百三十三話 家へと帰る

お待たせ致しました。


それでは本編をどうぞ!

 くみを見送って帰ってきた私たちは今叱られている。さくらは理不尽な様な目で私を見てくるがここは黙って叱られてくれ。


「もぉ!こんなにお菓子どうするのよ!」

「どうするって食べるに決まってるじゃん。」

「そーいうー事を言ってるんじゃないわよー!」

「ふぎゃーー!」


 私の口答えに母さんから鉄拳を喰らうのであった。


 それから私とさくらが先にお風呂に入った。今は寒いので1人ずつさくら、私の順番である。お風呂から上がる頃には時刻は20時である。くみはまだ着かないみたいで携帯に連絡は来ていなかった。


「お姉ちゃん、くみお姉ちゃんはまだ着かないのかな?」

「みたいね。少し心配よね……」


 私とさくらが話していると父さんが話してきた。


「さっきニュースで新幹線が遅れてるって流れてたよ。強風によるものらしい。運休にはなっていない様だから心配はないよ。」

「そうなんだね。お父さんいつニュース見たの?」

「あかり達が帰ってくる前だよ。あかりもさくらちゃんもあまりニュースは見ないけどこういうニュースは頭に入れて置いた方がいいよー」

「「はーい。」」


 私はあまりニュースは見ていない。理由は何を言ってるのかわからないからだ。なのでよくもっと勉強しろと言われている。さくらはまぁ、ニュースは偶に見てるけど直ぐに変えてしまう。理由を聞くと暗いニュースばっかりでつまらないそうだ。


 そんなこんなで21時を過ぎた頃くみから電話が鳴った。


「あ、あかり?今着いたよー。」

「良かったー、帰りが遅いから心配してたんだー。」

「ごめんごめん、新幹線が遅れてたんだ。」

「うん、さっき知った。お疲れ様だったね。」

「ええ、とりあえず明日は学校休むわ。たぶん起きれないからね。」

「えー、ずるくない?」


 くみと話しているとさくらが側に来てそろそろ代わってという目を向けてくる。さくらも心配してたのだからしょうがないのである。


「くみー、さくらが代わってって、催促してきてるから代わるね。」

「はいはーい!」


 私はそのままさくらに携帯を渡した。


「もしもし、くみお姉ちゃん?」

「もしもし、さくらちゃん。3日間ありがとね。楽しかったよー。」

「こちらこそありがとうございました。デート楽しかったよー。また行こうね!」

「うん、次は遊園地とかにしようかー、楽しみにしててね。」

「分かった!おやすみなさーい!」

「はーい、おやすみなさい」


 さくらは話したい事を話し終えると再び私に携帯を返してきた。


「じゃあくみ、楽しかったよ。ゆっくり休んでね。」

「はーい、またねー」


 これで今日も安心して寝られそうだ。さくらは緊張の糸が切れたのか目を擦り始めた。


「さくら、もう寝る?」

「うん……安心したら眠くなってきちゃった……」

「そうね。じゃあトイレ行って寝ましょ。じゃあ父さん母さん私たち先に寝るね。おやすみー」

「おや……すみぃー……」

「「おやすみー」」


 そして、今日は2日ぶりに2人で寝るので寂しさからが同じ布団で寝る私たちであった。

お菓子の買い過ぎには注意しましょう。


それではここまで読んで頂きありがとうございました。

次回更新は12月18日土曜日の21時です。お楽しみに。

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