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第二百三十話 クレーンゲーム

お待たせしました。


それでは本編をどうぞ!

 お昼はあったかいうどんを食べていた。私は海老天うどんをさくらはカレーうどんを食べていた。


「このカレーうどん結構辛いよー……」

「辛いなら変えてあげようか?」

「大丈夫だよー。この辛さがくせになるんだよー」

「そういうもんなのかなー……あっ、服に付けない様にね、洗濯してもカレーのシミは落ちにくいからね。」

「はーい!」

「あーもう、口についてるわよ。」


 私はさくらの口の周りについてるカレーを指で掬って自分の口に持ってくる。

「……からーい!」


 私は水を一気に飲みほした。


「ゴホッゴホッ!なんでさくらはそんな辛いの食べられるのよ!」

「お姉ちゃん……カッコ悪いよ。」


(大丈夫、それは私もそう思ってる……)


 そして、私が咳き込んでいると、さくらは私の背中をさすってくれた。


「もぉー、お姉ちゃん。あんまり心配かけないでよー。」

「ご、ごめん……」

「はいはい、早く落ち着いてね。」


 さくらは私が落ち着くまで背中をさすっていてくれた。そして再び食べ始める。


「もぉーお姉ちゃんはもう少し落ち着いてほしいなー。」

「不意打ちは無理よー。あと、私は辛いのが苦手なの!」

「それなら、わざわざ口に入れる事なかったでしょー辛いって言ってたんだから。」

「うぅー……ぐぅの音が出ないとは正しくこの事だね。」

「でも、気にかけてくれるのは嬉しいんだよ。だからお姉ちゃんも楽しく食事をしてよね。」


 さくらはそっぽを向きながらも心配そうにこちらを見ていた。


(何このツンデレ……可愛すぎるわ!)


 私は心の中でそんなツッコミを入れるのであった。

 お店を出ると次はゲームセンターに来ていた。時計で時間を確認してみると、そろそろ試験の終わる時間であった。なので、そこからここまで来る時間があるため私たちはここにいたのだ。


「さくら、何か欲しい景品ある?」

「んーとねーあっ、あの人形が欲しい!」

「あれかー……500円位で取れそうね。よし、取ってあげる。」


 私は首の関節を鳴らすとUFOキャッチャーの前に立った。狙うは白兎の人形である。私は迷わずゲーム機に500円玉を入れた。


「お姉ちゃん、100円ずつ入れた方が良くないの?途中で取れたら勿体ないよ。」

「良いのよ。大体UFOキャッチャーって3000円位で取れるように設定されてるのよ。法律でも、景品の値段も800円を超えない様に決められてるんだからね。」

「なんで、お姉ちゃんがそんな事知ってるの?」

「母さんに教えてもらった。」

「なんか、納得してしまうね。」


 気を取り直して台に目を向けて取り始めた。まず最初の1回目と2回目で取りやすい体制に持ってきた。次の3回目と4回目で取りやすい位置へ……そして5回目で……


「あっ!取れた。」

「凄いお姉ちゃん!取れたね!」

「うん、取れちゃったね。あと1回分残ってるのに……」


 そう500円を入れるとおまけで1回多く動かせるのだ。まさかの1回分損した形になったが、まぁ仕方ないので無駄に1回動かして終わるのであった。

本編で出てきたクレーンゲームに関してはしっかりと法律で定められています。大体3000円で取れるようになっています。


なのでその辺を了承して楽しく遊びましょう。


それではここまで読んで頂きありがとうございました。

次回更新もお楽しみに

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