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第二百二十八話 こたつ

お待たせしました。


それでは本編をどうぞ!

 私が帰るとさくらとくみはコタツで勉強していた。 


「2人とももう帰って来たの?」


 まだ14時過ぎなのに2人が帰ってきたので驚いた。もう少しゆっくりして帰ってくるのかと思っていたからだ。


「当たり前じゃん。明日試験だよ!」

「ごめんなさい……」


 さくらに思いっきり怒られた……

(なんでさくらが怒るの?)


 私はくみに怒られるならともかくさくらから怒られる事に疑問を覚えるのであった。


「2人ともお昼は?」

「近くのファミレスで済ませたよ。」

「うん、ハンバーグ食べて来たよ。」

「楽しんで来たみたいで良かったわ。」


 まぁ、変なのに絡まれないで無事に帰ってきてくれたのなら私は嬉しいのだった。

 そこから母さん達が帰って来るまで2人勉強していた。私はというと……


「2人ともおやつ買ってきたよー」

「「ありがとう!」」


 2人の勉強の邪魔にならない様に外出していた。私がこの沈黙に耐えられないのもある。さくらも受験が近いので過去問などを解いていた。


「じゃあお茶は私が淹れるね。お姉ちゃん達はコーヒーで良い?」

「いいわよ。私が淹れるからさくらは勉強してて。」

「ううん、買って来て貰っておいて何もしないなんて出来ないわ。私がやるの!」


 そう言ってさくらはポットでお湯を沸かしてコップの準備を始めた。


「はぁ……言い出したら聞かないんだから。」


 私はやれやれと思いつつコタツに入る。


「さくらちゃんはよく動くわねー。」

「才色兼備ってあの子の事かもね。あぁー……コタツあったかーい……」

「さくらちゃんに任せて良かったわね。」


 私もコタツに入ってぬくぬくしていたらそうして良かったと思うのであった。


「お姉ちゃんたちー出来たよー。」

「「ありがとー!」」


 さくらがお盆にコーヒー2つとホットミルクを1つ載せて持って来てくれた。


「はい、どうぞー」

「いや、いいわよ。自分達で取るからね。」


 私とくみはそれぞれさくらが持ってきてくれたコーヒーを受け取った。


「ありがとう、さくらちゃん。」

「ありがとね、さくら」

「どういたしましてー。」


 さくらも自分の場所に座ってお菓子の袋を開けて食べ始めた。


「あんまり食べすぎちゃダメよ、夜ご飯食べられなくなるわよ。」

「分かってるよー。」

「さくらちゃん……そんな事言ってももう2袋目に手をつけてるわよ。」

「さくら!」


 こうして休憩を終えてさくらとくみは勉強を再開した。私は再び外へランニングへと出かけた。少しは勉強しようとしたが、全くやる気なかったので5分で切り上げたのであった。


 戻ってきた時には母さんが帰ってきていた。そして何故か叱られた。これは恐らく逃げた事を読んでの事だと思う。


(流石母さん……よく分かってらっしゃる……)


 これは仕方ない事と受け入れて大人しく叱られる事にしたのでした。

寒いとこたつに入りたくなりますね。

猫はねこらしくこたつでぬくぬくしてたいです。

出来ないけど…


それではここまで読んで頂きありがとうございました。

次回更新は12月11日土曜日の21時です。お楽しみに!

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