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第二百十六話 お土産

今朝はすいませんでした。今後ともよろしくお願いします。

お待たせしました。


それでは本編をどうぞ!

 今日は結局外食となった。というか、昨日外食にしようと私がいない間に決めてたらしい。じゃないとお義母さんがこんなにのんびりしてるはずないのだ。


「さくら、何が食べたい?」

「麺類以外ならなんでもいいかな?昨日は皿うどん、今日のお昼はちゃんぽんだったからね。」

「結構エンジョイして来たみたいね。じゃあ父さんは何がいい?」


 私の意見を聞くと今度はお義父さんに聞いた。


「僕かい?そうだねー……お刺身とか天ぷらなんかの和食かな?」

「おおー、いいわね。じゃあそれで良いんじゃない?」

「ちょっと、なんで私には聞かないのよ!」

「母さんは大体父さんと同じ意見じゃん。聞く必要なくない?」

「それでも聞いて欲しいのよ!」

「面倒くさいなー……」

「あかり、後で覚えておきなさい。明日は椅子に座れなくしてあげる。」


(あーあ……お姉ちゃんやらかしちゃった。明日は確か練習試合なのに……)


 地雷を踏んだお姉ちゃんが無事では済まないだろうけど、無事に済んだらと願うしかなかった。ちなみにお姉ちゃんの顔は少し青ざめていた。


 まぁ、それでも夕食は楽しく食べられた。食べてる時は修学旅行中の話をしていた。見たことや、行った場所とかの話をした。思い出しながら話していると、また行きたいなーっと思えてしまう。今日帰ってきたのにね。


「ふぅー、美味しかった!」

「私は味が分からなかったよ……」


 お姉ちゃんは今から起こる悲劇を想像していたらしく、味が分からないと言っていた。自業自得ではあるので、同情はしない。ただ早い段階で許される事を願うしか無かった。


 帰って来ると早速お姉ちゃんはお義母さんに耳を引っ張られながら別室に連れて行かれた。

 私はお義父さんとそっと別の部屋へ行くのでした。


(お姉ちゃん……無事かな?)


 私はそんな事を考えながらお風呂に入っていた。

 お風呂から上がるとお姉ちゃんがうつ伏せになって寝ていた。


「お姉ちゃん、大丈夫?」

「お尻の感覚がない……」

「撫でてみようか?」

「さくら……やったらどうなるかわかるよね?」

「うん、やめておく。」


 私はお姉ちゃんの目が怖かったのですぐに離れた。


「さくらちゃん、あかり、あなた、カステラ切ったから食べなさい。」


 私とお義父さんは呼ばれてすぐに椅子に座って食べた。お姉ちゃんは生まれたての子鹿のようにゆっくり歩いてきた。そして、立って食べていた。


「あら、あかり座らないの?」

「座れないのよ……痛いから……」

「いいから座りなさい行儀が悪い!」

「うぅー……鬼ー!」


 私とお義父さんはクスクスと笑って2人の会話を聞いていた。


 みんなお風呂に入って、最後のお姉ちゃんが帰って来たので私たちも部屋に戻った。


「お姉ちゃん。お尻大丈夫?」

「あはは……さっきよりは楽かも……」

「余計な事を言わなければ叩かれなかったのにね。」

「迂闊でした……」


 私はお姉ちゃんを布団に寝かせると、鞄からある物を取り出した。


「はい、お姉ちゃん。」

「ん?何これ?」

「ハートストーン伝説のペアキーホルダーだよ。1つずつ持っておこう。あかりへのお土産だよ。これからも宜しくね。」

「おおー、ありがとう!じゃあ私は黒貰うね。」

「じゃあ私は赤だね。」


 私たちはそれぞれよく使う鞄に付けた。なんかお揃いの物を付けてると嬉しくなった。付け終わると、急に眠くなってしまい、私はそのまま眠ってしまったのだった。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

そして、すいませんが少し休みを頂きます。


ストックがもう無くなってしまったのでまた書き溜めてから出させて頂きます。

次回更新は11月27日の土曜日です。

よろしくお願いします。


それではここまで読んで頂きありがとうございました。

次回更新もお楽しみに!

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