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第二百八話 修学旅行!

皆さん大変お待たせしました。


それでは本編をどうぞ!

「あれ?さくら何処か行くの?」


私は荷造りしているさくらと母さんを見て話しかけた。


「何言ってるのよ、さくらちゃんは明日から修学旅行でしょ!」

「あー……もうそんな時期か……」

「白々しい。さくらちゃんが2日居ないから寂しいんでしょー?」

「そ、そんなわけないでしょ!」

「へぇーお姉ちゃん私が居なくても平気なんだ……」


私が母さんの言葉を否定すれば今度はさくらから攻撃された。素直に寂しいって言っておけばよかった……


「あまりお姉ちゃんをいじめてたら嫌われちゃうし、そろそろ止めとこうかな。」

「あら、大丈夫よあかりはさくらちゃんの事が大好きなんだから。」

「知ってるよー。だからついいじめたくなっちゃうんだー。私もお姉ちゃんの事大好きだからね。」


((あっ、この子新生のドSだ……))


私と母さんは同じ事を考えるのであった。


「どこ行くんだっけ?」

「あかり、それは流石に知っておきなさいよ。可愛い彼女が行く場所なんだから……」


母さんに呆れられてしまい、さくらは少し不機嫌そうな顔をされた。


「長崎よ。平和の授業の一環だから最適か場所でもあるのよね。」

「うん、お土産はカステラ買ってくるね。」

「班はどうなってるの?」

「同じ班にえりちゃんとれんちゃんがいるよ。さゆりんは別クラスだから別行動だよ。」


さくらがさゆりんと言っているが最初は誰か分からなかったがさゆりちゃんの事だと分かるまで少しかかった私である。


「あれ?男子はいないの?」

「うん、男子が2人少ないから私たちだけ女子だけのはんなの。」


とりあえずどこの馬の骨とも知れない男と一緒という事がなくなりホッとする私であった。


「あかり、アンタ今ホッとしたでしょ?」


私はドキッとした。なぜ分かるのだこのオバさんは……

またそんな事を思ってると今度は母さんの鉄拳が私の脳天に直撃した。


「だからなんで⁉︎」

「アンタ今母さんのことオバさんって思ったでしょ!」

「だからなんで分かるの⁉︎」

「目は口ほどに物を言うのよ!それに何年アンタの母親やってると思ってるの!」


私と母さんがじゃれあってる間もさくらはセコセコと荷造りをするのであった。


「ねぇ、さくら……」

「どうしたのお姉ちゃん?」


わたしはその夜寝る前にさくらに話しかけてみた。


「さくらは私と離れて寂しい?」

「うん……寂しいよ。」

「修学旅行休むつもりはない……?」

「うん、ないよ。」

「そっか……」

「うん……お姉ちゃん。」


私は次の言葉が出てこなかった。

すると今度はさくらから話しをしだした。


「うん……」

「行ってきます。」

「うん、行ってらっしゃい。」


翌日、さくらは修学旅行へ出発した。


「行ってきます!」

「さくら、無事に帰って来てね。」

「お姉ちゃん……うん!もちろん!お土産買ってくるね。」


そう言うとさくらは走って学校へ向かった。


「さぁ、私も学校へ行かなくちゃ。」


そうして私も自転車で学校へ向かうのであった。

今回初めて地名を出しました。というのも出さないと話が分からなくなってしまうからです。


相当悩みましたが、今はコロナウイルスで旅行などなかなか行けないのでどうか行った気分でもと思い書く事にしました。


実際私は子供の頃の修学旅行の記憶とネットのパンフレットを見ながら今は書いてる所存です。なので所々おかしな点もあると思います(特に移動時間など)がご了承下さい。参考にしたサイトのURLはその都度後書きに載せますのでご覧下さい。


コロナが落ち着いたら読者の皆さんも是非行って見て下さい。


それではここまで読んで頂きありがとうございました。次回更新は日曜日の21時とさせて頂きます。まだこの修学旅行の話書き終えていないので…すいません……

修学旅行の話が終わればまた通常通り毎日更新に戻すのでよろしくお願いします。

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