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第百九十三話 ツンデレ

お待たせしました。


それでは本編をどうぞ!

「ただいまー……」

「おかえりなさい。あれ、お姉ちゃんお疲れ気味?」

「しゃーくーらーちゅかれたよー!」

私は出迎えてくれたさくらに抱きついた。


「もぉー、お姉ちゃん汗臭いよー。どーしたの?」

「だってー……」

「はいはい、疲れて何かあったのは分かったからシャワー浴びて来て!」

さくらは私を突き放してから背中に回って私をお風呂場に連れて行った。

「下着と着替えは持って来るから先に入って来て。」


そう言うと扉を閉めてさくらは私の服を取りに行ってしまった。

「はぁー……しょうがないさっさと入ろう。」

私は服を脱いでシャワーを浴びに行く。


「服ここに置いておくよー。」

「ありがとうーさくらも一緒入る?」

「いいの⁉︎」

「嘘よ。後でゆっくりお風呂に入って温まりなさい。」

「ぶぅーー!いいもん、そんな事言うならお姉ちゃんのパンツだけ持って……」

「さくらー、そんな事したら分かってるわよねー……」

「ゴメンナサイ……」

私の低い声にさくらビビったらしく素直に謝った。

私がシャワーから上がるとちゃんとバスタオルと着替えを置いてくれていた。流石私の妹だ。


「あれ、そういえば母さんは?」

ソファーに座ってテレビを見ていたさくらに母さんの事を聞いてみた。いつもならもう帰ってさくらと夕ご飯の準備をしているからだ。

「お義母さんなら買い忘れがあったから買いに行っちゃったよ。私はお姉ちゃんが帰ってくるから待ってたの。きっと心配するからね。」

「そっか、そっかー私の帰りを待っててくれたかー。さくらは優しいねー。お礼にチューしてあげるー。」

「お姉ちゃん……テレビドラマに出てくる中年オヤジみたいで正直気持ち悪い……」

「それは悪かったけど、そのゴミを見る目つきはやめて……結構傷つく。」


さくらが最近私に対してツンツンすることが増えてきた様に感じる……気のせいだろうか?


「それでお姉ちゃんは何かあったんでしょ?」

「う、うん……」

「話してほしいなー。お姉ちゃんの力になりたいし。」

そして今度はデレである。

(これは誰かに入れ知恵されたな。)

私はさくらがツンデレになりつつあるさくらを見てそう思うのであった。

「それがね……」

私は今日あったことを話して、私が着せ替え人形みたいになってる事や、帰り際には私が男装喫茶の店員になる事まで決められた事を話した。

「ーーという事なんだけど……⁉︎」

私が話し終えるとさくらの目がキラキラしていた。

「お姉ちゃんの男装私も見たい、絶対カッコいいもん!」

「ええー、さくらまでーー⁉︎」

「お姉ちゃんの文化祭は絶対に行かないと!えりちゃん、れんちゃん、さゆりん3人と行くからね!」

さくらはもう行く気満々である。

「ちょっとさくら、落ち着いて、まだ先だから11月に入ってからだから!」

「えーー、待ち遠しいなー。」

「ただいまー」

さくらの暴走がようやく止まった事に安堵していると丁度よく母さんが帰ってきた。

「あかりおかえりーごめんね待たせちゃって、急いでご飯作るからさくらちゃん手伝って。」

「はーい。」


こうしてバタバタの1日がようやく落ち着いたのであった。

今回試しにツンデレさくらを書いてみました。お年頃という事で続かなくても許してください。


それではここまで読んで頂きありがとうございました。

次回更新もお楽しみに!

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