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第百八十一話 遊び

お待たせしました。

それでは本編をどうぞ

さくらたちは私の見える範囲で遊んでいた。今はボールを投げてウォーキングアップの様だ。


「それにしても人が多いなー」

わたしはそんな独り言を言いながら空を見た。もう8月も終わりだというのにまだまだ夏空が広がっていた。

時計を見るお10時を少し回ったところである。水分補給は30分おきに摂らせる様に言われているため、あと15分後くらいで良いだろう。

すると、私が座ってたところにボールが転がってくる


「お姉ちゃんボール取って!」

私は来たボールを投げてさくらに渡した。

「はいよー。」

「ありがとう!」


さくらはボールを受け取ると走ってみんなの所へ戻ってしまった。


「やっぱり同年代の子と遊ぶ時は私と違う顔なのね…当たり前だけど。」

当たり前の事なのに、分かっていたのに、やっぱり嫉妬してしまう私はまだまだお子様の様だ。

すると、さゆりちゃんが私の方へ走って来た。


「あれ、何かあった?」

「お姉さん交代です。みんなで来てるんだからお姉さんも遊んでください。」

「えっ?私はいいよ、遊んでおいで。」

「いえいえ、みんなで決めてたんです。交代で休みながら遊ぼうって。だからお姉さんも入って下さい。」

「そぉ。じゃあありがたく遊ばせてもらおうかな。」


ここまで勧められては断る方が失礼だ。なのでここは素直に変わる事にした。


「じゃあ、みんなよろしくね。」

「お姉ちゃん、本気で投げないでね。たぶん誰も取れないから…」

「さくら、私だってその辺は分かってるわよ。」

「だってお姉ちゃんたまにムキになるから…」

「…記憶にございません!」


そう言って私は軽く投げた。

「うわっと!お姉さんのボール速い。これで本気じゃないんだからすごい!」

「あはは…ごめんね、右にするわ。」

利き腕で軽く投げても速かったらしい。もう少しセーブしよう。

「お姉さん左利きなの!凄い。」

「ほんとだ!凄い。」

「いや、お姉ちゃんは両利きだよ。最近右利きにもなったんだよ。」

「「すごーい!」」

私の両利きに2人は驚いていた。確かに珍しいけど、その羨望の眼差しはむず痒かった。


「そーれっ!」

「はーい!」

「えいっ!」

「それっ!」

少しボールを投げていると汗が出てきた。


「3人ともお茶飲んできて。熱中症になっちゃうから。」

「「「はーい!」」」

元気な声で返事をして、3人は休憩に行った。その後ろを私も付いて行った。


「ふぅー。麦茶美味しい!」

「結構汗かいたね。」

「楽しかったー。」

「次はれんが見張りだよね?」

「うん、だから次はさゆりが遊んで来て。」

「分かった、その次はさくらちゃんで良い?」

「いいよー。じゃあ最後はえりちゃんだね。」

「やね、じゃあ一周回ったらお昼にしようか!」

「「「賛成!」」」

(この子たちしっかりし過ぎじゃない⁉︎)

「じゃあまた遊ぼうか!次は鬼ごっこしない?」


えりちゃんの提案にさくらもさゆりちゃんも賛成した。

「じゃあここでジャンケンして鬼を決めよう。」

「せーの!」

「「「「ジャンケンポン!」」」」

「あっ…」

3人チョキで私がパー……ストレート負けである。


「じゃあお姉ちゃん30数えてね。」

「逃げる範囲はえりが見えてる場所までね。」

「それじゃあ逃げよー!」


ニコニコ笑いながら3人は走って行った。


「…29、30!じゃあれんちゃん。あとお願いね!」

「任せて下さい!」

こうして私は3人を追いかけるのであった。

外で遊ぶのは楽しいですよね。書いていて昔を思い出しました。

みなさんは小学生の時の思い出はで印象に残ってるのはありますか?


それではここまで読んで頂きありがとうございました。

次回更新もお楽しみに!

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