第百八十話 あいさつ
お待たせしました。
それでは本編をどうぞ!
日曜日、夜の雨は上がっていて、朝は結構涼しかった。
「「「おはようございます!」」」
8時55分に3人は来た。流石にみんな遅刻しないなー。
「お姉ちゃん、みんな来たよ。早く早く!」
「うん、もう行くわよ。」
「私先に外で待ってるよー」
私は待ちきれずに外でみんなと待つことにした。
「さくらちゃん、おはよう!」
「おはよう!みんな!」
「あれ、お姉さんは?」
「準備中…というか戸締り確認だね。」
「「「あー…大変なんだね…」」」
「あはは…」
「ごめんね、お待たせしました。」
お姉ちゃんが家から出て来たので挨拶をしようとしたところで、そういえばさゆりんとは初めてだった事を思い出す。
「お姉ちゃんとは初めてだよね。緑川さゆりさん。さゆりんって呼んでるよ。」
「初めまして、緑川さゆりです。よろしくお願いします。」
「初めまして、さくらの義姉の高木あかりです。よろしく。」
自己紹介を終えて改めてみんなで挨拶をした。
「じゃあ改めて、今日はよろしくお願いします。」
「「「よろしくお願いします。」」」
みんながお姉ちゃんに挨拶をして出発する。
「さくらちゃんの新しい自転車だよね。水溜りには気をつけなよ。」
「そうだよ、泥跳ねに気をつけてないとすぐ汚れちゃうよ。」
雨上がりだからそこら中水溜りがあるからみんなが注意する様に言われる。
「うん、気をつける。」
「みんな、さくらに過保護だよね。」
「お姉ちゃんだって、かなり私に過保護だよ。」
「それはまぁ…」
お姉ちゃんは少し顔を背けて、照れ隠ししている。
「なんか…」
「羨ましいよね…」
「姉妹愛だね…」
「「あはは…」」
(((あ、否定しないんだ……)))
3人はなんか羨ましそうにして、どこか悔しそうな顔をしていた。
「そういえば、あの公園広いけど遊具が少ないわよ。みんな何か持ってきたの?」
お姉ちゃんの質問にれんちゃんとさゆりんが答えた。
「バドミントンのラケットを2つと羽を持ってきてます。」
「後は、ボールを持ってきてます。」
「流石だね、さくらはアウトドア系は持ってないから、今度なんか買ってあげないとね。」
「うーん…私はどちらかと言うと新しい本が欲しいなー。図鑑とか…」
「ダメよ、夏休みは毎日走らせてるけど終わったらまたインドアになるでしょ?」
「それは……」
(否定出来ない……)
「みんな今日はさくらをへとへとになるまで遊んであげてね。」
「「「はーい!」」」
「えっ、みんなが私の敵になっちゃった⁉︎」
私が本気で焦っているとみんなクスクスと笑っていた。
「もぉーみんな!ひどいよー!」
「「「あはは!」」」
「はーい、そろそろ着くよ!」
約40分自転車を漕いで到着した公園には結構人がいた。
「うわー。人が多いね。」
「夏休み最後の日曜日だからね。家族で来てる人たちもいるんだよ。さあ、駐輪場はあっちよ。」
私の反応にお姉ちゃんが理由を答えてくれた。そして、駐輪場に自転車を停めに向かう。
「…駐輪場も多いね。」
「仕方ないよ。近くの人たちは自転車でも来れるからね。」
「あそこに警備の人がいるからちょっと聞いてくるからここで待っててね。」
「「「「はーい!」」」」
私たちの返事を聞くとお姉ちゃんは警備の人に話を聞きに行った。
「確認して貰ったら北側の駐輪場は空いてるからそっちに来てくださいだって、行ってみよう。」
そうして北側の駐輪場に向かうとギリギリ空いていたので停める事が出来た。
「ふぅーギリギリね。」
「次くる時はもう少し早く出ようね。」
れんちゃんとさゆりんの言葉に私たちは頷くのであった。
そこから公園に入って木陰にビニールシートを敷いた。
「さぁ、みんなは遊んでおいで、私はここにいるから。」
「良いんですか?」
「いいよ、荷物も見ておかないといけないからね。私が適任だからね。」
「「「ありがとうございます!」」」
「お姉ちゃんありがとう!」
なので、お姉ちゃんに荷物を任せて、私たちは遊ぶ事にするのだった。
それでもお姉ちゃんの近くにはいるのだけどね。
今は公園で人が集まるという光景が減りましたね。
早くもとの日常に戻って欲しいですね。
それではここまで読んで頂きありがとうございました。
次回更新もお楽しみに!




