第百七十九話 自転車選び
お待たせしました。
それでは本編をどうぞ!
次の日…
お姉ちゃんは試合だったのでいない。なのでお義母さんとこの前の自転車屋さんに来ていた。
「さくらちゃん、ここはやめておこうか。」
「えっ、なんで?」
「ここあまり品揃え良くないからよ」
「私はなんでもいいんだけどなー…」
「ダメよ!ある程度いい物を買っておかないと直ぐに壊れちゃうわよ。高い物買うんだから妥協はしちゃだめよ。使い捨てにするものじゃないんだし、しっかり選びましょう。」
「それもそうだね。じゃあしっかり決める!」
「よし、じゃあ次の場所行きましょう。」
私とお義母さんは車で次の場所へ向かう。
「さくらちゃんはどんな自転車がいいの?」
「うーん…さっきまでは普通のでいいかなーって思ってたけど…でもせっかくなら乗りやすいのがいいかな。」
「そうよね。あかりも自転車なんか安くていいって言ってたわ。でも、あの時も私が高いやつ買わせたのよ。軽くて持ち運びが楽なやつを買ってあげたの。そしたらあの子…」
お義母さんのハンドルを持つ手に力入れた。
「あの子ったら、3日後に壊して帰って来たのよ!」
「えっ、何して来たの?」
「あはは…何して来たと思う?普通じゃ考えられない事をしたのよ。」
「階段から降りたとか…?」
「あはは…逆よ、階段を登って、そして手すりからすべり降りようとしてこけて大破よ。あかりは無事だから良かったけどね。」
「な、なんでそんな事を…」
「公園でスケボーしてる人たちが居て、真似したかったって言ってたわ。もちろんあかりはその後鉄拳制裁して、庭の木に1時間ばかし吊るしたわよ。だからあの子には安い自転車にしてるの。」
「それは怒るわよね…私でも怒ると思うもの。」
「でしょー!さくらちゃんはそんな事しないからそれなりのやつ買っていいわよ。」
「ええ……私はそんな事をしないし、出来ないからね。」
「さくらちゃんは女の子らしくて嬉しいわー。本当に。」
お姉ちゃんがどんだけお転婆だったかよく分かる話だった。そんな話をしていると次のお店に着いた。
「さぁ、着いたから行きましょうか。」
「うん、良いのがあるといいなー」
私はお義母さんの手を握ってお店に入った。
「これなんか良いんじゃない?軽くて乗りやすそうよ。」
「ちょっと乗ってみてみる。」
私は自転車に跨ってみた。
「うん、乗りやすそう。ギアも変えられるから楽かも。」
「じゃあこれにしましょう。値段は…」
「4万3千円…」
私はお義母さんの顔を見た。
「いいわよ。そのくらいならね。」
「ありがとう!大切に使うね。」
「それじゃあ店員さん呼んできて。」
「はーい。」
私は店員さんを呼んできて、後はお義母さんと話していた。防犯登録などしていたらあっという間にお昼を過ぎていた。
「さくらちゃん、お昼食べてから帰る?」
「うん、お腹すいちゃった。」
「じゃあ行こうか。自転車は車の中入れておきましょう。」
「えっ、入るの?」
「入るわよ。後部座席を倒してしまえば入るからね。」
「そうなんだ。知らなかった。」
「座席を倒してるところなんてあんまり見ないものね。さぁ、行きましょう。」
車に自転車を載せると私たちは近くのファミレスに入ってお昼を食べた。食べ終わって帰ると私は自転車に乗って近くを散歩してしっかりと乗れる事を確かめた。
(日曜日が楽しみだ!)
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これからも精進していきます。
これからもあかりとさくらの恋物語を楽しんで貰えれば幸いです。
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