第百七十八話 答え合わせ 続き
お待たせしました。
それでは本編をどうぞ!
その後も答え合わせを続けた。
「次に国語だけどさ…」
「漢字の読み書きは良いとして…これだよね。」
「この話における教訓とは何か…ね。」
「これって正解あるの?」
「えっ?ないの?」
私はこういうのに答えはあると思っていたので驚いた。
「だってさーこういうのって感じ方じゃん。だから答えもまちまちだよね。」
「でも、ニュアンスが近ければ正解でしょ。」
「うん、だから難しいんだよねー…」
「そうなの?んー…とりあえず私の答えはこれだよ。」
私はドリルの答え欄を3人に見せた。
「なるほど、さくらちゃんのは模範解答そうだね。」
「うん、これは正解かも。」
「さくらの頭の中はほんとどうなってんのよ。」
私が書いた答えは、
『他人に優しい事をしたらそれはいずれ自分に返ってくるから誰にでも優しくしましょう。』
という答えである。そこまで模範かとも思えないけど…と思いながらも褒められるとやっぱり嬉しいものだった。
「れんちゃんはどんな答えなの?」
「私のはこれよ。」
私たちはれんちゃんの解答を見てみる。
「うん、合ってると思う。」
「的には入ってるよ」
「うん、私のとあまり変わらないじゃん。」
れんちゃんの答えは、
『良い事をしたら知らない所から返ってくるので誰にでも親切にする』
私とあまり変わらないけど確かに答えはかなりバラバラになるから正確にこれという答えは無さそうだ。
「次はえりね、どんな答えにしたの?」
「えっ?これって見せる流れなの?」
「そうよ。私たちだけ見せて2人は見せないなんて言わないわよね?」
「うぅー…分かったわよ。」
私たちはえりちゃんの解答を読んでみた。
「感想文?」
「えっ、間違ってる?」
「間違ってはないよ。ないけど…」
「良いのかな?教訓を答えよなのに…」
えりちゃんの解答は、
『良い事をするとその人が幸せになるだけでなく、周りも幸せにする事が分かりました。なので私も困ってる人が居たら助けようと思います。』
うん、答えは沢山あるんだと思った。でもこれも正解なんだと思った。
「じゃあ最後はさゆりんね!」
「はいはい、私のはこれよ。」
私たちはさゆりんの答えを見た。
「ことわざ⁉︎」
「反則じゃない⁉︎」
「どんな意味なの?」
「あれ?えり知らないの?」
「知らないよ。パッと見だと今回の話とは逆な気もするよ。」
「まぁ、知らないと勘違いするよね。意味はね、世の中支え合ってあきてるんだから今ここで助けた事はいつかあなたにも帰ってくるから助けてあげましょうって意味なのよ。」
さゆりんが意味を解説してくれたその解答は、
『情けは人の為ならず』
シンプルでベストだし、言ってる事は正解だけど、なんか違う様な気もする私とれんちゃんでした。
「答え合わせはこんなところかな?」
「うん、いいでしょ。また明日もあるんだし。」
「えっ、明日も来るの?」
「もちろん!ここが1番集中できるんだし!」
「こら、れん!あまり迷惑かけられないでしょ!ごめんねさくらちゃん、無理なら無理って言ってあげて、れんは止めないと制限がないから…」
「あはは…とりあえず明日はやめて、自転車買いに行くから…」
「そうなの!やった!じゃあ楽しみに日曜日待ってるね!」
れんちゃんは本当に天真爛漫である。第一印象は凄くクールだったのに。慣れとは恐ろしいと思う私でした。
明日10月8日は諸事情により休載いたします。次回更新は10月9日土曜日の21時になります。
楽しみにされてる方々大変申し訳ございません。
それではここまで読んで頂きありがとうございました。
次回更新もお楽しみに!




