表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
174/250

第百七十四話 計画作り

お待たせしました。


それでは本編をどうぞ!

次の日…


「それで…なんでうちに来たの?」

そう、お姉ちゃんが部活に行ってからすぐ、えりちゃん、れんちゃん、さゆりん、3人が遊びに来た。


「えー、遊ぶ為の計画立てるんでしょー、それならさくらのうちに行った方が良いでしょー。家族が誰もいないんならやりやすいしー。」

「ぐぬぬ…でも、せめて電話して欲しかったよーそしたら片付けくらいはしていたのに…」


れんちゃんの言葉にせめてもの反抗をした。


「でも、さくらちゃんの部屋綺麗だよね。片付いてると思うけどなー。」

「だよね。教科書とかも綺麗に並べてあるし。私の部屋に比べたら綺麗だよー」

「あはは…」

(昨日綺麗に掃除してて良かった。)


えりちゃんとさゆりんに部屋が綺麗と褒められて苦笑いを浮かべた。


「それで、どこ行くの?」

「隣町の公園行きたいけど、遠いよね。さくらのお姉さんに悪いし。」

「だよね。遠いとやっぱり悪い気がしちゃうなー。」

「その事だけど…気にしないで良いよ。お姉ちゃんは体力は凄くあるからね。今日電話しようと思ってたから聞いておいたけど、自転車で行ける距離ならどこでもいいよって。気にせず行きたい所決めてって。」


私はお姉ちゃんの言葉をみんなに伝えた。


「いいお姉さんだねー。じゃあ隣町の広い公園でいいよね?」

「賛成!」

「意義なし!」


満場一致だった。私たちはやっぱり仲が良いみたいだ。


「じゃあ、お弁当は私が作って良い?」

「え?各自じゃなくて良いの?」

いきなりえりちゃんがお弁当を作りたいと言い出してさゆりんが驚いた。


「うん、私最近料理にハマってるんだ。だから作ってみたいの…」

「分かった。それならお任せする。」

「ありがとう、じゃあお願いね。」


お弁当はえりちゃんの担当で決まった。


「それじゃあ何時に待ち合わせにする。」

「朝9時にさくらちゃんの家でいいんじゃない。みんなもう場所は知ってるんだしさ。」

「そうね。さくらは問題ない?」

「大丈夫よ。8時にはみんな家を出てるから。」

「それじゃあ問題ないね。」


時間も決まって最後は日にちである。


「後は何日に行くかだね。」

「30日は日曜日だからその日が良くない?」

「そうだね。その日で良い?」

「大丈夫だよ!」

「もちろん!」

「私も!」


こちらも満場一致で決まった。


「じゃあ、これで決まったね。」

「ところで、さくらちゃんは自転車あるの?お姉さん使うなら足りなくない?」

「あ……うん、考えておく…」

「考えてなかったのね。」

「まぁ、今考えても仕方ないしさ、他のこと考えよ。」


という事で、夏休みの思い出を語り合う事となった。一昨日はあまり話せなかったので私たちは思いっきり話した。

話はお昼まで続いて、正午くらいでみんな帰って行った。


「じゃあまたねー」

「うん、またねー」

「じゃあ、自転車の方はなんとかしといてね。」

「分かってるよー。」

「「「お邪魔しました。」」」


みんな帰った後、すぐにお姉ちゃんが帰ってきた。

「ただいまー」

「おかえりなさい。」


こうして私の有意義な午前中が終わった。

子供の頃って遊ぶ時あんまり計画とか立てずに遊んでたけど、最後はグダグダして終わっちゃうんだよね。それでも良い思い出かな。


ここまで読んで頂きありがとうございました。

次回更新もお楽しみに。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ