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第百六十九話 逃げる

お待たせしました。


それでは本編をどうぞ!

図書室は言われた通り開いていた。中へ入ると電気は全体にではなく文学のコーナーにだけ付いていた。

なので私たちはまずそこに行く事にした。挨拶してないと間違えて閉じ込められるかもしれないから。


「こんにちは。」


私は恐る恐る声をかけた。でも、そこに居たのは見知った顔だった。

「あれ?さくらとえりじゃん!」

「あっ、ほんとだ2人とも久しぶり!」

「れんちゃん、さゆりん!久しぶり!」

「久しぶり!2人も読書感想文の題材選び?」

「その言い方だと、2人もそういう事なのね。」

「ううん、さくらちゃんは付き添いだよ。お勧めなの探して欲しいの。」

「なるほどね。という事はさくらは自由研究終わったの?」

「まだだよ、進行形でやってる。」


私の返答に興味を持ったさゆりんが聞いてきた。

「へぇー何してるの?」

「夏の空の研究、毎日の天気からどんな事が言えるのかを纏めてるの。」

「それ纏められるの?」

「うん、先生に提出日を2日ずらして貰った。やっぱり8月全部の天気の量は多いから分析に時間かかっちゃうから。」

「やっぱりさくらちゃんはやる事が違うね。私には真似出来ないよ。」

「ただ、5日間家に居なかったからその間が抜けてるんだよね。だから実質3週間くらいのデータで纏めるの。」

「そうなんだ。さくらちゃんの研究テーマは結構気になる。」

「もうあと1週間ちょっとで夏休みも終わりだから、完成したら見せてあげる。」

「ありがとうー!楽しみにしてる!」


私とさゆりんが話してる間、れんちゃんとえりちゃんは本を探していた。


「2人とも探すの手伝ってよー」

「そうよ、私だって話したいんだから!」


えりちゃんとれんちゃんからの催促が来たので、私たちは本を探す事にした。


「そういえばさ、話してたけどさゆりんはもう選んだの?」

「うん、私は見つけたよ。」

「さゆりんは始めから決めてたのよ。だからサクサク決めちゃったのよ」


れんちゃんが補足説明してくれたので決してれんちゃんが遅いのではない事がわかった。

結局2人とも児童文学を借りていた。わかりやすく読みやすいのも特徴だけど心温まる話もあるから私は好きだ。

私たちは一緒に図書室を出て職員室に鍵を返した。

れんちゃんとさゆりんとは学校の門の所で分かれた。久しぶりにもうちょっと話したかったけど、お昼が近いからという事でいそいそと帰った。


「2人とも元気そうだったね。」

「うん、特にれんちゃんは肌が焼けてたね。海に行ってたのかな?後で電話してみよー」

「ねぇ、夏休み終わる前に4人で遊ばない?」

「うん、いいね。じゃあ帰って私はれんちゃんに予定聞いておくね。」

「じゃあ私はさゆりんに聞いておくね。」

私はれんちゃんに、えりちゃんはさゆりんに電話する事を決めた。


そしてそろそろ分かれ道に来た時、変な男の人2人が私たちの後を付けてるのに気づいた。

(なんか、つけられてるかな?)

「じゃあさくらちゃん。私こっちだから。」


私は分かれ道から帰ろうとするえりちゃんの手を掴んだ。


「えりちゃん、少し私の家に寄ってって!」

「えっ…わかった。」


えりちゃんも察してくれたみたいで、私と手を繋いで帰る。

(やっぱり付けられてる…)

私は一か八か走る事を決意した。

「えりちゃん、付けられてるから走るよ手は絶対に離さないでね。」

「うん。」

「じゃあ、行くよ。」

「「いっせーのせっ!」」


私たちは同時に走り出した。とにかく家の中に入って鍵をかけれれば勝ちなのだ。とにかく一生懸命に走って家の前にくる。

(あっ、お義母さん帰って来てる。)

お義母さんの車が車庫にあるのに気づいて、家にいるのだと安堵する。しかし取手を握って引こうとすると鍵がかかっていた。私はすぐに鍵を開けようとした。

だけど…


「お嬢ちゃん達逃げるなんて酷くない?」

「そうそう、俺たち何もしてないのによ。」

「来ないで下さい!警察呼びますよ。」

「そんな事しても、俺たちはまだ何もしてないから意味ないよー」

「ねぇ、2人とも俺たちと遊ぼうよー」


2人の男の人が近づいてくる。私はえりちゃんを後ろにして来ないでと叫んだ。


「お兄さん達を悪者にするんだこの子…悲しいなー傷ついたなー」

「ああ、人をいじめる悪い子はお仕置きが必要だよなー」

2人が近づいてくる。私は怖くなり目を瞑る。


「ねぇ、アンタらウチに何の用?」

目を開けるとそこに居たのは…

「お姉ちゃん、お義母さん…!」

「あらあら、私の可愛い妹とその友達を泣かすなんて良い度胸してるじゃない…」


お姉ちゃんは笑っていたけど、目が全く笑ってなかった。

「はぁ?女2人で何が出来るんだ?」

「調子こくなよ、おばさん。」

((あっ…))

その瞬間、辺りが鎮まり変えった。さっきまでセミが鳴いていたのに今はその声すらも聞こえない。

私とお姉ちゃんはたぶん同じ事を考えていると思う。


((この人たち死んだな…))


不審者には気をつけましょう。

もし声をかけられても逃げる、大声を出すなど身を守る行動に努めましょう!


それではここまで読んで頂きありがとうございました。

次回更新もお楽しみに!

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