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第百五十ニ話 目標

お待たせしました。


それでは本編をどうぞ!

最後のポイントに行ってみたが、結局そこにはガとカナブンしか居なかった。なので罠を回収しながら帰って行った。


「結局カブトムシのオスとメスとコクワガタが一匹だね。」

「でも、捕まえられて良かったよ。」

罠を回収し終わって今は神社の境内に座っていた。


「さくらちゃん持って帰る?」

「うん!育ててみる。」

「さっか、でも、コクワガタは逃してあげた方がいいわね、メスがいないから寂しいだろうし、カブトムシのオスにいじめられるかもしれないからね、」

「うん、じゃあ逃してくる。」


そう言ってさくらは近くの木に逃してあげた。


「じゃあ帰りますか。」

「そうね、じゃあめいの家に寄ってから帰りましょう。」

「私1人で行ってくるよ、お姉ちゃん達は先に帰ってていいよ。」

「危ないでしょ?みんなで行くよ。」

「ふふふ。私が送っていくから大丈夫よ。」

「え、でも迷惑じゃ?」

「迷惑じゃないよ、それに少し時間がかかるかもだからいいわよ。」

「そお?じゃあお願いするわ。」


そうして分かれ道でさくらとめいと分かれた。


「さくらちゃん、もしかして…」

「ふふふ…ああでもしないと二人っきりに出来ないもの。」

「恋愛に関してもさくらちゃんの方があかりちゃんより一枚上手の様ね。」


「じゃあ帰ろうか」

「そうね。」


さくらとめいと分かれて私たちは一足先に帰った。


「なんか久しぶりね、こうしてゆっくりと歩きながら話すのは。」

「…そうね。一昨日は暑くてゆっくりとはいかなかったものね。」

「さくらちゃん、めちゃくちゃ賢くなってたね。」

「そりゃーね、友達も賢い子が多いわよ。」

「この前の子達?」

「そうそう。くみも前に一度会ってたよね?」

「あかりも油断してるとその子達にさくらちゃんを取られちゃうわよ。」

「あはは。否定しきれないから怖い…」

「くみは…今でも私の事好きなの?」

「い、言わせないでよ!」

「そっか、よかった。会わなくなっても思ってくれてるんだね。」

「そりゃーあの時からずっとあかりは私の憧れで、惚れた人だもの。そう簡単に消えることはないわ。」


私は一度夜空を見上げた。


「ねぇ、くみが18になったらさ、またこっち来ない?」

「…あはは!もしかして私と同じ事考えてたの?」

「えっ?じゃあくみも…」

「うん、だから今は資格試験の勉強してるの。」

「私はとにかく働く事を考えてた。そうすればくみもさくらも守れるから。」

「私はもう守られるばかりでいたくない…だから守れる様に働くの。私が2人を養える様に。」

「じゃあお互いにやる事は決まったね。」

「ええ、2年後は3人で暮らせる様に。」

「ええ、頑張るわよ!」


私とくみはそれぞれの目標を決めた夜であった。

その頃さくらとめいはと言うと…


「ありゃりゃー…」

「うぅー…」

「焼酎は舐めたらダメって言ったのに…」


味を確かめる為にタレを少し舐めたさくらであったが度数が強すぎた為倒れて寝ていたのであった。


「少し休んだら送って行くね。」

「あいー…」

ワクチン接種も無事に終わりました。

これからも頑張りますので応援よろしくお願いします。


それではここまで読んで頂きありがとうございました。

次回更新もお楽しみに!

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