第百四十九話 スイカ割り
お待たせしました。
それでは本編をどうぞ!
4人でお昼を食べた後、暑い時間を避けて15時くらいから海に来ていた。何をしてるのかと言うと…
「もう少し左!」
「そうそう真っ直ぐ、真っ直ぐ!」
「あと3歩前だよ!」
「えーと…1…2…3。えい!」
ドスッ
「「「あー!惜しい!」」」
スイカ割りである。現在はさくらが挑戦していた。そして結果はハズレだった。
「じゃあ次は星野さんだね!頑張って!」
「よし!一つ任せてよ!」
今度は星野さんが目隠しをして木刀を持った。
「よし!お願い!」
「真っ直ぐだよー」
「そうそう!真っ直ぐ真っ直ぐ!」
「あーズレた!少し右に!」
「す、少し右ね…」
そろりそろりと角度を調整する。
「うん、そのまま真っ直ぐだよー」
「あー!行き過ぎー半歩戻って」
「は、半歩ね…」
またそろりそろりと足を動かす。そして、
「チェストー!」
ドスッ
「あれ?」
「惜しいーというかごめん!腕のリーチが少しズレてた。」
「あー!悔しい!じゃあ次はくみね!」
「期待しないでよー」
「してないよ。」
「あかり…酷くない?」
「気のせいよ。」
「…あっそ。」
(絶対割ってやる!)
くみは目隠しをして木刀を持った。
「じゃあお願い!」
「真っ直ぐだよー!」
「ま、真っ直ぐね…」
おぼつかない足取りで歩くくみ…
「心配しなくてもちゃんと指示出すから大丈夫よ!」
「そうだよーそれじゃあこけちゃうよ」
私と星野さんでとりあえずくみを落ち着ける。
そしてさくらは…
「くみお姉ちゃんがんばれー」
指示を出さず、応援していた。3人で言うとわからなくなるのでこうしたのだが…
(さくらにとっては暇なんだろうなー…)
そんな事を考えながらもくみに指示を出す。
「くみ、右に流れてるよ。」
「み、右…?じゃあ左に…」
「あー、今度は行き過ぎ!」
「え、行き過ぎ?じゃあもうちょい戻して…」
(視界を奪われるとここまで動揺するのか…)
そんな事を考えていたらようやく良い位置までくみが来れた。
「そこだよ!いけー」
「せーの!それ!」
コツン…
「当たったね、」
「当たったよ!」
「凄いくみお姉ちゃん!」
「えっ?当たったの?」
「うん、当たったよ、ただ…」
「割れなかった…」
「惜しかったね…」
「まぁ当たっただけでも私にとっては大金星よ!さぁ真打の登場よ!あかり!任せたわ!」
「じゃあ期待に応えましょう!」
そう言うと、私は目隠しをして木刀を握る。
「じゃあ行くよー!真っ直ぐ来て!」
「了解。」
私は出来るだけ真っ直ぐ歩いた。
(なるほど、確かに平行感覚とかが掴みにくいかも。真っ直ぐ歩けてるか分からないし…)
「少し左にズレたよー右に行ってー」
「右ね…」
また慎重に歩き出す。そして、
「そこよ振り下ろして!」
「ハッ!」
スパン!
(手応えあり!)
「す、凄い…」
「やっぱりあかりは凄いなー…」
「お姉ちゃん凄い!」
目隠しを取るとそこには縦に一刀両断されたスイカがあった。
「ふぅー…良かったー!」
私は安堵のため息を吐くのであった。
あとは包丁で切り分けて浜辺に座ってスイカを食べていた。
「それにしてもあんなに綺麗に割れるんだね。」
「たぶんあかりは剣道もしていたから出来たんじゃない?それにパワーもあるし。」
「へぇー剣道してたんだ。」
「剣道だけじゃないよ、空手に柔道もしていたんだよー」
「凄いわね…でも、なんでバレーボール始めたの?あの腕なら普通に全国クラスだったでしょ?」
「うーん。バレーボールがしたかったからかな?」
「あかりさんって天然ね…」
「ふふふ。よく言われます。」
そうしてスイカを食べ終わった後は日が沈むまで海で遊んでいた。
スイカ割りにもルールがあるって知ってましたか?
私は知りませんでした。
長いのでここでは書けませんか、興味のある方は是非調べて見て下さい。
それではここまで読んで頂きありがとうございました。
次回更新もお楽しみに!




