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第百四十ニ話 風呂上がり

お待たせしました。


それでは本編をどうぞ!

「いやーでも、あかりさんがここまで出来るとは思ってなかったよ!」

「えっ?」

「いやね、くみにあかりさんは運動神経が凄く良いって聞いてたけど、まさかここまでとはねー」

「ねぇー言った通りでしょ?」

「うん!うちの部に欲しいくらい!」

(なんか、相当好感度が上がってるみたい…)

とにもかくにも良い友達が出来たみたいでよかったと思うあかりであった。

「ねぇ、せっかくなら4人でビーチバレーしましょう!」

「いいけど、さくらは大丈夫?」

「私は休んでたから大丈夫だよ!」

「そっか!くみは大丈夫として星野さんは時間大丈夫なんですか?」

「もちろん大丈夫よ!」

という事で4人でビーチバレーをして遊んだ。夕日が海へと落ちていった。少し暗くなって一番星が出てきた頃私たちは帰宅した。

「「「ただいま!」」」

「おかえりなさい。どうだった夕方の海は?」

「楽しめました。」

「楽しかったです!」

「ふふふ。2人とも楽しめたみたいで何よりだわ。さぁ、夕ご飯にしましょう。」

それから夕ご飯を食べてお風呂に入った。


お風呂から上がるとくみとさくらは縁側に居た。

「お風呂お先に頂きました。」

「あ、おかえり、お風呂広かったでしょー」

「ええ、うちのより広かったよ。久しぶりに手足伸ばせたよ。」

「そっか、次は誰が入るの?」

「うーん。じぃちゃんたちはまだ仕事するって言ってたし、さくらちゃん入ってくる?」

「くみお姉ちゃんと入りたいなー久しぶりに。」

「ふふふ。いいわよーあかり、さくらちゃん借りるわよー」

「ええ、いいわよー、さくらあんまり迷惑かけない様にね。」

「はーい!」

さくらは返事をしてくみとお風呂へ行った。


しばらく涼んでいると、くみのお母さんが来た。

「あかりちゃん。隣いいかしら?」

「ええ、いいですよ、私も暇でしたので。」

「ありがとね、あかりちゃん。」

「えっ?なんですか?急に…?」

「あかりちゃんが来てくれて本当に良かったのよ。あの子しばらく元気なかったの…でも、あかりちゃん達が来るって知ってから元気になったのよ。」

「そうなんですか…?」

「ええ、最近なんですよ、友達が出来たのも…つい先日ようやく友達に会いに行くって遊びに行ったのよ。」

「星野さんですか?」

「そう…それまでは家にいる事が多かったのよ。」

「やっぱりそうですよね、電話で話しててもから元気だったんです…気づかないフリをしていましたけど。どうする事も出来ないので、話を聞く事すら出来ませんでした…友達なのに無力ですよね…」

「そんな事ないわ。あかりちゃん達のおかげでくみは救われてると思うわ!」

「そうだといいのですけど…」

「あかりちゃん!これからもくみの事よろしくお願いします。」

「いえいえ、こちらこそ!」

くみのお母さんに頭を下げられたので私も急いで下げたのであった。

「あっ!そうだ!母さんからくみのお母さんに手紙があったの忘れてました!すぐに持ってきます!」

私は慌てて荷物を置いている部屋へ行き手紙を持って来るのであった。

「すいません!こちらですね!」

「はい、確かに!受け取りました。」


手紙を渡して、再び縁側に腰を下すとくみとさくらが戻ってきた。

「ただいまー!」

「はい、おかえり。」

私はさくらの髪を拭いてあげていると、くみは私の隣に腰を下ろした。

「私にもして!」

「はい?」

「さくらちゃんだけずるいじゃん!私にもして!」

「あーはいはい!そこで待ってて!」

私はさくらの髪を拭いてあげた後、くみの髪も拭いてあげた。

こうして1日目が終わるのであった。

夏の風呂上がりと言えば?大人ならビールに枝豆ですかね、私は飲めないので牛乳です。夏ももうすぐ終わりですね。寂しいです。


それではここまで読んで頂きありがとうございました。

次回更新もお楽しみに!

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