第百四十一話 サプライズ
お待たせしました。
それでは本編をどうぞ!
その頃くみは…
「あれ?あかりちゃんとさくらちゃんは?」
「浜辺に行ってるよ」
「くみは行かないの?」
「私はねーあと15分位経ったら行く予定。」
「何企んでるの?」
「企むなんて人聞きが悪いなー私の友達を知って欲しいだけだよ」
くみは麦茶を飲んで時計を見る。
(上手くいってるかな…)
再び浜辺へ…
「ほいっ!」
「はいっ!」
「せいっ!」
私とさくらはビーチバレーをしていた。年は私と同じくらいだと思う。普通のバレーと同じでボールを落とさない様にするのだが…砂浜だと踏ん張りが効かないから結構大変だ。
「はい!あかりさん!」
「うわっと!」
私は飛んで繋げようとしたけど届かなかった…
「ごめんねー高かったよー」
「い、いえ…」
(やっぱりこの人凄い…)
いつもと同じ様に飛んだのに届かなかった。5センチくらいいつもより打点が低い気がする…さくらはというと、レシーブが上手い。トスはやっぱり初めてだから上手くやれてないけど、練習すればもしかするかもしれない。だけど、やっぱり砂浜だからか結構疲れていた。
「さくら、もしかして疲れてきた?」
「うん、ちょっとね…」
「さくらちゃん疲れてきたの?じゃあ少し休んだら?」
誘ってきた星野さんが心配してくれてるのでさくらはしばし見学に回る。
「それにしてもあかりさん運動神経凄いねー!初めてでここまで動ける人初めてよ!」
「ありがとう、バレーボールしてるからかな?それなりに動けてるのは。」
「へぇーやっぱりエース?」
「そんなわけないですよ、始めたのは今年からですから。」
「あはは。そうなんだ!じゃあー続きやりましょう!」
私は星野さんとパスをして時間を潰した。
(今日はランニングは大丈夫そうね…)
結構動いたからか、いい感じに身体は疲労していた。
「凄いね、今年からという事は4月からでしょ?それでここまで出来るんだからセンスあるよー」
「褒め上手ですね、褒めても何も出ませんよ。」
「あはは、何も欲しくはないよー。上手いから上手いって言ってるだけー」
「そうなんですね、ありがとうございます。」
「うんうん!素直が1番だよー!」
「星野さんも凄く上手ですよね、いつから始めたんですか?」
「私はね、中学からだよ。最初はもう下手で下手で目も当てられなかったんよ。」
「そうなんですか?今はめちゃくちゃ上手いから相当練習したんでしょ?」
「ええ、結構やったわねー。毎日同じ事の繰り返しで、何度も辞めようと思ったわ…でも、結局好きだから続けちゃうのよね。」
「私はまだそこまでやりこんではいません…けど、確かにその通りだと思います。」
私がレシーブでボールを返すとそこでボールをキャッチして止めた。
「ふぅー楽しかったよ、あかりさん!やっぱり聞いてた通り運動神経抜群だね!」
「えっ?聞いてたって…?」
「おっ!あかりー!楽しめたー?」
いつの間にかさくらの横にくみが座っていた。
「は?どういう事?」
私は頭が混乱していた。するとくみとさくらがこちらに歩いてきた。
「紹介するね、私が通ってる学校の友達でビーチバレー部の星野めいさん。」
「改めて、星野めいです!よろしく!」
「よろしく。」
「2人が来るって伝えたらじゃあ紹介してってなって、それなら驚く様な紹介の仕方がしたいじゃん!だから海で偶然遊んでいた人がまさかのって展開!どうだった⁉︎」
「驚くというより、パニックだよ!」
「じゃあ…」
「サプライズ成功だね!」
くみと星野さんはめちゃくちゃ喜んでいた。私とさくらはそれを呆然と見ていた。
サプライズ回でした。なかなか良い案がなかったので初っ端の出会いで使ってみました。
楽しんでいただけてたら幸いです。
それではここまで読んで頂きありがとうございました。
次回更新もお楽しみに!




