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第百三十五話 不安と寂しさ

お待たせ致しました。


それでは本編をどうぞ!

1時間というのはあっという間に過ぎました。

「あっ、さくら起きた?」

「うっ…うーん…」

「点滴の針はもう抜いて貰ってるよ」

「うん…」

「まだ熱があるかな?体温計借りてくるね。」

お姉ちゃんは病室から出て行きました。そして、すぐに戻ってきてくれました。

「はい、さくら測って。」

「うん…お姉ちゃん…」

「なに?」

「…お腹すいた。」

「…ぷふ。あはは。そっか!じゃあ帰ったら夕ご飯食べようね!」

私の一言に驚きつつも笑っていた。安心したのかな?

そして、体温計の音が鳴った。

「どれどれ…37.5分…さっきより下がったね、良かったー」

「うん、さっきより楽かも…」

「良かったー!じゃあ先生に挨拶して、薬貰って帰ろう!」

「うん。」

そうして、私はお姉ちゃんにおんぶして貰って病室を出て先生に挨拶した。

「「ありがとうございました。」」

「いいえ、どういたしまして。困った時はまた来てね。」

「「はい。」」

そして、お薬を貰って私たちは帰った。


帰り道…

「お姉ちゃんありがとう…」

「えっ?何が?」

「病院に連れて行ってくれて。」

「当たり前でしょ?私たちは姉妹だし、恋人だし、家族でしょ?」

「…ありがとう…」

「うん!無事で良かった!」

私は帰り着くまでお姉ちゃんの背中に顔を埋めているのでした。


「「ただいま。」」

「あっ、おかえり2人とも!あかり、さくらちゃんはどうだった?」

「夏風邪だって、点滴打って貰ったから熱もさっきより下がったから薬飲んで休んでくださいだって。」

「そぉ…ごめんね、迎えに行けなくて…」

「いいよ、さくらは軽いから歩いて行けたからね。」

「そぉ?ありがとね、あかり、さくらちゃんは大丈夫?お粥作ってるからちょっと待っててね、」

「はい…」

お姉ちゃんは私をおんぶしたまま部屋のベッドまで運んでくれました。

「さくら、ゆっくり休んでね、お粥出来たら持ってくるから寝てなさい。」

それから部屋のエアコンを入れて部屋を出て行きました。

(寂しい…)

1人になって物凄く不安になりました。何故かは分からないけど…とても不安で、寂しい…

「なんでなのかな…?こんな気持ち初めてかも…」

少し考えてもわかりませんでした。そして…気づいたら寝ていました。


……

「ん…んー…」

「あっ!起きた?」

「お姉ちゃん…」

「起きたね。どぉ?身体は大丈夫?」

「あかりお姉ちゃん!」

私はお姉ちゃんに抱きつきました。

「わぁーどうしたの?」

「寂しかったの。」

「あー、そっか、病気の時は不安よね、ごめんね1人にしちゃって。大丈夫!ここにいるよ。さぁ、お粥食べよ!たまご粥だよー食べさせてあげる。口開けて!はい、あーん!」

「うん。あーん」

……

「美味しい?」

「うん、美味しい!」

そのあとも私はお姉ちゃんに食べさせて貰った。

「ふぅーごちそうさまでした。」

「はい、お粗末さまでした。じゃあ薬を飲んで寝なさい。」

「うん。その前にトイレ行ってくる。」

私は一旦トイレに立った。もうふらつく事もなかった。熱もだいぶ下がったんだと思う。そして戻ってきて薬を飲んだ。

「さくら身体拭いてあげるから服脱いで、」

「えっ?いいよ、1人で出来るから!」

「いいわよ、今日くらい甘えなさい。お姉ちゃんにね。」

「うぅー…じゃあお願いします。」

(裸はよく見られてるけど、こういうのはなんか…恥ずかしい…)

私は顔が赤くなるのを感じた。

「あれ?さくら?また熱出てきた?身体熱いよ?」

「な、何でもないよ!」

私はなんとかお姉ちゃんを誤魔化すのでした。


「じゃあ、今日はゆっくり休んでね!」

「うん、お姉ちゃんおやすみなさい。」

「はい、おやすみなさい。」

……

「お姉ちゃん…」

「ん?呼んだ?」

「あっ!ごめんなさい、何でもないよ。」

部屋を出たのかと思って呟いた言葉がお姉ちゃんに聞こえてたらしくまさかの返事が返ってきた。

……

(あれ?近づいて来た?)

「ふふふ…こうして欲しかったんでしょ?」

お姉ちゃんは寝ている私の手を握ってくれた。

「大丈夫、眠るまで一緒にいるよ。」

「…ありがとう。あかり。」

私はそのままお姉ちゃんの手を握ったまま眠りにつきました。


次の日…

「お姉ちゃん!おはよう!」

「おはよう!元気になったね!」

「うん!お姉ちゃん!、昨日はありがとう!お義父さんとお義母さんにもお礼言わないと!」

「そうね、でも、1番のお礼は元気な姿を見せる事だから元気いっぱいに過ごしてればいいよ!」

「元気いっぱいかー…難しい…」

「いつも通りでいいのよ!」

「そっか!じゃあいつも通りにしてよー」

こうして私の夏風邪は一日で治りました。

小さい頃って風邪ひいた時はなんか悪夢にうなされる事がありました。

今回はそんな思い出を話にしました。

楽しんで頂けてたら幸いです。


それではここまで読んで頂きありがとうございました。

次回更新もお楽しみに!

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