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第百三十一話 くみと友達

お待たせしました。


それでは本編をどうぞ!

くみは星野さんと海沿いを歩いていた。お互い話す事がなく。軽く。学校での事や不便な事などを話す程度だった。でも、まだ話す人が居ない私にとっては結構気分転換になった。

「じゃあ私はここで、」

「あっ、うん…そうなんだ…あの…この後少し遊びませんか?」

「えっ?いいけど…どこで待ち合わせる?」

「この先少し行くと階段があります。そこから砂浜に降りられるからそこにしましょう。」

「了解。」

突然の言葉に少し驚くが、了解した。


「ただいま。少し出掛けてくるね。」

「あら?どこ行くの?」

家にはお母さんがいたので友達と遊んでくるとだけ伝えてから家を出た。


帰り道まで戻って、海沿いに出た。そして、少し歩くと本当に階段があった。私は先に着いたみたいなので先に浜辺に降りた。

「気持ちいい…」

海のさざなみがとても心地いい。砂浜を少し歩くと貝殻が落ちてた。私は拾って耳に当ててみた。海に来たらやっぱりしてしまう。そして、そんな事をしていると後ろから声をかけられる。

「先に着てたね、」

「あっ!星野さん!ごめんなさい、ちょっと遊んでたの。」

「ふふふ。やっぱりしちゃいますよね。それ」

「えっ?あー!」

私は耳に貝殻を当ててたことを忘れていた。

「ふふふ。海に来たらやりたくなる事だもんわかるよ。私もそうだったし…」

「えっ?」

「私も転校してきたの。」 

「そうなの?」

「ええ、私は青木さんほど社交的じゃなかったから殆ど話さなかったわ。」

「そうなの?私も社交的という訳でもないけど…」

「いいえ、私よりかは社交的だよ。それでね、よくここに来てたの。寂しい時はね。」

「そうなんだ。確かに海を見てると不安な気持ちも紛らわせるかも。」

「青木さんも前の学校に友達居たと思うけど…落ち込まないでね!私でいいから悩んでる事があったら話して欲しいの!」

(意外としっかりしてるなー…ていうか、私落ち込んでる様に見えてたの⁉︎)

「あ、ありがとう…私はそんなに落ち込んでた様に見えてた?」

「ええ…偶に寂しそうな目してたよ。でも、今日はより一層寂しそうに見えたんだ。だから…」

「あちゃー…心配かけてたかーごめんね。そこまで寂しくはないよ。大丈夫。でも、偶に…前居た学校の友達…ううん、恋人が恋しいんだ。」

「えっ?恋人いるんですか?凄い!」

「女の子よ。同じ歳のね…」

「そうなんだ。じゃあ、凄くカッコいいの?」

「ええ!そりゃーもぉ!一年生で私と同じ未経験者なのにもうレギュラー争いしてるし、私がいじめられてた時は1人で助けてくれたし。私にとっては男性よりカッコいいよ!あっ…ごめんなさい熱くなりすぎた…」

くみは少し暴走しかけていたので、自分で自重する。

「ふふふ。確かにそれじゃあ惚れちゃうね。」

「でしょー!あんなカッコいい人惚れない方が無理だよー」

「青木さんのそんな笑顔初めてみた。」

「えっ?…ふふふ。そうかもね…久しぶりにこんなに笑ったかも。ありがとうね星野さん。」

「いえいえ、またこうして話してもらえますか?」

「えっ?いいの?」

「ええ、夏休みはその子ここに来るの?それとも行くの?」

「こっちに来てくれるらしい。まだ日は決まって無いけどね」

「じゃあ、サプライズしない?」

「サプライズ?…良いかもね!」

「ふふふ。じゃあどうする…」

この日からあかりとさくらちゃんへのサプライズ企画が始まった。


はい、という事でくみの話でした。

久しぶりにしっかり出しました。書いて楽しかった

です。


それではここまで読んで頂きありがとうございました。

次回更新もお楽しみ。

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