表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/250

第十二話 入院中の暇つぶし

今回はすぐに投稿出来ました。

短いですが、見て行って頂ければ幸いです


それでは本編をどうぞ!

 私がこの病院に入院して早いもので4日目になります。今は昨日あかりお姉ちゃんが買って来てくれたノートに適当な絵を描いていました。


 午前中はあかりお姉ちゃんと何処に行くかを考えてました。だけど……あかりお姉ちゃんとならどこに行っても幸せだからお姉ちゃんの側とだけ書いて終わってしまいました。なのでお昼ご飯を食べてからはこうして絵を描いているのです。


 けれどそろそろ……


「飽きた……」


そう飽きるのです……一人では限界あります。遊ぶ事を知らない私にとってこの時間はただの苦痛でしかなかったのです。なので看護師さんを呼びました。おそらく忙しいと思いますが、誰かと話さないと苦しく感じたのです。ナースコールを押してしばらくすると看護師さんがきました。


「どうしたのさくらちゃん?」


 看護師さんが聞いてきたので正直に言いました。


「退屈なので何か本などないですか?」


 看護師さんは笑顔で話かけてくれました。


「そっか、そっか、そうだよね、いつものお姉さんもいないからね、じゃあちょっと待っててね!」


 そういうと看護師さんは部屋を出ていきました。そして戻ってきた看護師さんは一冊の本を持って来てくれた。漫画でしょうか?


「さくらちゃんにはこの本がお勧めよ!あのお姉ちゃんとの恋を実らせる為の参考にしてみて!」


 そういうと看護師さんは部屋を後にしました。


「何の本だろう?恋愛漫画かな?」


 本の表紙を見ると二人の女の子が描いていた。私は分からず本を読みました。内容は女の子同士の恋愛だった。しかもいろんなパターンがあります。


(なるほど、確かにこれは参考になりますね……)


 しばらく読んでいたのですが眠くなったのでそのままお昼寝をする事にします。しばらくして起きるともう夕方でした。そして配膳が配られて晩御飯の時間になりました。晩御飯を食べてるとあかりお姉ちゃんが来ます!


「さくら!ごめん!遅くなった!」


 今日は部屋をノックする事もなくいきなり現れたので少しびっくりした。


「おかえりなさい!あかりお姉ちゃん!今日もあーんしてね!」


「はいはい、この甘えん坊!」


そう言いつつも私の頭を撫でてくれます。撫でてくれるのはとても嬉しい……だからあかりお姉ちゃんが大好きなのです!晩御飯を食べ終わって一息ついていた時私はふとさっきの漫画の内容を思い出して聞いてみます。


「あかりお姉ちゃんもさくらの裸エプロンとか見たい?」


「ぶふー!」


 お姉ちゃんは飲んでたお茶を吹き出して、私の肩を掴みます。


「ど、何処でそんな事覚えてきたの?」


 顔を真っ赤にしてあかりお姉ちゃんが聞いてきたので私はさっき借りた本を見せました。


「さくらにはまだこんな本早すぎるから返してきます!」

「ええーまだ読んでるのにー!」

「読むにはまだ早すぎるの!もう少し大人になってから!」

「むー」


 あかりお姉ちゃんに不満をぶつけつつも明日また借りて読み終えると私は誓います。


 そして返しに行ったお姉ちゃんが看護師さんに文句を言ってたのは言うまでもありませんでした。

という事で今回はさくら視点でした!

短いですが、正直入院中って特に何も出来ないから退屈なんですよね。

あかりを今回は弄るつもりなかったけど、やっぱりさくらがいるのならやっちゃいたいんですよねー


楽しんで頂けていたら幸いです!

ここまで読んで頂きありがとうございました!

次回もお楽しみに!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ