第百十七話 先輩と後輩
お待たせしました。
それでは本編をどうぞ!
昼休み屋上に行くと松本先輩がいた。他の人も結構居たが気にするそぶりもなく本題へと入った。
「相談ってのはふわの事なんだけど…」
「愛原さん?またどうしてですか?」
「うーん…簡単に言うとあかりとくみちゃんじゃないかな?って考えてる」
「私とくみですか?何故?」
「ほら、一年生ってあかりとふわとくみちゃんの3人だったでしょ?でも、この前くみちゃんが引っ越して2人になっちゃった訳だ。」
「もしかして、自分だけお別れを言えなかったから…?」
「多分ね…くみちゃんが居なくなってから様子が変だもんね…」
「確かに。今日も朝くみの事聞いてきたし…いや、結構聞いて来てた様なー…」
「ここ最近ふわの様子が変って事でふわの両親から少し気にかけてって言われたの。だからあかりの耳にも入れておいて欲しかったの。」
「そうですね、同学年だし、これから一緒に部活やるんだから知っておかないとですね!」
「あかりは面倒見が良いから助かるよ、とりあえず話はこんな所かな?ごめんね、昼休み使わせちゃって!」
「いえ、友達ですから、知っておいてよかったです。」
「…言っとくけど、ふわはやらないからね!」
「取りませんよ!私をなんだと思ってるんですか!」
「天然たらし女!」
「なんでですか!解せません!」
こうして昼休みは終わった。
放課後、部活前に今度は愛原さんに呼ばれた。
というより私を待っていたらしい。
「高木さん!私にサーブを教えて!」
「ふぇ?」
私は頭がついて来ずに変な声が出た。
「サーブを教えてほしいの!」
「あ、うん、それは良いけど、なんで私なの?松本先輩がいるじゃん?」
「ひかりちゃんより高木さんの方が上手いもん!私だけ置いてけぼりになりたくないの!だから!お願い!」
「そういう事ね、いいよ!じゃあ2人で頑張ろう!」
「ありがとう!」
こうして今日から2人で自主練を始めた。
「た、高木さん…早すぎるー!」
「くみにもよく言われてた。だけど、それでも付いて来てたよ。」
土日の練習はよく2人で走っていた。最初は付いて来れてなかったけど、ここ最近は付いてくる様になっていた。結局最後はやる気なのだ。
「ほら、道は分かってるんだから先行くよー」
「ま、待ってよー…」
私は先に帰ってグラウンドを走っていると愛原さんも外周から帰ってきた。
「お疲れー」
「た、高木、さん…あなたの…体力…どうなってるの
…?」
息を切らして私を化け物みたいに言ってくる。
「もともと走り込んでるからね、スポーツは小学生からずっとやってるしさ、慣れてるんだよ。」
「はぁ…はぁ…と、とりあえず、休ませて…キツイ…」
「あはは、2ヶ月前のくみだね、まぁ慣れてくるよ!」
という事で、一旦休憩と水分補給をするのであった。
そのころ松本先輩は…
「あれ?主将!ふわ知りません?」
「あー、あかりと外周行ったよ。」
「えー!私聞いてないんだけど!」
「なになに、浮気されたの?」
「後であかりに問いただすわ!」
「お手柔らかにしてあげなよー」
という事で、この後私は松本先輩に尋問されるのであった。
めでたくない、めでたくない…
読んでくれてる人が徐々にですが、増えてきてます!ありがとうございます!
この小説を書き始めて3ヶ月ですが、まだまだ至らぬ所も多いですが、これからもよろしくお願いします!
それではここまで読んで頂きありがとうございました次回更新もお楽しみに!




