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第百十四話 プレゼント選び (前編)

お待たせしました。


それでは本編をどうぞ!

日曜日になりました。

私より早起きのさくらはもう着替えて準備万端だ。

「あっ!お姉ちゃんおはよー早くお店行こう!」

そう、今日はさくらと買い物なのだ。父の日のプレゼントを買いに。


遡る事3日前

「お姉ちゃん、来週の日曜日父の日だけどさー…」

「あーもうすぐだね、お小遣い的には余裕あるし、今年はお世話になりっぱなしだから少し良い物買おうかなー…さくらは何買うの?」

「私はね、ネクタイ買おうと思ってるんだけどね、その…お小遣いが…」

「足りないのね、」

さくらは何も言わず頷いた。

「母さんに相談した?」

「ううん…この前お姉ちゃんの誕生日に合算で出して貰ったから流石に頼めないよ…」

「うーん…そうかーネクタイっていくらくらいなの?」

「2500円…」

「全然足りないよね、さくらのお小遣いじゃ…」

私の言葉で落ち込んでしまった。

「さくらは残りいくら持ってるの?」

「680円…」

(うーん…私が少し出してあげてもいいけどねーそれだとさくらは嫌がるかもだし…どうしたもんかなー…)

「あっ!じゃあこうしようか、さくら?」

なので、私はさくらに提案してみた。

「私の家庭教師になってくれない?」

「えっ?どういう事?」

「そのままだよ!私の宿題を見て貰えばいいのよ一回600円!今日も宿題出てるから今日から見てくれる?それならギリギリ足りないくらいだから母さんも看破してくれるだろうし、良いでしょ?」

「良いのかな?そんな事して…」

「いいのよ!私も宿題見てもらえればありがたいもの!」

という事でさくらの今の所持金は2480円、そこから母さんが消費税と足りない分を出すという救済措置で今は3000円持っている。


私は軽く朝食を摂った後、直ぐに着替えてさくらの所へ行く。

「さくら!準備出来たよー行こう!」

「うん!じゃあお義母さんありがとー行ってきます!」

「じゃあ母さん行ってくるよー」

「はーい、2人とも車に気をつけるんだよー」

「「はーい!」」

そうして私たちは買い物へいくのであった。


私たちが来たのはショッピングモールだ。前にも一度デートできた場所だ。

「ねぇ、お姉ちゃんは何を買うの?」

「私はね、そこそこお金があるから財布買おうと思うの。お父さんの財布結構ボロボロだからね、そこら辺見てみる。さくらはネクタイにするって言ってたけどもう買う物も決まってるのよね?」

「うん。後は売り切れになってないかだけだね!」

「じゃあ、さくらから買いに行こうか!私のは長くなるだろうし、」

「えっ?いいよ!1人で行けるからお姉ちゃんはプレゼント選んでて!」

「でも、迷子になると困るから、一緒に行こう。」

「うーん…確かに、ここのショッピングモール広いもんね、じゃあこっちだから付いて来て!」

さくらが私の手を取って走っていく。

(本当に元気になったなー…)

4月に再会してから約2ヶ月ここまで元気になってくれて本当に良かったと私は感じていた。

「さくら、あんまり走ると危ないよ!ほらほらゆっくり行くよー」

「えー、売り切れちゃうよー」

「その時はまた考えてあげるから、ほら、ゆっくり行くよ!」

「はーい!」

さくらは少し落ち着いて歩き出した。まず行くのは紳士服売り場だ。

父の日のプレゼントというのは難しいですね、

母の日はカーネーション、父の日はバラだそうです。父の日のバラは提唱者の人が父の日に墓前にバラの花をお供えした事が由来だそうです。


それではここまで読んで頂きありがとうございました。

次回更新もお楽しみに!

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