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第百五話 代案

お待たせしました!


それでは本編をどうぞ!

シャワーを浴びて、お風呂掃除も終わったからお風呂を上がった。

お風呂から上がるとお義母さんはもう晩御飯の用意を終えていた。

「上がりました!お風呂は洗って栓もしてきたからいつでも入れられるよ!」

「あら!ありがとう!じゃあもう座ってていいわよ!今日は疲れてそうだしね、」

これは何かしら察してくれてるみたいだ…私はその言葉に甘えてソファに座って待つ事にした。テレビのチャンネルを回してみたけど、ニュース番組ばかりだった。見てみたけど…寂しいニュースや辛いニュースばかりだった…気が滅入りそうになったのでテレビを消した。すると、急に眠気が来た…うとうとしながらもなんとか起きてようとしていたのだが…ついに根負けして眠ってしまった…


「ただいまー」

「あっ、おかえりなさいついでに、さくらちゃんを起こしてあげて、寝てるみたいなの。」

「ついでって何?使い方おかしくない?まぁいいけど…」

「さくら起きて!晩御飯食べるよー」

「んー…あ…おかえりお姉ちゃん…」

「あれ?いい匂いがする。もうシャワー浴びたんだ。」

「うん、先に入った…汚れてたからね…」

寝ぼけながらもお姉ちゃんと話してる…まだ頭がはっきりしていないけど…

「あ、さくらちゃん起きた?それならお皿並べてくれる?あかりは着替えてらっしゃい。お父さんももうすぐ帰るだろうから今日はみんなで晩御飯にしましょう。」

「「はーい!」」

私たちは返事をすると行動開始した。

そして、私がお皿を並べている頃に、お義父さんも帰ってきた。

「ただいま」

「あっ、おかえりなさい!」

「あら、ナイスタイミングね!おかえりなさい。早く着替えてきてね、もう出来てるわよ!」

「うん、それじゃあ、」

という事でお義父さんも着替えに行った。入れ替わりでお姉ちゃんが戻ってきた。

あとはお義父さんを待つばかりだ。

「やー、お待たせ、それじゃあ食べようか。」

「「「「頂きます!」」」」


「それにしてもさくらがこの時間に昼寝なんて珍しいよね」

「本当ね、今日はよほど疲れたのかな?」

「うん、さっきまで自転車の乗る練習してたの!」

「え!自転車は?」

「れんちゃんが貸してくれたの!もうボロボロだから使っていいんだって、」

「さくら、自転車乗れなかったんだね。」

「今度何かお礼持って行きなさいね、」

「はーい!それでね、今週土曜日に隣町の森林公園まで行こうって話になってるんだけど…良い?」

「良いけど…」

「確かその日って…」

「雨だったよね…?」

「えっ?」

お母さんとお義父さんとお姉ちゃんが言いにくそうに言われた…

私は急いでテレビをつけて確認した。

『次に週間予報です。今週末からは天気がグズつくでしょう。そろそろ梅雨入りしそうですね。』

「降水確率80%…」

「まぁ、まだ自転車乗らないし、さくらの自転車もないからね、今回は見送りなさい…」

「うー…雨のバカー!」

私は叫ぶしか出来なかった。


晩御飯の後片付けをした後、再び天気予報を見ていたけど…

降水率80%、90%と雨は確実みたいだった…

「さくらちゃん楽しみなのはわかるけど降水量も30mmって結構降るみたいだから今回は諦めなさい。またチャンスはあるよ!」

「うー…はぁーしょうがないよね、じゃあ土曜日午後から友達呼んでもいい?」

「ええ、良いわよ!午後からは誰もいないから17時までなら大丈夫よ!」

「ありがとう!」

私はお義母さんにお礼を言いながら抱きついた。

「あはは…大袈裟ね!」

とりあえず代案が作れて安堵する私でした。

梅雨時期に約束して雨で予定が潰れるって事はよくあります。そんな時は仕方ないと諦めるしか無いのかなー?


ここまで読んで頂きありがとうございました

次回更新もお楽しみにー!

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