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第百四話 教え方いろいろ

お待たせしました。


それでは本編をどうぞ!

サドルを調整していざペダルを漕いでみる。

「スタンド立ててるから転ける事はないから安心して漕いでみぃー」

「めちゃくちゃ怖い…」

「大丈夫だよーハンドルを横に振ったり乱暴に扱わなければ大丈夫だよー」

私はぎこちなくペダルを漕いだ。


5分後…

「ぎこちなさは無くなってきたね、よし、それじゃあスタンドを上げて乗ってみようか!」

「えーと…本来補助輪を付けてからじゃないの…?」

「もう6年生なんだから!甘えた事は許さないのだ!」

「…もしかして、補助輪の付け方知らない…とか?」

「そ、そんな事ないよー…ねぇ、えり?」

「私は何も知らないから、れんちゃん頑張ってねー」

「あー!えりずるい!」

どうやら図星の様なので私は諦めるのであった。

「分かったよ、じゃあせめて後ろは持っててよ!怖いんだからね!」

「りょーかい!じゃあやってみよ!」

という事で練習再開です。


「さくら、ハンドル右に!このまま真っ直ぐだと壁にぶつかる!」

「う、うん!」

私はハンドルを右に切った。

「わぁ!切りすぎー!」

がしゃーん!

私は思い切り転けてしまった。

「もう!さくら切り方雑!」

「無茶だよー初めてなんだよー」

「れんちゃん、そこはもう少し教えないと難しいよー初めて乗るんだからさー」

「うーん…じゃあ私が乗るから見てて!」

「分かった。」

私はえりちゃんの横に座って見る事にした。


「じゃあ行くよー」

サドルを調整していたれんちゃんが手を挙げて合図をしてくれた。私も手を挙げて合図を出した。見ててって言われたのに見てなかったら本末転倒だからね、

「なるほど。確かにさっきのは切りすぎたなー…」

「そんなに切る必要はないんだよねー軽く切ればいいからね、まあ慣れれば簡単だよ!」

「じゃあ、さくら!やってみようか!」

「うん!やってみる。」

私はれんちゃんの所へ走って行った。

再びサドルを戻していざ練習再開!


「うん、いいよーさくら!」

「流石さくらちゃんだねー飲み込みが早い!」

「そうかなー?」

二人が褒めてくれるので私は照れていた。今日は約1時間練習していた、進歩したのは分かるけど、私はただ教えて貰ってただけなので褒めて貰うほどなのか分からなかった。

「二人とも今日はありがとう!明日もよろしくお願いします。」

「うん!任せて!」

「明日の方が怪我しそうだから私もしっかり準備してくるよ!」

「えっ?明日の方が怪我しちゃうの!」

「当たり前でしょ!今日は私が支えてたけど明日は支えなしだよ!」

「えっ?ほんと?早くない?」

「早くないよー私は2日で乗れたからね!」

「私も2日練習して乗れたよ!」

「えっ?二人とも凄い…」

「私たちの話だからね!それに練習量はさくらの方が圧倒的に少ないからね!それに…早く慣れてもらわないと土曜日に一緒に遊びに行けないからね!」

「あ…ありがとう…」

嬉しすぎて泣きそうになったけど堪えて笑ってみせた。私もなかなか演技力あるかも…

「さくらちゃん泣いてない?」

「な〜に?嬉し泣き?」

…前言撤回、私は大根役者の様です…

「それじゃあ帰ろうか!」

れんちゃんからお開きの言葉が出たので、私たちは頷いた。帰り道は二人に送って貰った。この前みたいに何かあったら困るという事なので…

「じゃあねーまた明日!」

「「また明日‼︎」」

そうして二人とも帰って行った。


「ただいまー」

「おかえりなさい!」

家に入るとお義母さんが帰ってきていた。

キッチンの方から声がしたので私はキッチンの方へ行った。

「ただいま!今日は早かったんだね!」

「ええ!って、さくらちゃんめっちゃくちゃ汚れてるじゃん!早くお風呂入ってきなさい!あーお風呂まだだった!とりあえずシャワー浴びてきて、ついでにお風呂も洗って来てくれ?と助かるんだけど。」

「分かった!じゃあシャワー浴びてきまーす!」

そう言って私はお風呂へ向かうのであった。

とりあえず書いていて今思ってるのはさくらが中学生になっても、書き続けるか迷ってます。さくらが卒業したら終わりにするか、そのまま中学生編に突入するか…悩んでます。まぁまだ先の話ですけどね、百話やってまだ2ヶ月しか進んでないから当分先の話になりそう。

現在の本編の時系列は6月の第2週くらいです。


それではここまで読んで頂きありがとうございました!

次回更新もお楽しみに!

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