テイマー
「はあ、なんとか勝てたな」
「ああ、ありがとなカゼラ」
「いえいえ」
そういえば、戦利品はどうなったんだろう、と思いアイテムを確認すると、
「おお、いろいろあるなー、、、ん?なんだこれ」
そう言って、取り出してみると、、、
「タマゴ?」
「カゼラ、それ、、、竜のタマゴじゃないか?」
「多分、、、」
「ま、そんなことよりお兄ちゃん、飯食いにいこうよ」
「お前はまずカゼラに謝れ」
「な、何でだよ」
「いや、俺は好きでやっただけだし、良いよ。またな!」
そう言って、その場を離れる。
(お礼とか苦手なんだよな、、、)
-王都-
「さてと、これどうすっかなー?」
タマゴを持って、ギルド(家)に向かう。
「とりあえず温めたら良いのか?」
部屋に着くと、ベッドにタマゴを置く。
「さてと、、、戦利品をもう一回確認しないとな」
-数十分後-
ミシミシ、、、
「お?」
パリン、、、という効果音とともに、何かが出てくる。
「おうおうおう?」
出てきたのは、、、
「なー」
子竜だった。瞳は青、体は赤
「か、可愛い、、、」
そう言って、撫でてやると、
「なー♪///」
な、なんだこの生き物は、、、可愛すぎるぞ
「よしよし~」
あ、そうだ、、、
「名前は、、、」
「?」
「うーん、朱雀、、、は、どうかな?」
「なー!」
目を閉じて笑った。くそ可愛い。
「なら、朱雀よろしく!」
「なー!」
こうして俺にペットが出来た。すると、ピコン!と、メッセージが出てくる。
「なになに?スキル『テイマー』を獲得?」
テイマーか、、、て、事は
「他のモンスターも手懐けられるって事か、、、」
よし、早速、、、
「行くぜ!」
「なー!!」
おお、相棒よ、、、俺の言葉に反応してくれるか、、、こういうのって良いよな~
-フィールド-
「とりあえずそこらの、、、あの牛型モンスターで良いかな?」
テイムする方法は二つ、弱らせてテイムするか、餌などでテイムするか、、、
「まあ、弱らせてで良いかな?ツインショット!」
よしよし、ダメージ入ったな。
「テイム!!」
そう言って、牛に手を置く。、、、すると、
「モー、、、」
「お?成功か?」
と、思った瞬間、
「モー!!!!」
「うわっ!危ねぇ!!」
牛が攻撃してきた。
「くそっ、失敗か、、、もういい!ツインショット!」
そして、牛が倒れる。
「はあ、低層の方行くか、、、」
ちなみに、このゲームは層があって、今は第4層まである。ここは第4層だ。
-第一層-
「流石に低すぎたか?」
まあ、良いか、、、お、とりあえず
「あのスライムに、、、って、攻撃したら死にそうだなあいつ、、、」
デコぴんなら大丈夫、、、かな?
「、、、」
一応耐えたみたいだ。すると、ピコン!
「ん?スキル『みねうち』を獲得、、、ラッキーちょうど良いや、とりあえず、、、テイム!」
「、、、」
ど、どうだ?
「、、、」ちょこちょこ、、、
ご、ごくり、、、
「、、、」スリスリ
俺の足にスリスリしてくる。ってことは、、、
「テイム成功!!」
ってか意外と可愛いぞ?
「とりあえずこの二人?二匹?レベルあげさせるか、、、」
-数時間後-
「おお、二匹ともレベル18、、、良いねぇ」
ちなみに、今は第3層にいる。
「このまま第4層行くのもいいけど、ちょっと第3層ボス倒して行くか、、、
「というわけで来たが、、、」
ボスは、、、来た!
「よし、行くぞ二匹とも!」
そう言って、石を掲げる(テイムしたモンスターは石に収める事が出来る。
「なー!!」
「、、、」
-数分後-
「ふう、終わったー、いやー朱雀の火炎に、雲雀のダメージカバー、、、強かったー」
朱雀が火炎で攻撃、雲雀がダメージカバーでボスのダメージを吸収、そしてカウンター。この二匹、、、強い!(確信)
「さてと、第4層行きますか、、、」
そう言った時、ピコン!と、メッセージが出てきた。
「ん?朱雀、スキル『火炎剣』雲雀スキル『氷水剣』を獲得。そして、レベル20に到達したため進化が始まります。、、、え?」
「なー?」
「、、、?」
二匹の体が光だした。そして、光が消えると、、、
「ああ、姿は変わんないのね」
「いえ、変わりますよ。ご主人様」
「ふーん、、、じゃあ見せてくれ、、、って、はあ!?」
す、朱雀がしゃべった!?
「それでは、」
すると、また、朱雀の体が光だすすると、
「お前、、、朱雀なのか?」
「はい」
美少女が立っていた。そして、それは朱雀らしい。ってことは、、、
「ま、まさかお前も?」
「、、、」
「お前はそのままなんだ、、、」
「シャベレルヨウニナッタヨ」
「うわっ!ビックリした!」
ってか、片言かよ。
「ア、アトテレパシーモツカエルヨウニナッタヨ」
「そ、そうか、、、それは便利だな」
そういえば、
「お前達が手に入れたスキルってどんな感じ?」
「えっと、こんな感じです」
すると、朱雀の手から炎の剣が出てきた。
「おお、かっけぇー」
「そ、そうですか?」//
「おう、てかなんか顔赤くない?」
「ほ、炎のせいです!」
「そ、そうか、、、じゃあ雲雀のは?」
「トウ!」
すると、雲雀自身が剣になった。
「おお、てかこれ触って凍ったりしないだろうな?」
「ゴシュジンニハコノケンノコウカハキカナイヨ」
「コノケンデサンワリケズッタラテキガコオル」
「ほお、そらまた使えそうな、、、」
「わ、私の剣も、ちゃんと効果があります!」
「ほう、どんな感じ?」
「この剣で三割削ったら相手に火傷が入ります」
「なるほど、、、」
結構使えるな、、、
「お前達、凄いよ」
そう言って、撫でてやる
「、、、」
「へへ~」///
さてと、帰って皆に見せるか、、、
「よし、戻ってくれ」
二人を石に収める
-ギルド-
「おおーカゼラ、おかえり。ちょうど良いところに来た」
「え?」
帰って早々アラキがそう言ってきた。
「紹介するね。新メンバーのアイラちゃん」
「よろしくです」
「ああ、よろしく」
見た感じは大盾使いらしい。
「で、カゼラもなんかあったみたいだな」
「え?なんで?」
「顔が自慢したそうな顔してる」
「え、マジ!?」
アナに言われて顔を真顔にしようとする。
「まあ、とりあえずそのなにかを話してくれ」
「え、ああ。話すというより、見せるになるが、、、二人とも!」
そう言って、石を掲げる。
「おお、それは、、、」
「ふふ、俺はテイマーになったのだ」
「えっと、竜とスライム?スライムは分かるけど、竜はどうやって、、、?」
「また、話すよ。それより、、、」
「?」
二人に目配せすると、
「コンニチハ、スライムノヒバリダヨ」
「よっと、、、初めまして朱雀です」
朱雀は人間になって話す。ちなみに、人間になっても朱雀の頭には角が生えている
「おおー」
「しゃべれるのか」
「よろしくね」
皆、驚いてくれたようだ、、、満足満足
ヤバイ、、、何がヤバイって?ネタ切れ。ちょっと待ってね!全力で考えるから!だからみすてないでー!!!