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難易度MAX

とある方に設定しっかりしろと言われましたが、、、無理!気付いたら、小説出来ちゃってる感じだから!テヘペロ!

 はぁ、パーティにスキルがばれてしまった、、、どうすっかなー?ま、起きてしまったことはしょうがない。

「ん?なんだこれ?」

 道に紙が落ちていた。拾い上げると、

「えーと、『如月山で狩りを行う。一人でも大丈夫だから、お兄ちゃんは待ってて』、、、如月山といえば、竜の巣穴があるとこだよな」

 絶対大丈夫じゃないだろ、、、と、

思ったとき、

-クエスト発生、如月山で少女と共に竜を倒せ!-

「NPC の落とし物かよ!?っと、なになに?少女が倒れたらクエスト失敗になります!?さらに、難易度MAX 、、、レベル22の俺にどうしろと!?」

 ネッ友に、れんら、、、

「データ変えたんだったー!」

 不味いぞ、

「と、とにかく如月山に行くか、、、」

 とりあえず如月山に向かう。

      -如月山-


「はあはあ、着いた、、、」

 さて、少女は、、、いた!

「ちょっと、君良いかな?」

「ん?誰?お兄さん」

「えっと、カゼラって者なんだが、この山は危ないよ?」

「なんで?」

「なんで?って、竜がいるんだよ?」

「あたしが倒すもん」

 こ、この子竜の恐ろしさを知らないのか、、、

「もう、何人も死者が出てるんだよ?」

「ふん!大丈夫だもん!」

 くそ、頑固親父ならぬ頑固幼女め!てか、本当に、少女というか、幼女に近いんだが、、、と、考えていると、

「とりゃああ!!」

「ぐはっ!?何しやがる!?」

 おもいっきり背中を蹴られる。幸ダメージは入らなかったが、、、

「なんか、馬鹿にされた気がしたから」

「いや、してないしてない、幼女っぽいなと、思っただけで馬鹿になんk」

 ドゴ!!、、、蹴られた

「まあ、心配なら、ついて来たら?」

「なんで上から目線なんだよ!」

 まぁ、なんやかんやあって、山頂付近まで来た。結構モンスターもいたが、この幼女、、、もとい、この少女、意外と強かった。

(さすがに竜には匹敵しなさそうだが)

「なぁ、何で如月山に来たんだ?」

「うん?山頂にお宝があるって聞いてね」

 なるほど、NPC でもお宝には目が眩むのか、、、

「さて、着いたが、、、これか、竜の巣穴ってのは、、、」

 竜の巣穴は、穴というより、デカイ窪みだった。このサイズの窪みってなかなかだぞ

「見ろ!お宝だ!!」

「え?」

 少女が指を指したところを見ると、金銀財宝があった。

「ここに来たプレイヤーのドロップ品か?」

 あれ?でも、

「いないな、竜、、、」

「ああ」

 すると、俺達の上を何かが通った。

「ま、まさか、、、」

「そのまさかみたいだね」

 上を見上げると、真っ黒な竜が空を飛んでいた。

「ばれてないかな?」

「さあ?、、、とにかくめぼしい物だけ取って、帰ろう!」

「おい、待て!こういうのは、巣穴に、入ったとたん、竜が襲いかかってくるのがお決まりだ、って、話聞きやがれロリ幼女!」

「それ、どっちも同じ意味だ!ってか、あとで覚えてろよ!」

 そう言って、巣穴に少女、、、もう、幼女で良いな、が足を踏み入れた瞬間、

「ぐおおおおお!!!!!!」

「な、なんだ!?」

 竜が幼女めがけて飛んでくる

「ほら、言わんこっちゃねぇ!、、、くそっ、『高速移動』!!」

 スキル高速移動を使い、幼女を巣穴から、引き出す。と、さっきいたところに、竜が突進した。

「あ、危ねぇ、」

「すまんお兄さん」

「くそっ!こんなん、逃げてもすぐ、追いつかれそうだな、、、」

 ちなみに、高速移動は使ってから30秒間をあけないと使えない。40秒間ずっと、高速移動状態には、出来るが、

「でも、まぁ難易度MAX ってことは逃げきれないって事、、、つまり、」

 この竜は高速移動を持っているもしくは、それに匹敵する、またはそれ以上のスキルを持っている可能性が高い。

「どうするよ、これ、、、」

 すると、竜がブレスを吐き出す。

「矢結界!」

 と、結界を張るが、ミシミシ、、、

「お、おい嘘だろ?」

 パリン!と、結界を破ってくる。

「「うわっ!!」」

 二人のHPが一瞬で黄色になる。

「おい、おい結界でダメージ軽減されてるだろ、、、」

 まともに受けたら即死ということもあり得る。

「どうする?お兄さん?」

「いや、どうすると言われましても、、、」

 全く手の打ちようがありません!とりあえず、

「ツインショット!」

 ツインショットを撃つが、

「おい、おいHPがろくに減ってないんだが!?」

 いやいや、まぁレベル22だったらこんなもんか。

「全然効いてないじゃんかよ!」

「んなこと言われても!」

 と、言い争ってると、竜がまたブレスを吐いてくる。

「高速移動」

 なんとかブレスをかわす

「あたし勝てる気がしないんだが」

「全く持って同感だ」

 すると、今度は、竜が突進してきた。終わった、、、と、思った時、

「ヘドロショット!!」

 と、声がした。すると、竜に、紫色の魔法が当たる。

「ぐあああああ!!!!」

 あれ?効いてる?そして、俺達を救ってくれたのは、、、あのネッ友、ではなく、

「お兄ちゃん!」

 幼女の兄だった

「ふぅ、無事だったか。そちらの方は?

「あたしを守ってくれたんだ。アホラって人」

「カゼラだ!今、絶対わざと間違えたよな!!」

 そう言うと、舌を出して、べーっとしてくる。あのクソロリ幼女め!

「とにかく、貴方も無事で良かった」

「半分死にかけてますけどね」

「とにかく、俺はあの竜を相手します。妹を連れて逃げてください」

 な、なんてイケメンなんだ、、、全カゼラが泣いた。

「お兄ちゃん、あんなやつに勝てんのかよ!」

「分からん、、、」

「くっ、ならあたしも戦う。お兄ちゃんだけ死ぬのは嫌だからね」

「ミケ、、、」

 どうやら、幼女はミケと言うらしい

「まあ、戦うのは良いけど、元凶お前ってことお忘れなく」

「うるせー!お兄さんは黙ってろ!」

 まあ、戦うことにはなったが、どうしたもんかね、、、あっ、

「おい、そこのミケのお兄さん?」

「なんだ?」

「さっきの魔法って、毒の魔法?」

「そうだ、やつの弱点が毒属性だ」

「なるほど『毒矢』!」

そう言って、弓を構える。

「いくぞ!」

 ミケ兄の掛け声と友に、ミケとミケ兄が走り出す。俺は、二人が竜に到達する前に、矢を放つ。

「ぐおおおおお!!!!!!」

「命中!!」

 ミケ兄ほどではないが、ダメージは入った。そして、二人が竜の前で抜刀し、斬りかかる。

「おらあ!」

「はっ!!」

 竜のHPが削れていく。すると竜は息を大きく吸った。

「ブレスが来るぞ!!!!」

「!?」

「ぐおおおおお!!!!!!」

 竜がブレスを吐き出す。すると、

「『魔法壁』!」

 魔法で作った壁でガードする。

「すげー、俺の結界とは、強度違うとはいえ、全部防ぎきってる」

 そして、二人は、ブレスを吐き終わった竜に畳み掛ける。どうやら、竜はブレスをすぐには、使えないらしく、さらに、少し硬直が入るみたいだ。その隙に、二人は、剣を振るいまくる。

俺は、後ろから、毒矢を当てまくる。

「ぐあああああ!!!!」

「く、それでもまだ三分の一か、、、」

 それなら、

「『持続毒矢』」

 竜を状態異状にさせる。

「くっ、毒矢のスペックが、、、」

 だんだん矢が無くなってきた。あと20本、、、それから、二十本全部撃ちきった。

「くそ、もうちょいもって来れば良かった、、、」

 こうなったら、俺も近接で戦うしかないと思い、矢双を使い、竜を攻撃する。(矢を二本だけとっておいた)

「ぐおおおおお!!!!!!」

「はっ!?」

 今まで、竜は、爪だったり、して攻撃してきたが、尻尾を使い攻撃してきた。

「あ、危ねぇ」

 尻尾を紙一重でかわす。てか、しまった。HP回復させてから突撃すれば良かった。と、今更後悔。すると、

「ぐおおおおお!!!!!!」

「ブレスが来る!」

 ミケ兄のところに駆け寄る

「魔法壁」

 その間に俺は、ミケに二人分のポーションを渡し、自分用を飲む。

「く、魔法壁は使えてあと6回が限界だ」

「ちっ、6回使い終わるまでに倒さないと、、、」

 そう言って、今度は、矢双を使わずに弓を構える。さっき、ブレスを少し回収して、矢につけたら『竜の矢』というのが、手に入った。なお、これは弓を使わないといけないらしい。

「とりあえず、一発!」

 パシュッ!と、矢を放つ。竜に当たると、

「ぐあああああああ!!!!」

 HPが、半分をきった。

「つっよ!なんだこれ!?」

 まあ、あと一本しかないが、、、

「よし、畳み掛けるぞ!」

 ミケ兄の掛け声と共にまた二人が飛び出す。

「ち、あと一本か、、、矢弓!!」

 そう言って、飛び出そうとすると、ピコン!と、音がなった。

「スキル『無限矢』を手に入れた、、、よし、これにブレスをつけ、、、れない、さすがにそれは強すぎるか、」

 ちなみに、無限矢を使うと弓の耐久値が一気に減るらしいが、

「さっき、取り入れたばかりの弓なんでね」

 そう言って、矢を放つ。俺の攻撃がうざかったのか、竜が俺に集中し、ブレスを吐いてきた。

「高速移動!」

 て、なんかブレスの種類変わってるんですけど!?範囲攻撃から、細長い

、まるで火炎放射みたいになってるんですけど!?まあ、高速移動でかわしていく。そして、高速移動を使いながら、弓矢を使う。

「高速移動しながらって、めっちゃむずい!」

 なんとか矢を当てていく。あれ?俺今、ひょっとしてめっちゃかっこよくない?高速移動しながら弓撃ってるんだよ?え?俺めっちゃかっこいi

「うわっ!!」

 高速移動の効き目がきれて転倒する。

「やっぱださかったわ」

 って、やばいブレスが!?

「魔法壁!」

「ナイスカバー!」

 が、ミシミシ、、、パリン!魔法壁が破れる。

「ぐはっ!」

 HPを三割持っていかれる。ブレスの種類が変わり、威力も上がったらしい。しかし、硬直時間も長くなったようだ。俺達が立て続けに攻撃する。やっと、敵のHPが一割をきる。すると、また俺を狙い、ブレスを吐いてくる。

「ぎゃあ!」

 とっさに、ジャンプしたが、ブレスをジャンプでかわせることもなく、ヤバイ!?と、思ったら急に高く飛んだ。

「へ?」

 ピコン!と、音が鳴りメッセージが出てくる。 

「えっと、スキル『飛翔レベル1を獲得30秒間飛ぶ事が出来る』ナイスタイミング!」

 それから、ずっと、ちまちま攻撃して、やっと竜が倒れた。

「か、勝った、、、」

 俺達三人とも、激闘のあとで喜ぶことも出来なかった。






 


一応長めかな?

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