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仮面騎士マスクライダー  作者: マスクライダー
2/2

二話

少し人物描写が入れ替わるのが多いかもです、見づらいようだったら変えますので意見等をください。

「ここが今日、強襲する研究施設か……なるべく殺さないようにしないと」


深夜零時近く……私、月夜山桜はビルの上を飛び回り目的の研究施設近くのビルの上で立っていた、研究施設の配置を見る限り正面入り口には装甲車が数台立ち並んでいて更に警備員の持ってる武装も日本では見かけないようなものがたくさんあった。


「待たせたな、マスクライダー……」


「すまない、遅れた」


研究施設を身体強化した視力で見つめていると私の後ろに二人の同僚、ボマーとライトニングが合流してきた。


「ボマー、それにライトニング……貴方達が今回のチームメイトってことでいいのね?」


「そういうことで構わないぜ」


「じゃあ行こうか、奴らの能力開発研究を台無しにしてやろうぜ‼︎‼︎」


私はボマー、ライトニングとそう会話すると私はそのまま二人と共に飛び降りた、組織の計画を潰すことは私たちのような被害者を生まない為でもある、ごめんなさい……私たちはあなた方の研究を台無しにします。


「じゃあ、手筈通りに……」


「おう!暴れてやるぜ!」


「任された」


私たちは敷地内に音を立てずに着地すると二人にそう言って走り出す、私のターゲットは人造生命体を作り上げだ生物学者結希檸檬教授だ、どこにいる?結希檸檬‼︎‼︎







「さて、派手に暴れてやるか‼︎‼︎」


俺、ボマーはライトニングとマスクライダーと別れて俺は敵の雑魚や何人かの能力者護衛を引きつけてるために奴らの監視を掻い潜りながら装甲車の一つ一つに触りそれらを爆弾に変える、簡単に言うと陽動だな。


「さて、正面に写ってるのはこれで全部かな〜?」


俺の能力は【触れた無機物を任意で爆弾に変える能力】だ、触れたモノの範囲や数を俺の意思で調整することができる、無機物しかできないがそんなもんは欠点には入らない、服とか時計とか掴めば終わるからな、だが死体を処分することができないのは少し欠点なんだよな、一応あれは死体になったとはいえ暫く生きてる状態だからな……


「弾けろ!」


そんなことを考えてるうちに全ての車両に触り終えたので俺はある程度距離を取ってから爆弾を爆破させる信号送り装甲車を一台一台爆破する、周りにいた警備員共は敵襲だ!敵襲だ!と騒ぎながら正面入り口に集まっていく、ここは敵の拠点の一つか疑いたくなる、奴らなら能力者センサー持ちでも仕込んでここらでバレてもおかしくないんだけどなぁ……


「なるほど、お前が犯人か……爆弾魔!」


「お?おいでなすたっか……あんた、人造生命体だな」


そんなことを考えていると物陰の後ろから気配を感じて振り返ると突然そう言われたのでそう返す、すると奴は高笑いした後にこう名乗った。


「我が名はB-18!貴様を我が炎で焼き尽くしてやる!」


「そうかい、じゃあな!」


「は?何を言って……」


突然、目の前で爆発がおこりB-18と名乗った人造生命体は上半身半分だけ残して死亡する。


「ヒッヒッヒ、悪いな……真正面から戦うほど俺は正統派じゃないんだぜ?あばよ!」


俺はすでに動かなくなった死体にそう言うとその場を駆け出して離れる、さてどうやらここの警備員どもは戦っているみたいだな陽動は上手く行ったみたいだな、あとはライトニングの旦那に頼むとするか……俺はとりあえず予備要員でもあるから待機っと。







「ぬうん‼︎‼︎」


「ぐわぁ⁉︎」


「うご⁉︎」


俺、ライトニングはマスクとボマーから離れた後、定位置で待機しボマーからの合図が起きたので俺は正面から雷を手から放ち警備員たちを気絶させたり出てきた車両を行動不能にしていく。


「くそ!HQ!HQ!だめだ!繋がらねぇ‼︎‼︎」


「この辺り一帯の電気が落ちてる、研究施設は予備電源になるのは自動だからな、このことに気がついてない奴も多いんだろうよ‼︎おい!人造生命体はまだか⁉︎」


「こ、こっちにも電撃が⁉︎うわぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎‼︎」


そして俺はこの辺り一帯を電撃で一層すると後ろからサイレンの音が鳴り響く、そして中から警察官が沢山出てくる。


「動くな‼︎そこのへんなスーツを着た奴‼︎」


俺はその場で手を上げる、それを見た警察官たちは敵意が無いと思っったのか手錠を持ってこちらに近づいてくる。


「シュート」


だが、俺は捕まる訳にはいかないから警察官のいる一帯を電撃で吹き飛ばす、怪我人が出ないようにしたから無事であることは分かる。


「襲撃者か……我が相手になろう!我が名はB-08!我が炎で焼き尽くそう‼︎」


「そうか、なら痺れていろ‼︎‼︎シュート‼︎‼︎」


そして俺は人造生命体と戦うことになる、彼の動きは素早く手から炎を放ち俺のことを攻撃してくる、厄介な相手だが何度も戦った相手だ。


「ふん、甘く見るなよ‼︎‼︎サンダーシュート‼︎‼︎」


俺は少しだけ撃ち合いをした後、相手の動きを冷静に分析してぶちのめした、警備隊はなおも抵抗したが全員気絶させて俺は研究施設へと入る。


「おい、ここからは立ち入り禁止だ」


だが入り口付近に白衣を着てネームプレートをつけた黒い髪にルビーのような綺麗な赤い目をした少年が立ち塞がる、それを見た俺は奴から何か不気味なものを感じていた。


「お前……人造生命体か?」


「……そうだ、俺はお前らがいう人造生命体だ」


「そうか、遠慮はいらないな‼︎シュート‼︎‼︎」


俺は迷わずに先制攻撃を仕掛けて黙らせようと仕掛ける、だが……


「ば、バカな……手から電撃⁉︎」


その一撃は奴が前に手を目の前で掲げて防いだ、その手からは守るように電気のバリアが展開されており俺はかなり驚いていた。


「なるほどこうやって放つのか参考になったよ、電撃使い……ショット」


「がッッがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎‼︎‼︎」


そして奴は俺に向けて手を向けてそのまま銃の型にして電撃攻撃を仕掛ける、その威力電撃に耐性があるはず俺が悶え苦しむぐらいで奴はそれを数十発撃って来た。


「む?」


「大丈夫か!ライトニングの旦那‼︎」


「ぼ、ボマー……」


その時だった突然、奴の足元が爆発して上からひとりの男が降りてきた、そいつはボマーだった。


「大分ボロボロだが、立てるか?」


「なんとかな、ここから一旦引くぞ」


「オーケー」


ボマーは心配そうにそう尋ねると俺はこう返して立ち上がりその場から離れる、奴と戦うには力不足だ早くこの場から離れることの方が大事だ、こうして俺とボマーは離れた、その際に追われるかと思ったが追われることは無かった。







「母さん、追い返したから戻るね」


「流石ね、でも追わなくていいの?」


「ああ、そこのところは大丈夫だよ……早くご飯食べたいしね」


「ふふ、ありがとう!腕によりをかけて作るからね」


「はーい」


俺、ゼロは侵入者二人を追い払らった後、スマホを取り出してお母さんに連絡して部屋に帰るべく歩く侵入者の狙いは多分、母さんだからなるべく離れないようにしないといけない。


「ただいま」


「お帰り、ゼロ」


「メディカルカプセル、借りるね」


俺は部屋に帰ると母さん、結城檸檬にそう言ってメディカルカプセルに入り簡単な身体検査を受ける。


「ふふ、はいできたわ」


「ありがとう、母さん」


検査を終えカプセルから出ると僕は母さんとご飯を食べる、多分……今日がここで食べる最後の夜な気がする、何故なら侵入者が来たからだ、ここはもう安全ではない……母さんが危険になると組織は引っ越すことを繰り返す、重大性が分かってるみたいで安心する。


「ゼロ?どうしたの?」


「なんでもないよ、それよりも今日は美味しいや」


母さんは僕に外の世界を見せたがっていたけれど別に僕は外の世界なんて知らなくていいし興味はない、俺が知りたいのは……貴方を守れる方法だ。


「そう、それなら作り甲斐があるわね〜」


「ふふ、うん?」


俺はふと外で人の気配を感じる、食事中に無粋な奴だなと思い立ち上がって追い返そうとしたが……


「大丈夫よ、ゼロ……入りなさい」


母さんはそう言って扉の前に立っていた人物を引き入れる。


「……貴女が結城檸檬教授で間違いない?」


その人物は扉をこじ開けて中に入る……身体能力の強化か?それにしては綺麗に開いたな……


「そうよ、何用かしら?マスクライダー?」


母さんはその人のことをマスクライダーと言った、マスクライダー……確か組織の中で危険視されてるほどの強さを持った強敵だったな。


「貴女を殺しに来た、それ以外に何があると?」


マスクライダーはそう言うとそのまま地面を蹴りそのまま母さんの顔面に向けて蹴りを放つ。


「そう、残念ね……貴女に私の"息子"は倒せるかしら?」


「なっ……」


そこからの俺の行動は早かった素早く席を立ち上がりその蹴りを足首を掴んで防ぐ。


「行くぞ……女‼︎‼︎」


そしてそう言うとそのまま投げ飛ばして部屋の外に向かって投げ壁を壊して向かい側の部屋へと叩き込んだ。


「甘く見ないで?」


「はっ⁉︎」


だが、その直後にそう聞こえてくると同時に鳩尾に一発強烈なパンチが飛んできた、それを喰らった俺は膝をついて相手を見据える。。


「なるほど、身体強化か……体をゴムにして衝撃を抑えそしてそのまま反撃の一撃をかましてくるとはな」


「はぁ!」


そして彼女は体勢を立て直したのかそのまま俺の顔面に飛び蹴りを入れてくる。


「だけど、"覚えた"」


その一撃は的確に俺の顔面を捉えており確実に粉砕されてもおかしくないほどに強かった。


「なっ……なんで?」


だが彼女から驚愕な声が上がる、なぜならその一撃が通用していなかったからだ、そして彼女はそのまま地面を蹴る勢いで距離を取るとそう尋ねてくる。


「何って決まってるだろう?俺が母さんの最高傑作だからだ」


俺は母さんに生み出された最強にして最初の人造生命体、二人しかいないWシリーズの一つ、始まりの意味を持つ数字ゼロの名を持つものW-01だからだ。


「さぁ、続きをしようか……マスクライダー、母さんを殺そうとしたお前を俺は許さない」


そう言って俺は地面を駆ける、その先にいる母さんの敵に向かって……


感想、アドバイス、よろしくおねがいします。

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